工事と天候 | 新潟県新発田市

新発田市で外壁塗装に向く時期と、天候で延びる工期

新潟県新発田市で外壁塗装をするとき、着工する月によって工期がどれだけ変わるかを、気象庁の平年値(赤谷観測所)で試算しました。晴天が続けば14日で終わる標準工程は、平年並みの天候なら5月着工で約20日、12月着工で約136日かかる計算です。着工月の選び方だけで、およそ116日の差が出ます。

データ: 気象庁の平年値(1991〜2020年・赤谷観測所)を加工 / 更新日 2026-10-28

晴天が続けば
14日(標準工程)
いちばん早く終わる着工月
5月 → 約20日
いちばん延びる着工月
12月 → 約136日

着工月ごとの工期の目安(新発田市・平年並みの天候)

毎月1日に着工した場合に、雨・強風・積雪で作業が止まる日を見込んで、終わるまでに何日かかるかを計算しました。

晴天なら(14日)雨・強風などで延びる分冬季(積雪・低温)の待ちを含む延び
  • 1月着工113日
  • 2月着工82日
  • 3月着工54日
  • 4月着工23日
  • 5月着工20日
  • 6月着工20日
  • 7月着工23日
  • 8月着工20日
  • 9月着工22日
  • 10月着工24日
  • 11月着工32日
  • 12月着工136日
着工工期の目安晴天との差完了の目安重なる時期
1月1日約113日+99日4月23日ごろ冬季休工
2月1日約82日+68日4月23日ごろ冬季休工
3月1日約54日+40日4月23日ごろ冬季休工
4月1日約23日+9日4月23日ごろ—
5月1日約20日+6日5月20日ごろ—
6月1日約20日+6日6月20日ごろ梅雨
7月1日約23日+9日7月23日ごろ梅雨・台風
8月1日約20日+6日8月20日ごろ台風・猛暑
9月1日約22日+8日9月22日ごろ台風
10月1日約24日+10日10月24日ごろ—
11月1日約32日+18日12月2日ごろ—
12月1日約136日+122日翌年4月14日ごろ冬季休工

12月着工が延びて、5月着工が早い理由

12月に着工すると、工事の途中で積雪期(1〜3月は積雪10cm以上の日が月の半分を超えます)にかかります。この期間は外の工事を止めて春を待つ前提のため、終わるまでに約136日かかります。冬の間も雪囲いや仮設の屋根で施工する場合は、これより短くなります。

5月に着工すると、天候で止まる工程は5月に収まります。この時期の1mm以上の雨の日は月平均12.9日で、延びは約6日で済みます。新発田市で雨の日が少ないのは5〜6月・8月、多いのは12〜2月です。

新発田市の1mm以上の雨の日は年213日で、観測所のある全国881市区町村のうち多い順に3番目(雨の日が多いほう)です。新潟県の21市区町村の中では多い順に1番目で、県内平均(年195日)より18日多くなっています。

新発田市で外壁塗装の作業が止まる日数(月別)

工程の種類ごとに、平年並みの天候で1か月に何日くらい作業できないかの目安です。「休」は積雪や低温のため、その月は外の工事を止める前提の月です。

工程の種類1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
塗装・防水・シーリング/外壁・下地・洗浄
止まる条件: 1mm以上の雨・積雪・低温
休休休15.512.912.615.712.714.316.320.326.8147日+休3か月
足場の組立・解体
止まる条件: 強風・30mm以上の大雨・積雪
休休休2.81.11.83.82.61.62.24.813.734日+休3か月

新発田市の月別の天候(平年値)

気象庁アメダス「赤谷」観測所の1991〜2020年の平均です。日数は「その条件になった日が1か月に平均何日あるか」を表します。

要素1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
1mm以上の雨の日
2621.520.814.812.912.615.712.714.316.320.224.8213日
10mm以上の雨の日
13.910.18.66.25.55.28.66.86.87.711.715.2106日
30mm以上の大雨の日
3.61.71.11.61.11.83.82.61.62.24.55.431日
強風の日
日最大風速10m/s以上
0000000000000日
積雪10cm以上の日
25.326.119.41.30000000.410.183日
最高気温(平均)
℃
3.24.28.31622.125.228.330.125.619.112.45.9
最低気温(平均)
℃
-2.9-3.4-1.62.78.714.419.320.116.19.43.3-0.7
猛暑日
最高気温35℃以上
000000120.10003.1日
冬日
最低気温0℃未満
27.325.922.87.20.1000004.319.9108日
降水量
mm
3852612231761491933452512032403764513252mm

新発田市で5月に着工した場合の外壁塗装の工程表(天候込み)

外壁塗装工事の標準工程(11工程)を、新発田市の平年並みの天候で並べ直したものです。点線の枠が晴天続きの場合、色の付いたバーが雨などで止まる日を見込んだ期間です。

工程
5月8日目15日目
☂足場設置
☂高圧洗浄
☂養生
☂下地補修
☂下塗り
☂中塗り
☂上塗り
☂付帯部塗装
点検・補修
養生撤去
☂足場解体
平年並みの天候での期間晴天が続いた場合☂ 天候で止まる工程

工程ごとの「止まる条件」と日数

工程止まる条件晴天なら5月着工12月着工
足場設置強風・30mm以上の大雨・積雪1日1日2日
高圧洗浄1mm以上の雨・積雪1日2日7日
養生1mm以上の雨・積雪1日2日7日
下地補修1mm以上の雨・積雪1日2日7日
下塗り1mm以上の雨・積雪・低温1日2日待ち含む 98日
中塗り1mm以上の雨・積雪・低温1日2日2日
上塗り1mm以上の雨・積雪・低温1日2日2日
付帯部塗装1mm以上の雨・積雪・低温2日3日4日
点検・補修天候の影響は小さい1日1日1日
養生撤去天候の影響は小さい1日1日1日
足場解体強風・30mm以上の大雨・積雪1日1日1日

新発田市で工程表を組むときの季節の注意

  • 梅雨(北陸地方: 6月11日ごろ〜7月23日ごろ)

    北陸地方の梅雨入りは平年6月11日ごろ、梅雨明けは7月23日ごろです。外壁塗装で、天候で止まる工程がこの期間に重なるのは6〜7月に着工した場合です。新発田市の6月の1mm以上の雨の日は平年12.6日、7月は15.7日です。

  • 台風(北陸への接近 年2.8回)

    北陸への台風の接近は平年で年2.8回、最も多いのは9月(1回)です。接近が平年0.5回以上の月は7〜9月。台風が近づくと、足場のシートをたたむ・資材を固定するといった準備と後片付けで、前後の日も作業が止まります。外壁塗装でこの時期に外の工程がかかるのは、7〜9月に着工した場合です。

  • 冬の寒さと雪

    1〜3月は積雪10cm以上の日が月の半分を超えるため、外の工事は止める前提で計算しています。12月は最高気温が10℃に届かない日が多く、朝の霜や結露が乾くのを待つため、1日に塗れる時間が短くなります。

  • 夏の暑さ

    猛暑日(最高気温35℃以上)は平年で年3.1日、7〜8月に集中します。屋根や外壁の作業は日中を避けて朝夕に寄せる日が出るため、その分の余裕を見ておきます。

  • 強風(日最大風速10m/s以上: 年0日)

    近くの「津川」観測所では、日最大風速が10m/s以上の日が年0日あり、多いのは1〜3月です。高所の作業やクレーン作業は、10分間の平均風速が10m/s以上になると中止します。

外壁塗装と天候の関係(どの地域でも共通)

塗装場所の気温が5℃以下、湿度が85%以上のときや、雨・雪・強風のときは、原則として塗装を行いません(公共建築工事標準仕様書)。雨が上がっても、壁が乾くまで次の塗装には進めません。

下塗り・中塗り・上塗りの間には、塗料ごとに決められた乾燥時間(工程間隔)が必要です。雨の日が続くと塗装工程だけが止まり、足場の設置期間がそのまま延びます。

冬は朝の霜や結露が乾くまで塗り始められず、日没も早いため、1日に塗れる時間が短くなります。

この工程表をもとに、自分の現場の工程表を作る

外壁塗装工事の標準工程(14日)は、Excelのテンプレートとして無料でダウンロードできます(登録不要)。新発田市で5月以外に着工する場合は、上の表の「晴天との差」くらいの予備日を工程表に入れておくと、雨で延びても引渡し日がずれにくくなります。

よくある質問

Q. 新発田市で外壁塗装をするなら、何月に始めるのがよいですか?

平年並みの天候なら、5〜6月・8月に着工すると工期が短く済みます(5月着工で約20日)。反対に12月着工は約136日と最も長くなります。晴天が続いた場合の標準工期は14日です。

Q. 雨で延びる分は、工程表に何日くらい見込めばいいですか?

新発田市では、着工月によって6〜18日、平均で約9日延びる計算です(冬季休工にかかる着工月を除く)。晴天の工期に64%前後の予備日を足しておくと、実際の天候に近い工程表になります。

Q. 梅雨の時期に外壁塗装はできますか?

できますが、雨で止まる日が増えます。新発田市の6月の1mm以上の雨の日は平年12.6日で、6月1日に着工すると工期は約20日(晴天なら14日)の見込みです。北陸地方の梅雨明けは平年7月23日ごろなので、急がない工事なら梅雨明け後に回すのも一つの方法です。

Q. 冬(12〜2月)でも外壁塗装はできますか?

新発田市では1〜3月は積雪のため、外の工事は止める前提で計算しています。1月に着工すると、春まで待って約113日かかる見込みです。雪囲いや仮設の上屋で冬も施工する方法もありますが、費用と手間が増えます。

計算方法と出典

  • 天候の値は、気象庁ホームページ「平年値(統計期間1991〜2020年)」のアメダス月別平年値・梅雨入りと梅雨明けの平年値・台風の平年値(気象庁 平年値のダウンロード)を、コウテイが市区町村ごとに整理・加工したものです。平年値は30年間の平均で、その年の天候を予報するものではありません。
  • 「1mm以上の雨の日」は日降水量が1mm以上の日で、雪の日も含みます。「強風の日」は日最大風速(10分間平均風速の1日の最大)が10m/s以上の日です。
  • 新発田市の値は、市区町村内にある気象庁のアメダス観測所「赤谷」(標高135m)の平年値です。
  • 「赤谷」は雨量のみの観測所のため、気温は約18.4km離れた「津川」の平年値を、標高差で補正(100mにつき0.65℃)して使っています。
  • 風(日最大風速10m/s以上の日数)は、約18.4km離れた「津川」の平年値です。
  • 積雪は、約18.4km離れた「津川」の平年値です。
  • 「作業が止まる日」は、工程ごとに止まる条件(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は30mm以上の大雨と強風)を決め、その日数を月の日数で割った割合を1日ごとに当てはめて計算しています。雨・風・雪が別々の日に起きると仮定しているため、実際より少し長めに出ることがあります。
  • 積雪10cm以上の日が月の半分を超える月は外の工事を止める(冬季休工)、日中の最高気温の平均が5℃未満の月は塗装・防水をしない、という前提です。雪囲いや仮設の上屋、採暖をして冬も施工する場合はこの限りではありません。
  • 工程と日数は、コウテイの「外壁塗装工事」標準テンプレート(晴天なら何日かの目安)を使っています。現場の規模・人数・仕様で実際の工期は変わります。

データ更新日: 2026-10-28(平年値の統計期間: 1991〜2020年)

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