工事と天候|全国881市区町村の「工事が止まる日」と、着工月別の工期
工程表の工期は、晴天が続く前提で組むと必ず遅れます。雨・強風・積雪で外の作業が止まる日は、地域と季節で大きく違うからです。 このページでは、気象庁がアメダスで観測している全国881市区町村の平年値(1991〜2020年の平均)を使い、 外壁塗装・屋根・防水・新築・解体など天候に左右される12種類の工事について、「何月に始めると何日かかるか」を計算しました。
たとえば雨の日(1mm以上)は、最も多い山形県小国町で年213日、最も少ない岡山県岡山市では年88日です。 同じ工事でも、場所と着工月によって工期は数日から数か月変わります。都道府県から市区町村を選ぶか、工事の種類から全国の比較を見てください。
工事の種類から探す
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数字は、その都道府県で気象庁のアメダス観測所がある市区町村の数です(政令市は市単位)。
全国ランキング(平年値)
雨の日(1mm以上)が多い市区町村
外の工事が止まりやすい
雨の日(1mm以上)が少ない市区町村
外の工事が止まりにくい
強風の日(日最大風速10m/s以上)が多い市区町村
足場・屋根・クレーン作業が止まりやすい
積雪10cm以上の日が多い市区町村
冬の外の工事が難しい
天候を工程表にどう入れるか
工程表の作業日数は「晴れていれば何日でできるか」で積み上げるのが普通です。そのうえで、雨で止まる工程(塗装・防水・屋根・建方・コンクリート打設など)には、その地域・その季節に止まる日の割合だけ予備日を足すと、実際に近い工期になります。
このサイトの試算は、各工程に「止まる条件」(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は大雨と強風)を決め、平年値の日数から1日あたりの止まる確率を出して、工程表の日ごとに積み上げています。予備日を何日入れればよいかの目安として使ってください。
梅雨入り・梅雨明けの平年日と、地方ごとの台風の接近数も合わせて表示しています。その年の天候は平年と違うため、着工前には気象庁の1か月予報・週間予報も確認してください。
よくある質問
Q. 工程表に雨の予備日はどれくらい入れればいいですか?
雨で止まる工程の日数に、その地域・季節の「止まる日の割合」を掛けた分が目安です。たとえば1mm以上の雨の日が月10日ある月に塗装を10日行うなら、約4日の予備日が必要になります。市区町村と工事を選ぶと、着工月ごとの具体的な日数を確認できます。
Q. このデータはその年の天気予報ですか?
いいえ。気象庁が公表している1991〜2020年の30年間の平均値(平年値)です。平年より雨の多い年・少ない年があるため、工程を決める目安として使い、着工前には1か月予報や週間予報も確認してください。
Q. 自分の市区町村が載っていません。
気象庁のアメダス観測所がある市区町村だけを掲載しています(全国約881)。観測所のない市区町村は、近くの市区町村のページを参考にしてください。各ページの下に、近くの市区町村へのリンクがあります。
計算方法と出典
- 天候の値は、気象庁ホームページ「平年値(統計期間1991〜2020年)」のアメダス月別平年値・梅雨入りと梅雨明けの平年値・台風の平年値(気象庁 平年値のダウンロード)を、コウテイが市区町村ごとに整理・加工したものです。平年値は30年間の平均で、その年の天候を予報するものではありません。
- 「1mm以上の雨の日」は日降水量が1mm以上の日で、雪の日も含みます。「強風の日」は日最大風速(10分間平均風速の1日の最大)が10m/s以上の日です。
- 「作業が止まる日」は、工程ごとに止まる条件(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は30mm以上の大雨と強風)を決め、その日数を月の日数で割った割合を1日ごとに当てはめて計算しています。雨・風・雪が別々の日に起きると仮定しているため、実際より少し長めに出ることがあります。
- 積雪10cm以上の日が月の半分を超える月は外の工事を止める(冬季休工)、日中の最高気温の平均が5℃未満の月は塗装・防水をしない、という前提です。雪囲いや仮設の上屋、採暖をして冬も施工する場合はこの限りではありません。
- 工程と日数は、コウテイの標準テンプレート(晴天なら何日かの目安)を使っています。現場の規模・人数・仕様で実際の工期は変わります。
データ更新日: 2026-10-28(平年値の統計期間: 1991〜2020年)


