工程表 用語集

進捗率とは

進捗率とは、ある工程がどこまで終わったかを0〜100%の数値で表した指標です。工程表では各工程のバー内部に塗りとして表示され、予定した期間に対して実績がどこまで到達しているかを一目で把握できます。工事の遅れを早期に発見するための、最も基本的な管理指標です。

進捗率とは

進捗率は、ひとつの工程が計画に対してどこまで完了したかを0〜100%で表した数値です。0%は未着手、100%は完了を意味し、途中の値はその工程の作業がどれだけ終わったかを示します。工程表(バーチャート)では、予定期間を表す横棒の内側に実績が塗りとして重なるため、棒の長さ(予定)と塗りの量(実績)を見比べるだけで、その工程が計画どおりか遅れているかを判断できます。個々の工程に付ける指標である点が、工事全体を見る指標との大きな違いです。

進捗率の求め方と工程表への表し方

進捗率の出し方に法律上の決まりはなく、現場では主に三つの考え方が使われます。ひとつは作業量ベースで、施工数量の全体に対する完了分の割合から求める方法。次に日数ベースで、予定日数に対して経過した稼働日数の割合を当てる方法。もうひとつは節目ベースで、着手25%・中間50%・仕上がり75%・検査完了100%のように段階を決めておく方法です。工程表への入力は、各工程の詳細から数値を指定するか、終わった工程をまとめて100%にするのが基本で、コウテイでもバー内部の塗りとして即座に反映されます。

建設現場での実務での使い方

実務では、週の終わりや定例会議の前に各工程の進捗率を更新し、その時点の日付と塗りの位置関係を見るのが基本の使い方です。今日の日付より塗りが手前で止まっていれば遅れ、追い越していれば前倒しと判断でき、遅れがクリティカルパス上の工程で起きていれば工期そのものに響くため優先して手当てします。全工程の進捗率をならせば工事全体のおおよその達成度が出るので、施主への報告や社内の状況共有にも使えます。上棟や検査といったマイルストーンの手前で確認しておくと、段取りの遅れを事前に潰せます。

進捗率の注意点と関連指標との違い

進捗率は入力する人の感覚に左右されやすく、「だいたい8割」という申告が実は5割ということも起こります。工程ごとに何をもって何%とするかを決めておくと、担当者が変わっても数値がぶれません。また、全工程の単純平均で全体の達成度を出すと、3日の工程と30日の工程が同じ重みになるため、実態より進んで見えることがあります。似た言葉の工程実施率は予定工程に対する実績の比率を週次・月次で見る全体指標、出来高は金額に換算した完成分を指すもので、いずれも個々の工程の完了度を表す進捗率とは役割が異なります。

コウテイでの扱い

「進捗率」は、コウテイの工程表でそのまま作成・共有・A3印刷できます。ブラウザ完結・登録不要の無料プランあり。業種別テンプレートから数クリックで作成できます。

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❓ よくある質問

Q. 進捗率はどのように決めればいいですか?

法律や統一ルールはないため、現場で基準を決めて統一するのが実務的です。施工数量の割合で出す方法、予定日数に対する経過で出す方法、着手・中間・完了などの節目ごとに数値を固定する方法があり、工程の性質に合うものを選びます。大切なのは、全員が同じ基準で入力することです。

Q. 進捗率と工程実施率は何が違いますか?

進捗率は、基礎工事や内装工事といった個々の工程がどこまで終わったかを示す指標です。一方の工程実施率は、予定していた工程全体に対して実績がどれだけ達成できたかを週次・月次でまとめて見る指標で、遅延の傾向をつかむために使います。個別の状態を見るか、全体の達成度を見るかの違いです。

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