和歌山県で増築工事(木造)に向く時期と工期|市区町村別の比較
和歌山県の13市区町村について、増築工事(木造)の標準工程(晴天なら42日)が平年並みの天候で何日かかるかを、着工月ごとに計算しました。県内の中央値で見ると、1月着工が約48日で最も早く、6月着工は約55日と最も延びます。市区町村ごとに最も早い着工月は違い、1月になるところが最も多く(7市区町村)、12か月の平均工期が短いのは和歌山市(50.3日)、長いのは古座川町(53.8日)です。
データ: 気象庁の平年値(1991〜2020年)を加工 / 更新日 2026-10-28
着工月ごとの工期(和歌山県の13市区町村)
毎月1日に着工した場合の工期を、県内の市区町村ごとに平年並みの天候で計算し、その中央値と幅をまとめました。
- 1月着工48日(48〜52)
- 2月着工51日(50〜54)
- 3月着工53日(51〜55)
- 4月着工52日(51〜55)
- 5月着工54日(52〜57)
- 6月着工55日(53〜61)
- 7月着工53日(51〜59)
- 8月着工52日(49〜58)
- 9月着工53日(51〜57)
- 10月着工51日(49〜53)
- 11月着工49日(48〜51)
- 12月着工49日(47〜52)
市区町村ごとの早い着工月・延びる着工月
市区町村名から、月別の詳しい試算と天候込みの工程表に進めます。
| 市区町村 | 早く終わる | 延びる | 12か月平均 |
|---|---|---|---|
| 和歌山市和歌山(14m)・雨の日 年97日 | 1月(48日) | 6月(53日) | 50.3日 |
| 湯浅町湯浅(8m)・雨の日 年106日 | 1月(48日) | 6月(53日) | 50.3日 |
| かつらぎ町かつらぎ(142m)・雨の日 年116日 | 1月(49日) | 6月(53日) | 50.7日 |
| 日高川町川辺(84m)・雨の日 年111日 | 1月(48日) | 6月(54日) | 50.8日 |
| 紀の川市葛城山(840m)・雨の日 年116日 | 1月(48日) | 5月(54日) | 51日 |
| 有田川町清水(240m)・雨の日 年128日 | 11月(50日) | 6月(55日) | 52.2日 |
| 田辺市栗栖川(160m)・雨の日 年125日 | 1月(48日) | 6月(58日) | 52.3日 |
| 白浜町南紀白浜(89m)・雨の日 年107日 | 8月(50日) | 2月(54日) | 52.3日 |
| 高野町高野山(801m)・雨の日 年138日 | 10月(51日) | 6月(56日) | 53.1日 |
| 新宮市新宮(18m)・雨の日 年126日 | 12月(47日) | 6月(59日) | 53.2日 |
| 串本町潮岬(68m)・雨の日 年120日 | 12月(49日) | 6月(58日) | 53.6日 |
| 那智勝浦町色川(275m)・雨の日 年132日 | 1月(48日) | 6月(61日) | 53.8日 |
| 古座川町西川(150m)・雨の日 年133日 | 12月(47日) | 6月(61日) | 53.8日 |
和歌山県で増築の工程表を組むときの注意
- 梅雨(近畿地方: 6月6日ごろ〜7月19日ごろ)
和歌山県を含む近畿地方の梅雨入りは平年6月6日ごろ、梅雨明けは7月19日ごろです。増築の天候で止まる工程がこの期間に重なるのは、県内の多くの市区町村で5〜7月に着工した場合です。
- 台風(近畿への接近 年3.4回)
近畿への台風の接近は平年で年3.4回、多いのは7〜10月です。足場や屋根の工程がこの時期にかかる場合は、養生と片付けの日を工程表に見込んでおきます。
- 冬の工事
和歌山県の観測所のある市区町村では、積雪や低温で外の工事を止める前提の月はありませんでした。冬は雨の日が少ない地域も多く、増築の工期が延びにくい時期になることがあります。
増築と天候の関係(どの地域でも共通)
増築は既存の建物とつなぐ部分の屋根・外壁を一度開けるため、雨仕舞いが終わるまでは室内への雨漏りに注意が必要です。
基礎の打設と建方・屋根の時期が工期を左右します。屋根が掛かれば、内装は天候に関係なく進められます。
住みながらの工事になることが多く、天候で工程が延びると生活への影響も長引きます。雨の多い時期は予備日を多めに見込みます。
よくある質問
Q. 和歌山県で増築をするなら、何月に始めるのがよいですか?
県内の市区町村の中央値では、1月着工が約48日で最も早く終わります(晴天なら42日)。ただし市区町村によって違い、最も早い着工月が1月になるところが最も多くなっています。市区町村ごとの詳しい試算は、上の表から確認できます。
Q. 和歌山県で雨の予備日は何日くらい見込めばいいですか?
着工月の中央値で見ると、晴天の工期に対して6〜13日ほど延びます。雨の多い市区町村や、梅雨・台風・冬にかかる着工月は、さらに余裕を見ておくと安心です。
計算方法と出典
- 天候の値は、気象庁ホームページ「平年値(統計期間1991〜2020年)」のアメダス月別平年値・梅雨入りと梅雨明けの平年値・台風の平年値(気象庁 平年値のダウンロード)を、コウテイが市区町村ごとに整理・加工したものです。平年値は30年間の平均で、その年の天候を予報するものではありません。
- 「1mm以上の雨の日」は日降水量が1mm以上の日で、雪の日も含みます。「強風の日」は日最大風速(10分間平均風速の1日の最大)が10m/s以上の日です。
- 「作業が止まる日」は、工程ごとに止まる条件(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は30mm以上の大雨と強風)を決め、その日数を月の日数で割った割合を1日ごとに当てはめて計算しています。雨・風・雪が別々の日に起きると仮定しているため、実際より少し長めに出ることがあります。
- 積雪10cm以上の日が月の半分を超える月は外の工事を止める(冬季休工)、日中の最高気温の平均が5℃未満の月は塗装・防水をしない、という前提です。雪囲いや仮設の上屋、採暖をして冬も施工する場合はこの限りではありません。
- 工程と日数は、コウテイの「増築工事(木造)」標準テンプレート(晴天なら何日かの目安)を使っています。現場の規模・人数・仕様で実際の工期は変わります。
データ更新日: 2026-10-28(平年値の統計期間: 1991〜2020年)


