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工程表の色分けのルールと凡例の書き方

工程表は色分けひとつで読みやすさが大きく変わります。工種ごとに色を決めておけば、どの職種がいつ現場に入るのかが一目で分かり、土日・祝日を塗り分ければ作業日も数えやすくなります。この記事では、現場で使いやすい工程表の色分けのルールと、凡例の付け方をまとめました。

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1. 色分けは「何を見分けたいか」から決める

工程表の色分けには、工種(職種)を見分ける、休日を見分ける、進み具合を見分ける、重要な工程や遅れを目立たせる、といった目的があります。目的を混ぜて色を使うと、何を表す色なのかが分からなくなります。バーの色は工種、背景の色は休日、バーの濃淡や記号は進捗や重要度、というように、色を使う場所ごとに役割を決めておくのが基本です。

2. 工種ごとに色を決めて社内で統一する

バーの色は、仮設・基礎・躯体・屋根・外装・内装・設備・電気・外構・検査のように、工種ごとに決めておくと読みやすくなります。例えば、仮設はグレー、基礎は茶色、躯体はオレンジ、外装は青、内装は緑系、設備は紫、電気は黄色、検査は濃い青、といった具合です。会社の中で色のルールを統一しておけば、どの現場の工程表でも同じ見方ができ、協力会社にも伝わりやすくなります。

3. 色の数は8〜10色までにする

色の種類が多すぎると、似た色を見分けられず、かえって読みにくくなります。工種の色は8〜10色程度に抑え、似た色の工種を隣り合わせに並べないようにします。また、色の見え方には個人差があり、白黒で印刷されることもあります。色だけに頼らず、バーの中に工程名を書く、記号を添えるなど、色が分からなくても読める工夫をしておくと安心です。

コウテイで作成した工程表をA3横で印刷した例。左に工程名、上に日付と曜日が並び、土日は黄色・日曜と祝日は赤で色分けされ、各工程が横棒で表示されている
コウテイで作成した工程表のA3横印刷イメージ(土日・祝日は自動で色分け/長期工事は自動でページ分割)

4. 土日・祝日・休工日の色

土曜日は薄い黄色、日曜日と祝日は薄い赤のように、背景を淡い色で塗り分けるのが一般的です。濃い色で塗ると、その上に重なるバーが見えにくくなるため、背景の色は薄くします。現場独自の休工日(お盆や年末年始など)も同じ色で示しておくと、作業できる日を数えやすくなります。印刷するときは、ブラウザやExcelの設定で背景の色を印刷する設定にしておきます。

5. 進捗・重要工程・遅れの表し方

進み具合は、バーの中を進捗率に合わせて濃い色で塗る、または予定のバーの下に実績のバーを並べる方法で表します。重要な工程は工程名を太字にしたり★印を付けたりし、上棟や検査、引渡しなどの節目は◆の記号で示します。遅れている工程は、赤い枠で囲むなど、色そのものを変えずに目立たせる方法を使うと、工種の色のルールを崩さずに済みます。

6. 凡例を必ず付ける

色や記号の意味は、工程表の下や右上に凡例として必ず書いておきます。作った本人には分かっていても、初めて見る協力会社や施主には色の意味が伝わりません。印刷したときにも凡例が一緒に出るようにしておくと、現場に掲示したときにも迷わず読めます。工程表ソフトを使う場合は、工種を選ぶだけで決まった色が付く機能があると、色のルールを自然に守れます。

⬇ 工程表テンプレート(Excel・無料・登録不要)

手順を読んだあと、白紙から組み直す必要はありません。工程名と日数が入った雛形をそのままお使いください。 着工日を書き換えるだけで自社の工程表になります。A3横1ページの印刷設定と土日・祝日の色分け済みです。

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❓ よくある質問

Q. 工程表の色に決まりはありますか?

法律や規格で決められた色分けはありません。会社や現場ごとにルールを決めて統一するのが一般的です。工種ごとに色を決め、凡例で意味を示しておきます。

Q. 白黒で印刷すると色分けが分からなくなります。

バーの中に工程名を書く、重要な工程に記号を付ける、休日の背景を薄い網掛けにするなど、色以外でも区別できるようにしておくと、白黒印刷でも読めます。

Q. 協力会社ごとに色を分けるのはどうですか?

協力会社ごとの色分けも使えますが、同じ工種を複数の会社が担当する場合や、会社が途中で変わる場合は分かりにくくなります。工種ごとの色分けを基本にし、担当会社はバーの横に名前を書くのがおすすめです。

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