熊本県で増築工事(木造)に向く時期と工期|市区町村別の比較
熊本県の24市区町村について、増築工事(木造)の標準工程(晴天なら42日)が平年並みの天候で何日かかるかを、着工月ごとに計算しました。県内の中央値で見ると、10月着工が約48日で最も早く、6月着工は約60日と最も延びます。市区町村ごとに最も早い着工月は違い、1月になるところが最も多く(11市区町村)、12か月の平均工期が短いのは玉名市(50.2日)、長いのは湯前町(54.8日)です。
データ: 気象庁の平年値(1991〜2020年)を加工 / 更新日 2026-10-28
着工月ごとの工期(熊本県の24市区町村)
毎月1日に着工した場合の工期を、県内の市区町村ごとに平年並みの天候で計算し、その中央値と幅をまとめました。
- 1月着工49日(48〜51)
- 2月着工52日(50〜54)
- 3月着工52日(50〜55)
- 4月着工52日(50〜54)
- 5月着工55日(53〜60)
- 6月着工60日(56〜66)
- 7月着工56日(52〜63)
- 8月着工53日(50〜58)
- 9月着工51日(49〜53)
- 10月着工48日(47〜51)
- 11月着工49日(48〜51)
- 12月着工49日(47〜51)
市区町村ごとの早い着工月・延びる着工月
市区町村名から、月別の詳しい試算と天候込みの工程表に進めます。
| 市区町村 | 早く終わる | 延びる | 12か月平均 |
|---|---|---|---|
| 玉名市岱明(15m)・雨の日 年107日 | 10月(47日) | 6月(56日) | 50.2日 |
| 宇土市宇土(6m)・雨の日 年111日 | 1月(48日) | 6月(58日) | 50.7日 |
| 宇城市三角(60m)・雨の日 年113日 | 1月(48日) | 6月(57日) | 50.7日 |
| 熊本市熊本(38m)・雨の日 年110日 | 12月(47日) | 6月(58日) | 50.8日 |
| 菊池市菊池(83m)・雨の日 年115日 | 1月(48日) | 6月(58日) | 51日 |
| 上天草市松島(2m)・雨の日 年119日 | 10月(48日) | 6月(58日) | 51.3日 |
| 天草市牛深(3m)・雨の日 年120日 | 10月(48日) | 6月(56日) | 51.5日 |
| 山鹿市鹿北(119m)・雨の日 年120日 | 10月(48日) | 6月(59日) | 51.6日 |
| 芦北町田浦(3m)・雨の日 年122日 | 10月(48日) | 6月(59日) | 51.7日 |
| 八代市八代(8m)・雨の日 年124日 | 1月(49日) | 6月(59日) | 51.9日 |
| 水俣市水俣(6m)・雨の日 年125日 | 10月(48日) | 6月(59日) | 51.9日 |
| 菊陽町益城(193m)・雨の日 年119日 | 1月(48日) | 6月(60日) | 52.1日 |
| 甲佐町甲佐(52m)・雨の日 年125日 | 1月(49日) | 6月(60日) | 52.1日 |
| あさぎり町上(166m)・雨の日 年124日 | 10月(48日) | 6月(61日) | 52.3日 |
| 人吉市人吉(146m)・雨の日 年125日 | 10月(48日) | 6月(61日) | 52.6日 |
| 多良木町多良木(210m)・雨の日 年126日 | 12月(48日) | 6月(63日) | 52.8日 |
| 南小国町南小国(448m)・雨の日 年132日 | 1月(49日) | 6月(62日) | 52.9日 |
| 高森町高森(555m)・雨の日 年133日 | 1月(49日) | 6月(63日) | 53.3日 |
| 球磨村一勝地(120m)・雨の日 年135日 | 1月(50日) | 6月(62日) | 53.5日 |
| 山都町山都(574m)・雨の日 年136日 | 1月(49日) | 6月(64日) | 53.7日 |
| 山江村山江(218m)・雨の日 年138日 | 10月(49日) | 6月(63日) | 53.9日 |
| 阿蘇市阿蘇乙姫(487m)・雨の日 年135日 | 10月(49日) | 6月(65日) | 54.1日 |
| 五木村五木(310m)・雨の日 年142日 | 1月(50日) | 6月(65日) | 54.7日 |
| 湯前町湯前横谷(665m)・雨の日 年141日 | 12月(48日) | 6月(66日) | 54.8日 |
熊本県で増築の工程表を組むときの注意
- 梅雨(九州北部地方: 6月4日ごろ〜7月19日ごろ)
熊本県を含む九州北部地方の梅雨入りは平年6月4日ごろ、梅雨明けは7月19日ごろです。増築の天候で止まる工程がこの期間に重なるのは、県内の多くの市区町村で5〜7月に着工した場合です。
- 台風(九州北部への接近 年3.8回)
九州北部への台風の接近は平年で年3.8回、多いのは7〜9月です。足場や屋根の工程がこの時期にかかる場合は、養生と片付けの日を工程表に見込んでおきます。
- 冬の工事
熊本県の観測所のある市区町村では、積雪や低温で外の工事を止める前提の月はありませんでした。冬は雨の日が少ない地域も多く、増築の工期が延びにくい時期になることがあります。
増築と天候の関係(どの地域でも共通)
増築は既存の建物とつなぐ部分の屋根・外壁を一度開けるため、雨仕舞いが終わるまでは室内への雨漏りに注意が必要です。
基礎の打設と建方・屋根の時期が工期を左右します。屋根が掛かれば、内装は天候に関係なく進められます。
住みながらの工事になることが多く、天候で工程が延びると生活への影響も長引きます。雨の多い時期は予備日を多めに見込みます。
よくある質問
Q. 熊本県で増築をするなら、何月に始めるのがよいですか?
県内の市区町村の中央値では、10月着工が約48日で最も早く終わります(晴天なら42日)。ただし市区町村によって違い、最も早い着工月が1月になるところが最も多くなっています。市区町村ごとの詳しい試算は、上の表から確認できます。
Q. 熊本県で雨の予備日は何日くらい見込めばいいですか?
着工月の中央値で見ると、晴天の工期に対して6〜18日ほど延びます。雨の多い市区町村や、梅雨・台風・冬にかかる着工月は、さらに余裕を見ておくと安心です。
計算方法と出典
- 天候の値は、気象庁ホームページ「平年値(統計期間1991〜2020年)」のアメダス月別平年値・梅雨入りと梅雨明けの平年値・台風の平年値(気象庁 平年値のダウンロード)を、コウテイが市区町村ごとに整理・加工したものです。平年値は30年間の平均で、その年の天候を予報するものではありません。
- 「1mm以上の雨の日」は日降水量が1mm以上の日で、雪の日も含みます。「強風の日」は日最大風速(10分間平均風速の1日の最大)が10m/s以上の日です。
- 「作業が止まる日」は、工程ごとに止まる条件(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は30mm以上の大雨と強風)を決め、その日数を月の日数で割った割合を1日ごとに当てはめて計算しています。雨・風・雪が別々の日に起きると仮定しているため、実際より少し長めに出ることがあります。
- 積雪10cm以上の日が月の半分を超える月は外の工事を止める(冬季休工)、日中の最高気温の平均が5℃未満の月は塗装・防水をしない、という前提です。雪囲いや仮設の上屋、採暖をして冬も施工する場合はこの限りではありません。
- 工程と日数は、コウテイの「増築工事(木造)」標準テンプレート(晴天なら何日かの目安)を使っています。現場の規模・人数・仕様で実際の工期は変わります。
データ更新日: 2026-10-28(平年値の統計期間: 1991〜2020年)


