工程表 用語集

基礎工事とは

基礎工事とは、建物の重さを地盤に伝え、建物全体を支える基礎部分をつくる工程です。地盤を掘削して砕石を敷き、鉄筋を組んでコンクリートを打設する一連の作業を指し、木造住宅では一般に3〜4週間ほどかかります。建物の耐久性と安全性を左右する最重要工程です。

基礎工事とは何か

基礎工事とは、建物の荷重を地盤へ均等に伝え、建物全体を安定して支えるための基礎部分を築く工程です。地面と建物のあいだをつなぐ土台にあたり、地震や不同沈下から建物を守る役割を担います。どれほど上物の設計や施工が優れていても、基礎が不十分では建物の傾きやひび割れにつながるため、住宅・ビルを問わず工事の品質を左右する最重要工程と位置づけられます。木造住宅の場合、着工後おおむね3〜4週間を要するのが一般的です。

基礎の種類と工事の流れ

住宅の基礎には、底面全体を鉄筋コンクリートの板で支える「ベタ基礎」、壁や柱の下に連続して逆T字型の帯を設ける「布基礎」、軟弱地盤で支持層まで杭を打つ「杭基礎」などがあり、地盤調査の結果に応じて選定します。工事の流れは、位置を出す遣り方から始まり、掘削(根切り)、砕石敷きと転圧、捨てコンクリート、配筋、型枠設置、コンクリート打設、養生、型枠解体、アンカーボルト設置へと進みます。とくに配筋と養生は強度を決める要で、途中に配筋検査を挟むのが通例です。

工程表における基礎工事の扱い方

工程表では、基礎工事は仮設工事や地盤改良の後、躯体工事(上棟)の前に配置されます。躯体は基礎の完成を待って着手するため、両者は「先行工程・後続工程」という依存関係で結ばれ、基礎の遅れがそのまま全体工期に響くクリティカルパス上の工程になりやすい点が特徴です。バーチャート工程表では基礎工事を1本の横棒で表し、配筋検査や打設日をマイルストーンとして示すと管理しやすくなります。コウテイのようなクラウド工程表なら、養生期間をバッファとして見込み、躯体を後続工程に設定しておくことで、天候による打設のずれを後工程へ反映できます。

木造住宅での基礎工事の具体例

たとえば木造2階建て住宅で3週間の工程を組む場合、初日に遣り方と掘削を行い、2〜3日目で砕石の敷き均しと転圧、捨てコンクリートまで進めます。続く数日で配筋を組み、第三者機関による配筋検査に合格したのち、ベースコンクリート、立ち上がりコンクリートの順に2回に分けて打設します。打設後は中5〜7日ほど養生してコンクリートの強度が出るのを待ち、型枠を解体してアンカーボルトの精度を確認すれば完了です。この養生期間は動かせないため、工程表では固定の日数として確保しておくことが重要になります。

基礎工事で注意したいポイント

最大の注意点は、コンクリートの養生期間を工期短縮のために削らないことです。強度が十分に出る前に次工程へ進むと、建物の耐久性を損ないます。雨天や気温の低い冬季は打設や硬化に適さず、養生日数が延びることもあるため、工程表には天候予備日を織り込んでおくと安心です。また、基礎の種類は地盤調査の結果に基づいて決めるべきで、軟弱地盤に不適切な基礎を選べば不同沈下の原因になります。配筋検査や中間検査といった第三者チェックの日程も、あらかじめマイルストーンとして押さえ、確実に合格したうえで後続工程へ進める段取りが欠かせません。

コウテイでの扱い

「基礎工事」は、コウテイの工程表でそのまま作成・共有・A3印刷できます。ブラウザ完結・登録不要の無料プランあり。業種別テンプレートから数クリックで作成できます。

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❓ よくある質問

Q. 基礎工事にはどのくらいの期間がかかりますか?

木造の戸建て住宅であれば、遣り方・掘削から配筋、コンクリート打設、養生、型枠解体までを含めておおむね3〜4週間が目安です。ただし養生期間はコンクリートの強度確保に必要な日数で、天候や冬季の低温によって延びることがあります。工程表では養生日数を固定枠として確保し、天候予備日を見込んでおくと安心です。

Q. 基礎工事と躯体工事の違いは何ですか?

基礎工事は建物を支える地面側の土台をつくる工程で、躯体工事はその基礎の上に柱・梁・床などの骨組みを組み立てる工程です。順序としては必ず基礎工事が先行し、コンクリートの強度が出てから躯体(木造なら建方・上棟)に移ります。工程表上では両者を依存関係で結び、基礎の完了を躯体の開始条件として設定するのが一般的です。

Q. 基礎工事はコウテイの工程表で管理できますか?

はい。コウテイでは基礎工事を1つの工程として登録し、開始日と日数を入れるだけでバーチャート工程表に反映できます。配筋検査や打設日をマイルストーンとして置き、躯体工事を後続工程に設定しておけば、天候で打設がずれた際も後工程への影響を確認できます。業種別テンプレートには基礎工事が最初から含まれており、無料プランでも作成を試せます。

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