工程表 用語集

事業計画とは

事業計画とは、建築プロジェクト全体を対象に、目的・規模・資金・スケジュール・収支の見通しをまとめた計画のことです。企画から設計、施工、竣工・引渡し、その後の運用までを一つの流れとして描くもので、工事の工程表は事業計画に含まれる時間軸の部分にあたります。

事業計画とは(建築プロジェクト全体の計画)

事業計画とは、一つの建築プロジェクトを「何のために、どこに、どれくらいの規模で、いくらの資金で、いつまでに実現するか」という観点から総合的にまとめた計画です。対象は工事そのものにとどまらず、企画、用地や敷地条件の検討、資金調達、設計、各種申請、施工、竣工と引渡し、さらに完成後の運用や収支の見通しまで及びます。現場で日々使う工程表が「工事をどの順番で何日かけて進めるか」を示すのに対し、事業計画はその工事を含むプロジェクト全体の枠組みを示すものです。工程表は事業計画の一部であり、いわば時間軸を担当する部分にあたります。

事業計画の組み立て方と手順

事業計画は一般に、企画の整理から始まります。建物の用途と規模、事業の目的と与条件を固め、敷地や法規制の条件を確認したうえで、概算の工事費と資金計画、完成後の収支見通しを組み立てます。次に設計者や施工者の選定と契約、確認申請などの行政手続きの見込みを置き、企画から引渡しまでを大きな時間軸に並べたマスタースケジュールを作ります。ここで置く区切りが、着工・上棟・各種検査・引渡しといったマイルストーンです。作業を階層的に分解するWBSはこの段階から工事側へ橋渡しする役割を持ち、マスタースケジュールを工種単位まで細かくしたものが、現場で使う工程表になります。

工程表への落とし込みと現場での使い方

実務では、事業計画で決めた引渡し日から逆算して工事の工期を確定し、それを工程表に落とし込む流れが基本です。確認申請の許可見込みや資材の発注時期、出来高払いの区切りといった事業計画側の条件は、工程表の上ではマイルストーンや先行工程として表現されます。逆に現場で遅れが出たときは、その影響が引渡し日や資金繰りにどこまで波及するかを事業計画に戻して確認します。定例会議で工程表を見ながら進捗を確かめ、必要に応じて計画側を修正するという往復が実務の姿です。コウテイのようなクラウド型の工程表なら、更新した内容を関係者と同じ画面で共有しやすくなります。

事業計画を運用するときの注意点

気をつけたいのは、事業計画も工程表も作りっぱなしにしないことです。事業計画は着工前の想定で作られるため、確認申請や近隣調整、資材の調達状況など自社だけでは制御しきれない要因によって前提が動きます。前提が変わったら工程表を引き直し、工期や引渡し日への影響を早めに関係者へ共有することが欠かせません。また、工期と事業計画の期間を同じものとして扱わないことも大切です。工期は工事の着手から完了までを指すのに対し、事業計画は企画や設計、引渡し後の運用まで含む長い時間軸を扱います。天候による予備日など、余裕の置き方も計画段階で決めておくと安心です。

コウテイでの扱い

「事業計画」は、コウテイの工程表でそのまま作成・共有・A3印刷できます。ブラウザ完結・登録不要の無料プランあり。業種別テンプレートから数クリックで作成できます。

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❓ よくある質問

Q. 事業計画と工程表はどう違いますか?

事業計画はプロジェクト全体の目的・資金・スケジュール・収支をまとめた計画で、工程表はそのうち工事をいつどの順番で進めるかを可視化した表です。工程表は事業計画の一部にあたり、事業計画で決めた引渡し日や節目を現場レベルまで具体化したものと考えると分かりやすくなります。

Q. 事業計画のスケジュールはどこまで細かく作りますか?

企画段階では月単位のマスタースケジュールで足り、着工・検査・引渡しといった節目が押さえられていれば十分です。工種ごとの日単位の細かさは、施工段階で作る工程表で詰めます。段階に応じて粒度を変えるのが実務的な進め方です。

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