和寒町で外構・エクステリア工事に向く時期と、天候で延びる工期
北海道和寒町で外構・エクステリア工事をするとき、着工する月によって工期がどれだけ変わるかを、気象庁の平年値(和寒観測所)で試算しました。晴天が続けば28日で終わる標準工程は、平年並みの天候なら5月着工で約30日、11月着工で約164日かかる計算です。着工月の選び方だけで、およそ134日の差が出ます。
データ: 気象庁の平年値(1991〜2020年・和寒観測所)を加工 / 更新日 2026-10-28
着工月ごとの工期の目安(和寒町・平年並みの天候)
毎月1日に着工した場合に、雨・強風・積雪で作業が止まる日を見込んで、終わるまでに何日かかるかを計算しました。
- 1月着工127日冬季休工
- 2月着工96日冬季休工
- 3月着工68日冬季休工
- 4月着工39日
- 5月着工30日
- 6月着工30日
- 7月着工32日
- 8月着工32日台風
- 9月着工32日台風
- 10月着工32日
- 11月着工164日冬季休工寒中
- 12月着工159日冬季休工
| 着工 | 工期の目安 | 晴天との差 | 完了の目安 | 重なる時期 |
|---|---|---|---|---|
| 1月1日 | 約127日 | +99日 | 5月7日ごろ | 冬季休工 |
| 2月1日 | 約96日 | +68日 | 5月7日ごろ | 冬季休工 |
| 3月1日 | 約68日 | +40日 | 5月7日ごろ | 冬季休工 |
| 4月1日 | 約39日 | +11日 | 5月9日ごろ | — |
| 5月1日 | 約30日 | +2日 | 5月30日ごろ | — |
| 6月1日 | 約30日 | +2日 | 6月30日ごろ | — |
| 7月1日 | 約32日 | +4日 | 8月1日ごろ | — |
| 8月1日 | 約32日 | +4日 | 9月1日ごろ | 台風 |
| 9月1日 | 約32日 | +4日 | 10月2日ごろ | 台風 |
| 10月1日 | 約32日 | +4日 | 11月1日ごろ | — |
| 11月1日 | 約164日 | +136日 | 翌年4月12日ごろ | 冬季休工・寒中 |
| 12月1日 | 約159日 | +131日 | 翌年5月7日ごろ | 冬季休工 |
11月着工が延びて、5月着工が早い理由
11月に着工すると、工事の途中で積雪期(12〜3月は積雪10cm以上の日が月の半分を超えます)にかかります。この期間は外の工事を止めて春を待つ前提のため、終わるまでに約164日かかります。冬の間も雪囲いや仮設の屋根で施工する場合は、これより短くなります。
5月に着工すると、天候で止まる工程は5月に収まります。この時期の1mm以上の雨の日は月平均10.4日で、延びは約2日で済みます。和寒町で雨の日が少ないのは5〜7月、多いのは11〜1月です。
和寒町の1mm以上の雨の日は年170日で、観測所のある全国881市区町村のうち多い順に122番目(雨の日が多いほう)です。北海道の148市区町村の中では多い順に24番目で、県内平均(年142日)より28日多くなっています。
和寒町で外構工事の作業が止まる日数(月別)
工程の種類ごとに、平年並みの天候で1か月に何日くらい作業できないかの目安です。「休」は積雪や低温のため、その月は外の工事を止める前提の月です。
| 工程の種類 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年間 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
掘削・外構/コンクリート 止まる条件: 10mm以上の雨・積雪 | 休 | 休 | 休 | 11.4 | 2.1 | 2.4 | 4 | 4.3 | 4.6 | 4 | 11.7 | 休 | 45日+休4か月 |
和寒町の月別の天候(平年値)
気象庁アメダス「和寒」観測所の1991〜2020年の平均です。日数は「その条件になった日が1か月に平均何日あるか」を表します。
| 要素 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年間 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1mm以上の雨の日 | 17.3 | 14.7 | 15.2 | 11.6 | 10.4 | 9.1 | 10.7 | 11.3 | 13 | 15.8 | 19.3 | 21.3 | 170日 |
10mm以上の雨の日 | 0.9 | 0.7 | 1.1 | 1.4 | 2.1 | 2.4 | 4 | 4.3 | 4.6 | 4 | 4.3 | 2.2 | 32日 |
30mm以上の大雨の日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.2 | 0.2 | 1.1 | 1.2 | 1.1 | 0.3 | 0.2 | 0 | 4.3日 |
強風の日 日最大風速10m/s以上 | 0.1 | 0.1 | 0.4 | 0.3 | 0.2 | 0.1 | 0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | 2日 |
積雪10cm以上の日 | 31 | 28.3 | 30.7 | 10.5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8.6 | 28.3 | 137日 |
最高気温(平均) ℃ | -4.1 | -2.7 | 2.1 | 9.8 | 17.9 | 22.4 | 25.8 | 26 | 21.5 | 14.3 | 5.5 | -1.5 | |
最低気温(平均) ℃ | -14.2 | -14.1 | -8.4 | -0.8 | 5.5 | 10.9 | 15.3 | 15.9 | 10.8 | 4.2 | -1.7 | -9.3 | |
冬日 最低気温0℃未満 | 30.9 | 28.2 | 29.9 | 17.8 | 3.1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3.7 | 19.7 | 30.4 | 164日 |
降水量 mm | 61 | 53 | 59 | 54 | 68 | 65 | 128 | 141 | 143 | 116 | 127 | 100 | 1115mm |
和寒町で5月に着工した場合の外構工事の工程表(天候込み)
外構・エクステリア工事の標準工程(8工程)を、和寒町の平年並みの天候で並べ直したものです。点線の枠が晴天続きの場合、色の付いたバーが雨などで止まる日を見込んだ期間です。
工程ごとの「止まる条件」と日数
| 工程 | 止まる条件 | 晴天なら | 5月着工 | 11月着工 |
|---|---|---|---|---|
| 準備・墨出し | 天候の影響は小さい | 2日 | 2日 | 2日 |
| 掘削・整地 | 10mm以上の雨・積雪 | 5日 | 5日 | 8日 |
| 土間コンクリート | 10mm以上の雨・積雪 | 7日 | 8日 | 11日 |
| ブロック・塀 | 10mm以上の雨・積雪 | 8日 | 9日 | 13日 |
| 門扉・フェンス | 10mm以上の雨・積雪 | 6日 | 6日 | 待ち含む 132日 |
| アプローチ・舗装 | 10mm以上の雨・積雪 | 6日 | 6日 | 待ち含む 132日 |
| 植栽・仕上 | 10mm以上の雨・積雪 | 3日 | 3日 | 5日 |
| 清掃・確認 | 天候の影響は小さい | 1日 | 1日 | 1日 |
和寒町で工程表を組むときの季節の注意
- 梅雨
北海道には気象庁の梅雨入り・梅雨明けの統計がなく、本州のような長雨の時期はありません。和寒町の1mm以上の雨の日は6月9.1日・7月10.7日で、夏は外の工事を進めやすい時期です。
- 台風(北海道への接近 年1.9回)
北海道への台風の接近は平年で年1.9回、最も多いのは8月(0.7回)です。接近が平年0.5回以上の月は8〜9月。台風が近づくと、足場のシートをたたむ・資材を固定するといった準備と後片付けで、前後の日も作業が止まります。外構工事でこの時期に外の工程がかかるのは、8〜9月に着工した場合です。
- 冬の寒さと雪
12〜3月は積雪10cm以上の日が月の半分を超えるため、外の工事は止める前提で計算しています。月平均気温が4℃以下になる11〜3月にコンクリートを打つ場合は、寒中コンクリートとしての保温養生が必要になる時期の目安です(JASS 5の考え方。正式には旬ごとの日平均気温で判断します)。
- 夏の暑さ
真夏日(最高気温30℃以上)は年10日、猛暑日はほとんどありません。
外構工事と天候の関係(どの地域でも共通)
土間コンクリートの打設とブロック積みのモルタルは雨に弱く、強い雨の日は施工しません。打設直後に雨が降ると表面が荒れます。
掘削や整地は、雨のあと地面が乾くまで重機が入りにくくなります。
寒い時期のコンクリートは固まるのが遅く、凍結すると強度が出ません。冬は養生期間を長めに取ります。
この工程表をもとに、自分の現場の工程表を作る
外構・エクステリア工事の標準工程(28日)は、Excelのテンプレートとして無料でダウンロードできます(登録不要)。和寒町で5月以外に着工する場合は、上の表の「晴天との差」くらいの予備日を工程表に入れておくと、雨で延びても引渡し日がずれにくくなります。
よくある質問
Q. 和寒町で外構工事をするなら、何月に始めるのがよいですか?
平年並みの天候なら、5〜7月に着工すると工期が短く済みます(5月着工で約30日)。反対に11月着工は約164日と最も長くなります。晴天が続いた場合の標準工期は28日です。
Q. 雨で延びる分は、工程表に何日くらい見込めばいいですか?
和寒町では、着工月によって2〜11日、平均で約4日延びる計算です(冬季休工にかかる着工月を除く)。晴天の工期に14%前後の予備日を足しておくと、実際の天候に近い工程表になります。
Q. 冬(12〜2月)でも外構工事はできますか?
和寒町では12〜3月は積雪のため、外の工事は止める前提で計算しています。1月に着工すると、春まで待って約127日かかる見込みです。雪囲いや仮設の上屋で冬も施工する方法もありますが、費用と手間が増えます。
計算方法と出典
- 天候の値は、気象庁ホームページ「平年値(統計期間1991〜2020年)」のアメダス月別平年値・梅雨入りと梅雨明けの平年値・台風の平年値(気象庁 平年値のダウンロード)を、コウテイが市区町村ごとに整理・加工したものです。平年値は30年間の平均で、その年の天候を予報するものではありません。
- 「1mm以上の雨の日」は日降水量が1mm以上の日で、雪の日も含みます。「強風の日」は日最大風速(10分間平均風速の1日の最大)が10m/s以上の日です。
- 和寒町の値は、市区町村内にある気象庁のアメダス観測所「和寒」(標高150m)の平年値です。
- 「作業が止まる日」は、工程ごとに止まる条件(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は30mm以上の大雨と強風)を決め、その日数を月の日数で割った割合を1日ごとに当てはめて計算しています。雨・風・雪が別々の日に起きると仮定しているため、実際より少し長めに出ることがあります。
- 積雪10cm以上の日が月の半分を超える月は外の工事を止める(冬季休工)、日中の最高気温の平均が5℃未満の月は塗装・防水をしない、という前提です。雪囲いや仮設の上屋、採暖をして冬も施工する場合はこの限りではありません。
- 工程と日数は、コウテイの「外構・エクステリア工事」標準テンプレート(晴天なら何日かの目安)を使っています。現場の規模・人数・仕様で実際の工期は変わります。
データ更新日: 2026-10-28(平年値の統計期間: 1991〜2020年)
このデータを紹介・引用する
お客様への説明資料、ブログ、見積書の補足などに自由にお使いください。引用するときは、出典として下のリンクを添えてください(元データは気象庁の平年値です)。


