工程表 用語集

施工手順とは

施工手順とは、工事を構成する作業をどの順番で進めるかを定めた、工事全体の段取りです。基礎の後に躯体、下地の後に仕上げというように、建物には物理的に決まった前後関係があり、その順序を工種ごとに整理したものが施工手順です。日数と日付を与えて時間軸に並べると工程表になります。

施工手順とは

施工手順とは、工事を構成する作業をどの順番で進めるかを定めた、工事全体の段取りのことです。建物は下から上へ、構造から仕上げへと積み上げていく性質があるため、作業の前後関係には物理的な必然性があります。基礎が固まらなければ躯体は建てられず、壁の下地が済まなければクロスは貼れません。この必然的な順序を工種ごとに整理したものが施工手順であり、そこに日数と日付を与えて時間軸上に並べたものが工程表です。つまり施工手順は工程表の骨格にあたり、順序の設計を誤ったまま日程だけを組んでも、現場では手戻りが生じやすくなります。

施工手順の決め方と新築工事の基本的な流れ

施工手順を組み立てるときは、まず工事全体をWBSの考え方で工種に分解し、それぞれについて先行工程と後続工程の関係を確認していきます。木造住宅の新築であれば、仮設工事に始まり、基礎工事、上棟を含む躯体工事、屋根・外装、電気設備や給排水の配管配線、断熱と内装下地、クロスや床などの仕上工事、外構、そして各種検査と引渡しという流れが基本形です。ここに確認申請や中間検査といった行政手続きの節目と、資材の発注リードタイムを重ねると、着手できる日が自ずと決まります。順序が固まってから各工程の所要日数を見積もり、着工日から並べれば工程表の原型になります。

工程表への落とし込みと現場での使い方

施工手順が現場で力を発揮するのは、それを工程表に落として関係者と共有したときです。協力会社は自分の担当が始まる日と、その前に誰の作業が終わっている必要があるかを見て、人員と資材を手配します。元請は逆に、各工程の着手日から逆算して発注点を決め、資材の納期や職人の手配を間に合わせます。工事が動き出せば雨天や検査待ちで日程は動きますが、順序さえ守られていれば全体を後ろにずらす形で立て直せます。コウテイの業種別テンプレートには一般的な施工手順があらかじめ入っているため、開始日を入れて日程を調整するだけで工程表の形になります。

施工手順を組むときの注意点

注意したいのは、施工手順を教科書どおりの一本道と考えないことです。同じ木造住宅でも、敷地条件や設備の仕様、地域の慣習、協力会社の得意な段取りによって適切な順序は変わります。特に設備配管と躯体、外構と足場の解体のように、順序を誤ると壊してやり直しになる工種は、着工前に現場で擦り合わせておきたいところです。また、順序を守ること自体が目的になり、並行できる作業まで直列に並べると工期は不必要に伸びます。逆に詰め込みすぎれば、一つの遅れが後続すべてに波及します。どの工程が完了日を左右するかを見極め、そこに余裕を置く判断が施工管理の要点になります。

コウテイでの扱い

「施工手順」は、コウテイの工程表でそのまま作成・共有・A3印刷できます。ブラウザ完結・登録不要の無料プランあり。業種別テンプレートから数クリックで作成できます。

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❓ よくある質問

Q. 施工手順と工程表はどう違いますか?

施工手順は作業を進める順序そのもので、工程表はその順序に日数と日付を与えて時間軸上に表した図です。施工手順が骨格、工程表がそれを可視化したものと考えるとわかりやすく、順序が決まらないまま日程だけを組むことはできません。

Q. 施工手順はどうやって決めればよいですか?

まず工事を工種ごとに分解し、先行工程と後続工程の関係を整理してから所要日数を見積もるのが基本です。コウテイの業種別テンプレートには一般的な施工手順が入っているため、そこから自社の段取りに合わせて調整する方法もあります。

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