コウテイ 使い方ガイド

スマホで工程表を確認する

現場に立ったまま最新の工程を確認し、その場で進捗を入れられれば、事務所に戻ってからの転記作業はなくなります。この記事では、スマホで工程表を開くための準備、共有リンクの配り方、狭い画面での見方、指でのバー操作、電波が弱い現場への備えまでを、現場監督と職人が今日から実行できる手順としてまとめました。無理なく運用に乗せるための週次の回し方も紹介します。

#スマホ 工程表#モバイル 現場#現場確認

1. インストール不要 — ブラウザだけでスマホ工程表を開く

コウテイはWebアプリなので、iPhoneのSafariでもAndroidのChromeでも、URLを開くだけでスマホに工程表が表示されます。アプリストアからのインストールや、職人さん一人ひとりへのアカウント配布は必要ありません。ただし先に決めておきたい前提がひとつあります。ログインせずに作った工程表はその端末のブラウザ内に保存されるため、事務所のパソコンで作ったものがスマホには自動で現れません。同じ工程表をスマホでも開くには、ログインして複数端末同期を使うか、次に説明する共有リンクを配るかの二通りがあり、どちらで運用するかを最初に決めておくと迷いません。

2. 共有リンクを発行してホーム画面に追加する

工程表の画面から共有リンクを発行すると専用のURLが作られ、それを開いた人は閲覧専用で最新の工程表を見られます。発行は有料プランの機能ですが、受け取る側は登録も費用も不要で、LINEやメールで送ればそのまま開きます。社外に渡すリンクにはパスワードを設定でき、有効期限も既定の90日から1日〜365日の範囲で選べます。受け取った側がSafariやChromeの共有メニューから「ホーム画面に追加」を選んでおくと、アイコンをタップするだけで開けるようになります。毎朝の現場確認でブックマークを探す手間が消えるだけでも、定着の度合いはかなり変わります。

3. 現場での見方 — 工程名は左に固定、日付は横スクロール

スマホは画面の横幅が狭いため、工程表は左右にスクロールして日付を追う形になります。コウテイでは工程名の列が画面の左端に固定されるので、右へスクロールしても今どの工程のバーを見ているかを見失いません。縦持ちだと一度に見える日数が十日前後に限られるので、週の並びを俯瞰したいときは端末を横向きにするのが基本です。工期全体を確かめたいときは、表示単位を日から週や月へ切り替えると一画面に収まります。本日を示す縦線を目印に、予定より左に取り残されているバーがないかを探すのが、現場確認でいちばん速い見方です。

コウテイで作成した工程表をA3横で印刷した例。左に工程名、上に日付と曜日が並び、土日は黄色・日曜と祝日は赤で色分けされ、各工程が横棒で表示されている
コウテイで作成した工程表のA3横印刷イメージ(土日・祝日は自動で色分け/長期工事は自動でページ分割)

4. 指でバーをドラッグして、その場で日程と進捗を直す

モバイルでも閲覧専用ではなく、指でバーをつまんで左右に動かせば日程を前後にずらせ、バーの端をドラッグすれば日数を伸縮できます。バーをタップして開く詳細では、進捗率のスライダー、担当する協力会社、備考をその場で入力できます。ただし現場で行うのは、進捗率の更新と一〜二日のズレ調整までにとどめるのが安全です。指はマウスより精度が低く、十工程を超える大きな組み替えはタッチ操作だと取り違えが起きます。順序や依存関係まで見直す再計画は事務所のパソコンで行い、現場のスマホは実績を入れる端末と役割を分けると、更新漏れも誤操作も減らせます。

5. 電波が弱い現場への備え — 出る前に開き、PDFを持って出る

工程表はサーバー上のデータを読み込んで表示するため、地下や鉄骨に囲まれた場所、山間部の現場では表示が重くなることがあります。現時点でオフライン編集には対応していないので、電波に不安がある現場では事務所を出る前に工程表を開いておき、通信が切れても画面が残っている状態にしておくと確実です。もう一段備えるなら、印刷/PDF機能でA3横のPDFを書き出し、端末に保存して持ち出す方法があります。工期が長く一枚に収まらない工程表は自動で複数ページに分割されるため、当月分のページだけを持って現場に入る、といった使い方もできます。

6. 紙とスマホの二刀流で運用に乗せる

モバイル運用が定着するかどうかは、機能よりも誰がいつ何を更新するかを決められるかで決まります。おすすめは、現場担当が金曜の夕方に当週の進捗率だけをスマホで更新し、事務所が土日に遅れの影響を確認して、月曜から修正後の工程で動くという週次のリズムです。現場事務所や仮囲いにはA3横で印刷した工程表を掲示し、日々の細かい変更はスマホで見るという紙とクラウドの併用から始めると、職人さんの抵抗感がほとんど出ません。まずは無料プランで使えるテンプレートから一現場分を作り、自分の端末で読めるかを確かめてから、共有と同期の運用へ広げると無理がありません。

❓ よくある質問

Q. スマホ用のアプリをインストールする必要はありますか?

いいえ。コウテイはWebアプリなので、iPhoneのSafariやAndroidのChromeでURLを開けばそのまま使えます。よく見る工程表は、共有リンクを開いた状態でブラウザの共有メニューから「ホーム画面に追加」しておくと、アイコンから直接開けます。

Q. パソコンで作った工程表がスマホに表示されません。

ログインしていない状態では、工程表がその端末のブラウザ内にだけ保存されるためです。スマホで同じ工程表を開くには、同じアカウントでログインして複数端末同期を使うか、共有リンクを発行してそのURLをスマホで開いてください。

Q. 職人や協力会社もアカウント登録が必要ですか?

閲覧だけなら不要です。共有リンクのURLを開けば、閲覧専用で最新の工程表を確認できます。社外に渡す場合はパスワードと有効期限を設定でき、工程を更新すれば同じURLに最新版が反映されるため、リンクの再発行も要りません。

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