最初に押さえたい5語
まず「工程表」「バーチャート工程表」「ガントチャート」の3語の関係を押さえてください。日本の建設業で工程表といえば通常はバーチャート形式を指し、これは欧米でいうガントチャートとほぼ同じものです。そのうえで、遅れの影響を判断するための「クリティカルパス」と、節目を示す「マイルストーン」を知っておくと、工程表の読み方が一段深くなります。この5語だけでも、協力会社や発注者との会話はかなり通じるようになります。
似ているが違う用語に注意
混同されやすい組み合わせがいくつかあります。「工期」は着工から完成までの期間全体を指し、個々の工程の期間ではありません。「先行工程」と「後続工程」は順序関係を表す相対的な呼び方で、ある工程は別の工程から見れば後続にもなります。「進捗率」は出来高(完成した量の割合)を指す場合と、経過日数の割合を指す場合があり、社内で定義を揃えていないと報告がかみ合いません。各語のページでは、こうした取り違えやすい点も明示しています。
工程表そのものを指す言葉
形式・種類・様式に関する用語
日程・順序に関する言葉
工期の組み立てと前後関係
進捗・管理に関する言葉
動き出したあとの管理で使う
工事・施工に関する言葉
実際の工事の中身を指す用語
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❓ よくある質問
Q. 工程表とガントチャートは違うものですか?
ほぼ同じものです。日本の建設業でいう工程表は通常バーチャート形式を指し、これは欧米でガントチャートと呼ばれる図とほぼ同じ考え方です。厳密には、ガントチャートが作業間の依存関係を重視するのに対し、日本のバーチャート工程表は現場掲示のしやすさを重視し、土日祝の色分けやA3印刷を前提とした様式が発達した点が異なります。
Q. クリティカルパスは必ず求める必要がありますか?
小規模な工事では必須ではありません。ただし工期に余裕がない工事や、複数業種が並行する工事では、どの工程が遅れると全体が延びるかを把握しておくと判断が速くなります。バーチャート工程表でも、先行工程の設定をしておけば影響範囲はおおむね追えます。
Q. 用語の使い方が会社や現場で違うのですが。
実際によくあります。とくに進捗率の定義(出来高か経過日数か)や、工程と作業の粒度の呼び分けは現場ごとに揺れます。この用語集は一般的な使われ方を示すものなので、社内やその現場での定義が優先されます。認識のずれが起きやすい語については、各ページでその旨を明記しています。
用語を実際の画面で確かめる
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