コウテイ 使い方ガイド

テンプレートから工程表を作る

工事の工程表をゼロから組むと、工程の抜けを気にしながら1件に何十分もかかります。業種別のテンプレートを起点にすれば、標準的な工程の並びと日数が入った状態から始められ、あとは自社の実態に合わせて直すだけです。この記事では、搭載されている27種の雛形の選び方、当てる前に決めておくべき着工日、適用直後に必要な並行工程の調整、そして自社の型として使い回すところまでを実務の手順に沿って解説します。

#テンプレート#工程表 テンプレ#雛形

1. 標準テンプレートは業種別27種

コウテイには木造新築・内装リフォーム・退去後原状回復・店舗内装・外壁塗装をはじめ、鉄骨造やRC造の新築、マンション大規模修繕、屋根葺き替え、防水、解体、外構、太陽光設置まで27種類の業種別工程表テンプレを搭載しています。新築・リフォーム・店舗・外装・解体・設備といった工種で工種で分かれているので、自社の主戦場に近い雛形がまず見つかります。一覧には工程数と標準工期が並記され、木造新築(一般住宅)は23工程120日、内装リフォーム(マンション)は12工程28日、トイレリフォームは2日といった具合です。迷ったら規模の近いものを選び、日数を後から寄せる方が早く仕上がります。

2. 当てる前に着工日を決めておく

テンプレートの工程は、その工程表に設定された開始日を基点として順番に配置されます。したがって先に「工事情報」で着工日を入れ、それからテンプレを読み込むのが正しい順番です。空のまま当てて後から全体をずらすと、二度手間になります。読み込みはツールバーのテンプレートボタン、またはキーボードのTキーで開きます。すでに工程が入っている工程表に当てると現在の内容は置き換わり、確認ダイアログが出ます。誤って当てた場合もCtrl+Zで直前の状態に戻せるので、実際に一度読み込んで中身を見てから採否を決めて構いません。

3. 適用直後は直列、重ねる作業が本番

テンプレを読み込んだ直後、工程は前の工程の終わりを次の始まりとして一列に並びます。しかし実際の現場では、外壁工事と電気配線、クロス張りとフローリングのように並行して進められる工程が少なくありません。バーの中央をドラッグして日付を動かし、両端をドラッグして期間を伸縮させ、同時に走らせられるものを重ねていきます。この作業で全体の工期が現実的な長さまで縮まります。工程は準備・躯体・内装・設備・検査などのカテゴリごとに色分けされるため、設備や内装が特定の週に固まりすぎていないかを色の偏りで確認できます。

コウテイで作成した工程表をA3横で印刷した例。左に工程名、上に日付と曜日が並び、土日は黄色・日曜と祝日は赤で色分けされ、各工程が横棒で表示されている
コウテイで作成した工程表のA3横印刷イメージ(土日・祝日は自動で色分け/長期工事は自動でページ分割)

4. 日数を自社の実績に合わせる判断基準

テンプレの日数はあくまで標準的な目安なので、四つの観点で見直します。第一に手配できる職人の人数、第二に材料の納期で、ユニットバスやサッシなど受注生産品は発注から数週間見ておく必要があります。第三に天候で、足場・塗装・屋根・外構といった外部作業は雨天中止を織り込みます。特に外壁塗装は下塗りから上塗りまで乾燥時間が必要で、詰めすぎると品質に響きます。第四に検査や施主立会いの日程です。土日祝を稼働日にするかでも実日数は変わるため、最初の1件は少し余裕を持たせ、完工後に実績で上書きするのが結局は近道です。

5. 自社テンプレートとして使い回す

同じ種類の工事を繰り返すなら、実績に合わせ込んだ工程表そのものが最良の自社テンプレートになります。有料プランでは工程表の複製ができるので、完成した1件を複製して現場名と着工日だけ差し替えれば、二件目以降の作成はほぼ日付の確認だけで済みます。工程一覧をExcelやスプレッドシートで管理している場合は、CSVやTSVの貼り付けで取り込めます。ヘッダー行があれば自動でマッピングされ、なければ左から工程名・カテゴリ・開始・終了・担当の順に認識されます。日付は2026/1/5でも2026年1月5日でも解釈されるため、書式を揃え直す手間はかかりません。

6. 印刷と共有まで含めて型にする

工程表は配って初めて機能するので、雛形の完成度は出力まで見て判断します。A3横の印刷に対応し、期間の長い工程表は自動でページ分割され、各ページに日付ヘッダーが入るため現場で貼り合わせても読めます。協力会社や施主にはURLを送れば専用アプリなしで閲覧してもらえます。工事情報に自社名・電話番号・ロゴを入れておけば印刷ヘッダーに反映され、複製した工程表にも引き継がれます。無料プランは工程表1件まで、印刷には透かしが入るため、まずテンプレを当てて印刷まで一度通し、自社の型が固まってから有料への切り替えを判断すれば十分です。

❓ よくある質問

Q. テンプレートを当てると、今入力している工程は消えますか?

現在の工程は置き換わります。ただし読み込み前に確認ダイアログが表示され、実行後もCtrl+Zで直前の状態に戻せます。内容を見てから判断したい場合は、一度読み込んで確認し、合わなければ元に戻すという使い方で問題ありません。

Q. 無料プランではテンプレートをどこまで使えますか?

一覧の先頭3種、木造新築(一般住宅)・内装リフォーム(マンション)・退去後原状回復(賃貸)が無料で使えます。4種目以降は有料表示となります。また無料プランは工程表1件まで、印刷には透かしが入ります。

Q. テンプレートの日数はそのまま使って大丈夫ですか?

標準的な目安として入っているので、着工前に自社の条件へ合わせてください。職人の手配人数、受注生産品の納期、外部作業の雨天中止、検査や立会いの日程、土日祝を稼働させるかどうかで実日数は変わります。完工後に実績値へ更新していくと精度が上がります。

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