工程表 用語集

発注点とは

発注点とは、資材や協力会社への発注をいつ出すべきかを示す基準時点のことです。建設現場では、搬入日や作業の着手日からリードタイムを差し引いて逆算し、工程表上に発注期限として設定します。在庫管理でいう発注点(リオーダーポイント)と発想は共通で、ここを外すと手待ちや工期遅延に直結します。

発注点とは(発注管理との違い)

発注点とは、資材や協力会社に対する発注を実際に出すべき基準の時点を指します。もともとは在庫管理の用語で、在庫がある水準まで減ったら補充を発注するという考え方ですが、建設工事では在庫量ではなく日付で捉え、搬入日や着手日から逆算した「この日までに発注する」という期限として扱うのが一般的です。似た言葉に発注管理がありますが、こちらは発注先の選定から発注書の発行、納期の追跡までを含む業務全体を指します。発注点はその中で、いつ動くかという判断基準にあたる一点だと整理すると分かりやすくなります。

発注点の決め方(リードタイムからの逆算)

決め方の基本は逆算です。まず、その資材を使う工程の着手日、あるいは現場への搬入日を工程表上で確定させます。次に、見積依頼から発注、製作、輸送、検収までにかかる期間をリードタイムとして把握し、着手日から差し引いた日付を発注点とします。特注品や納期の読みにくい品目は、ここにさらに余裕を上乗せした日付を発注点としておくと安全です。協力会社への手配も同じ考え方で、職人の人繰りが埋まる時期を見越し、作業開始より前に声をかける期限を決めておきます。品目ごとにリードタイムが異なるため、主要な資材と業者を一覧にして整理しておくと発注点の精度が上がります。

工程表での使い方

発注点は、頭の中に置いておくだけでは機能しません。工程表の上に日付として明示し、関係者が同じ画面で確認できる状態にしておくことが実務のポイントです。搬入日や据付日をマイルストーンとして固定したうえで、その手前に発注期限を置き、担当者名やメモを添えておけば、定例会議でも進捗と一緒に確認できます。先行工程が遅れて着手日が動いたときは、発注点も連動して見直す必要があります。コウテイのようなクラウド工程表であれば、バーをドラッグして日程を直しながら前後関係を見直せるため、発注のタイミングだけが取り残される事態を防ぎやすくなります。

運用上の注意点

発注点は一度決めたら終わりではなく、工期の変更に合わせて更新し続ける必要があります。特に注意したいのが、着手日が後ろにずれたときに発注も遅らせてよいと早合点することです。工程が再び前倒しになる可能性を考えれば、リードタイムの長い品目ほど早めに動いたほうが安全な場面もあります。反対に、資金繰りや保管場所の制約を無視して発注を前倒しすると、現場に置き場がなく品質低下や紛失を招くこともあります。また、発注点を守っても納期回答が想定より遅ければ意味がないため、発注後の納期確認までを一連の流れとして管理することが欠かせません。

コウテイでの扱い

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❓ よくある質問

Q. 発注点と発注管理はどう違いますか?

発注点は「いつ発注するか」という一点のタイミングを指し、発注管理は発注先の選定から発注書の発行、納期の追跡、検収までを含む業務全体を指します。発注管理の中で最初に決めるべき基準が発注点だと考えると分かりやすく、工程表で逆算した発注点を起点に、その後の手配や納期確認へつなげていく流れになります。

Q. 発注点は工程表のどこに書けばよいですか?

搬入日や据付日をマイルストーンとして置き、その手前に「◯◯発注」という工程やメモを日付付きで入れておくのが分かりやすい方法です。担当者名と発注先を添えておけば、定例会議でそのまま確認できます。着手日が動いたときは発注点も併せて見直し、最新版を関係者に共有し直すことが大切です。

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