鹿屋市の工事に向く月・向かない月
鹿児島県鹿屋市の天候を、工事の工程表づくりの目線でまとめました。気象庁アメダス「鹿屋」の平年値では、1mm以上の雨の日は年130日、10mm以上の強い雨の日は年64日、日最大風速10m/s以上の強風の日は年4日です。外の工事が止まりにくいのは10〜12月、止まりやすいのは3月・6月・8月です。
データ: 気象庁の平年値(1991〜2020年・鹿屋観測所)を加工 / 更新日 2026-10-28
工事別: 鹿屋市で何月に始めると早く終わるか
天候に左右される12種類の工事について、標準工程(晴天なら何日か)を鹿屋市の平年並みの天候に当てはめ、着工月ごとの工期を計算しました。工事名から月別の詳しい試算に進めます。
| 工事 | 晴天なら | 早く終わる着工月 | 延びる着工月 |
|---|---|---|---|
| 外壁塗装 | 14日 | 10月(約17日) | 6月(約26日) |
| 屋根工事 | 12日 | 1月(約16日) | 6月(約27日) |
| 防水工事 | 8日 | 10月(約11日) | 6月(約19日) |
| 大規模修繕 | 120日 | 10月(約152日) | 3月(約182日) |
| 木造新築 | 120日 | 10月(約138日) | 5月(約160日) |
| 鉄骨造 | 150日 | 9月(約168日) | 3月(約189日) |
| RC造 | 210日 | 8月(約242日) | 1月(約260日) |
| 増築 | 42日 | 12月(約48日) | 6月(約61日) |
| 木造解体 | 12日 | 1月(約13日) | 6月(約15日) |
| RC解体 | 30日 | 1月(約31日) | 6月(約38日) |
| 外構工事 | 28日 | 1月(約31日) | 6月(約40日) |
| 太陽光 | 5日 | 1月(約6日) | 6月(約9日) |
月別: 外の工事が止まる日の目安
工程の種類ごとに、平年並みの天候で1か月に何日くらい作業できないかを示します。「休」は積雪や低温のため、外の工事を止める前提の月です。
| 工程の種類 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年間 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
塗装・防水・シーリング 止まる条件: 1mm以上の雨・積雪・低温 | 8.7 | 9.3 | 12.8 | 11.1 | 10.6 | 17.2 | 12.3 | 12.5 | 11.3 | 7.9 | 8.6 | 7.2 | 130日 |
屋根 止まる条件: 1mm以上の雨・強風・積雪 | 8.8 | 9.4 | 12.9 | 11.2 | 10.7 | 17.3 | 12.7 | 12.9 | 11.7 | 8.1 | 8.6 | 7.3 | 132日 |
コンクリート 止まる条件: 10mm以上の雨・積雪 | 2.9 | 4.2 | 6 | 5.7 | 6 | 11 | 7.2 | 5.8 | 6 | 3.3 | 3.5 | 2.6 | 64日 |
足場の組立・解体 止まる条件: 強風・30mm以上の大雨・積雪 | 0.5 | 1.2 | 1.4 | 2.1 | 2.8 | 7.1 | 4.8 | 3.2 | 3.2 | 1.7 | 0.7 | 0.6 | 29日 |
色の濃い月ほど止まる日が多い月です。見出しの色付きの月(10〜12月)が、鹿屋市で外の工事が止まりにくい月です。
鹿屋市の月別の天候(平年値)
気象庁アメダス「鹿屋」観測所(標高63m)の1991〜2020年の平均です。
| 要素 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年間 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1mm以上の雨の日 | 8.7 | 9.3 | 12.8 | 11.1 | 10.6 | 17.2 | 12.3 | 12.5 | 11.3 | 7.9 | 8.6 | 7.2 | 130日 |
10mm以上の雨の日 | 2.9 | 4.2 | 6 | 5.7 | 6 | 11 | 7.2 | 5.8 | 6 | 3.3 | 3.5 | 2.6 | 64日 |
30mm以上の大雨の日 | 0.4 | 1 | 1.3 | 1.9 | 2.6 | 6.9 | 4.3 | 2.6 | 2.6 | 1.4 | 0.7 | 0.5 | 26.2日 |
強風の日 日最大風速10m/s以上 | 0.1 | 0.2 | 0.1 | 0.2 | 0.2 | 0.3 | 0.6 | 0.7 | 0.7 | 0.3 | 0 | 0.1 | 4日 |
平均気温 ℃ | 7.5 | 8.8 | 11.8 | 16 | 20 | 23 | 27 | 27.5 | 24.9 | 20 | 14.5 | 9.4 | |
最高気温(平均) ℃ | 12.8 | 14.2 | 17 | 21.3 | 25.1 | 26.9 | 31.3 | 32.1 | 29.7 | 25.4 | 20.2 | 15 | |
最低気温(平均) ℃ | 1.9 | 3 | 6.3 | 10.4 | 15.1 | 19.7 | 23.6 | 23.9 | 21 | 15.1 | 8.9 | 3.5 | |
猛暑日 最高気温35℃以上 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.9 | 1.7 | 0.2 | 0 | 0 | 0 | 2.8日 |
冬日 最低気温0℃未満 | 11.2 | 8.1 | 2.1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.3 | 7.3 | 29日 |
日照時間 時間 | 152 | 152 | 168 | 177 | 173 | 100 | 184 | 202 | 161 | 177 | 158 | 157 | 1958時間 |
降水量 mm | 80 | 119 | 173 | 197 | 220 | 623 | 426 | 283 | 288 | 138 | 101 | 78 | 2726mm |
鹿屋市で工程表を組むときの季節の注意
- 梅雨(九州南部地方: 5月30日ごろ〜7月15日ごろ)
九州南部地方の梅雨入りは平年5月30日ごろ、梅雨明けは7月15日ごろです。鹿屋市の1mm以上の雨の日は6月17.2日・7月12.3日。塗装・防水・屋根など雨に弱い工程は、この期間に入れるなら予備日を多めに取ります。
- 台風(九州南部への接近 年3.9回)
九州南部への台風の接近は平年で年3.9回、多いのは7〜10月です。足場や屋根の工事は、接近の数日前から養生と片付けが必要になり、その前後も作業が止まります。
- 冬の寒さと雪
冬日(最低気温0℃未満)は年29日です。朝の凍結がある日は作業の開始が遅れます。
- 夏の暑さ
猛暑日(最高気温35℃以上)は平年で年2.8日あります。屋根や外壁の作業は日中を避ける日が出るため、余裕を見ておきます。7〜8月は月平均気温が25℃を超え、コンクリート工事では暑中コンクリートの対策が必要な時期の目安です。
鹿屋市内のほかの観測所
同じ鹿屋市でも、標高や海からの距離で天候は変わります。山あいの現場は、近い観測所の値も参考にしてください。
| 観測所 | 標高 | 1mm以上の雨の日 | 積雪10cm以上の日 |
|---|---|---|---|
| 鹿屋(このページの値) | 63m | 年130日 | — |
| 輝北 | 360m | 年137日 | — |
| 吉ケ別府 | 89m | 年137日 | — |
よくある質問
Q. 鹿屋市で外の工事に向いているのは何月ですか?
平年値で見ると、雨・強風・雪で作業が止まりにくいのは10〜12月です。たとえば外壁塗装は10月に着工すると約17日(晴天なら14日)、木造住宅の新築は10月着工で約138日(晴天なら120日)が目安です。
Q. 鹿屋市で工事が延びやすいのはいつですか?
止まる日が多いのは3月・6月・8月です。鹿屋市の1mm以上の雨の日が最も多いのは6月(平年17.2日)、強風の日が最も多いのは8月(0.7日)です。
Q. 工程表に入れる雨の予備日は何日くらいが目安ですか?
鹿屋市では、外壁塗装(晴天なら14日)で着工月により約3〜12日、木造住宅の新築(晴天なら120日)で約18〜40日延びる計算です。工事ごとの詳しい数字は、上の表の工事名から確認できます。
計算方法と出典
- 天候の値は、気象庁ホームページ「平年値(統計期間1991〜2020年)」のアメダス月別平年値・梅雨入りと梅雨明けの平年値・台風の平年値(気象庁 平年値のダウンロード)を、コウテイが市区町村ごとに整理・加工したものです。平年値は30年間の平均で、その年の天候を予報するものではありません。
- 「1mm以上の雨の日」は日降水量が1mm以上の日で、雪の日も含みます。「強風の日」は日最大風速(10分間平均風速の1日の最大)が10m/s以上の日です。
- 鹿屋市の値は、市区町村内にある気象庁のアメダス観測所「鹿屋」(標高63m)の平年値です。市内にはほかに輝北・吉ケ別府の観測所があり、標高や地形によって値は変わります。
- 積雪の観測がない地点です。1月の平均気温が3℃以上と温暖なため、積雪で工事が止まる日はないものとして計算しています。
- 「作業が止まる日」は、工程ごとに止まる条件(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は30mm以上の大雨と強風)を決め、その日数を月の日数で割った割合を1日ごとに当てはめて計算しています。雨・風・雪が別々の日に起きると仮定しているため、実際より少し長めに出ることがあります。
- 積雪10cm以上の日が月の半分を超える月は外の工事を止める(冬季休工)、日中の最高気温の平均が5℃未満の月は塗装・防水をしない、という前提です。雪囲いや仮設の上屋、採暖をして冬も施工する場合はこの限りではありません。
- 工程と日数は、コウテイの標準テンプレート(晴天なら何日かの目安)を使っています。現場の規模・人数・仕様で実際の工期は変わります。
データ更新日: 2026-10-28(平年値の統計期間: 1991〜2020年)
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お客様への説明資料、ブログ、見積書の補足などに自由にお使いください。引用するときは、出典として下のリンクを添えてください(元データは気象庁の平年値です)。


