岐阜県で増築工事(木造)に向く時期と工期|市区町村別の比較
岐阜県の18市区町村について、増築工事(木造)の標準工程(晴天なら42日)が平年並みの天候で何日かかるかを、着工月ごとに計算しました。県内の中央値で見ると、11月着工が約50日で最も早く、6月着工は約57日と最も延びます。市区町村ごとに最も早い着工月は違い、10月・1月になるところが最も多く(7市区町村)、12か月の平均工期が短いのは岐阜市(51.2日)、長いのは白川村(89.3日)です。
データ: 気象庁の平年値(1991〜2020年)を加工 / 更新日 2026-10-28
着工月ごとの工期(岐阜県の18市区町村)
毎月1日に着工した場合の工期を、県内の市区町村ごとに平年並みの天候で計算し、その中央値と幅をまとめました。
- 1月着工54日(47〜145)
- 2月着工53日(50〜114)
- 3月着工53日(51〜86)
- 4月着工53日(51〜58)
- 5月着工54日(52〜57)
- 6月着工57日(55〜60)
- 7月着工56日(54〜61)
- 8月着工54日(52〜57)
- 9月着工53日(52〜55)
- 10月着工51日(49〜58)
- 11月着工50日(48〜171)
- 12月着工53日(48〜166)
市区町村ごとの早い着工月・延びる着工月
市区町村名から、月別の詳しい試算と天候込みの工程表に進めます。
| 市区町村 | 早く終わる | 延びる | 12か月平均 |
|---|---|---|---|
| 岐阜市岐阜(13m)・雨の日 年113日 | 11月(48日) | 6月(55日) | 51.2日 |
| 多治見市多治見(120m)・雨の日 年117日 | 1月(48日) | 6月(55日) | 51.2日 |
| 美濃加茂市美濃加茂(74m)・雨の日 年117日 | 1月(49日) | 6月(56日) | 51.4日 |
| 恵那市恵那(315m)・雨の日 年126日 | 1月(48日) | 6月(57日) | 52.2日 |
| 中津川市中津川(378m)・雨の日 年124日 | 1月(47日) | 6月(59日) | 52.3日 |
| 八百津町伽藍(650m)・雨の日 年130日 | 1月(49日) | 6月(58日) | 52.4日 |
| 大垣市大垣(6m)・雨の日 年120日 | 10月(50日) | 1月(57日) | 52.8日 |
| 美濃市美濃(68m)・雨の日 年129日 | 10月(50日) | 6月(58日) | 52.9日 |
| 下呂市金山(233m)・雨の日 年134日 | 1月(50日) | 6月(59日) | 53.3日 |
| 白川町黒川(517m)・雨の日 年138日 | 1月(50日) | 6月(60日) | 53.7日 |
| 揖斐川町揖斐川(45m)・雨の日 年139日 | 10月(51日) | 1月(62日) | 55.1日 |
| 関ケ原町関ケ原(130m)・雨の日 年147日 | 10月(51日) | 1月(67日) | 56.3日 |
| 高山市高山(560m)・雨の日 年144日 | 4月(52日) | 12月(119日・冬季の待ち含む) | 66.6日 |
| 関市関市板取(351m)・雨の日 年154日 | 10月(52日) | 12月(124日・冬季の待ち含む) | 69.1日 |
| 本巣市樽見(190m)・雨の日 年166日 | 10月(53日) | 12月(126日・冬季の待ち含む) | 69.9日 |
| 郡上市長滝(430m)・雨の日 年170日 | 10月(54日) | 12月(138日・冬季の待ち含む) | 79.3日 |
| 飛騨市神岡(455m)・雨の日 年170日 | 4月(54日) | 11月(163日・冬季の待ち含む) | 86.3日 |
| 白川村白川(478m)・雨の日 年182日 | 5月(53日) | 11月(171日・冬季の待ち含む) | 89.3日 |
岐阜県で増築の工程表を組むときの注意
- 梅雨(東海地方: 6月6日ごろ〜7月19日ごろ)
岐阜県を含む東海地方の梅雨入りは平年6月6日ごろ、梅雨明けは7月19日ごろです。増築の天候で止まる工程がこの期間に重なるのは、県内の多くの市区町村で5〜7月に着工した場合です。
- 台風(東海への接近 年3.5回)
東海への台風の接近は平年で年3.5回、多いのは7〜10月です。足場や屋根の工程がこの時期にかかる場合は、養生と片付けの日を工程表に見込んでおきます。
- 冬の積雪と低温
岐阜県では、11〜3月に着工すると、県内の一部(多い月で6市区町村)で積雪や低温のため外の工事を止める時期にかかります。特に12〜2月着工は県内の3分の1以上が冬季の待ちを含む計算です。雪囲いや仮設の上屋で冬も施工する場合は、これより短くなります。
増築と天候の関係(どの地域でも共通)
増築は既存の建物とつなぐ部分の屋根・外壁を一度開けるため、雨仕舞いが終わるまでは室内への雨漏りに注意が必要です。
基礎の打設と建方・屋根の時期が工期を左右します。屋根が掛かれば、内装は天候に関係なく進められます。
住みながらの工事になることが多く、天候で工程が延びると生活への影響も長引きます。雨の多い時期は予備日を多めに見込みます。
よくある質問
Q. 岐阜県で増築をするなら、何月に始めるのがよいですか?
県内の市区町村の中央値では、11月着工が約50日で最も早く終わります(晴天なら42日)。ただし市区町村によって違い、最も早い着工月が10月・1月になるところが最も多くなっています。市区町村ごとの詳しい試算は、上の表から確認できます。
Q. 岐阜県で雨の予備日は何日くらい見込めばいいですか?
着工月の中央値で見ると、晴天の工期に対して8〜15日ほど延びます。雨の多い市区町村や、梅雨・台風・冬にかかる着工月は、さらに余裕を見ておくと安心です。
計算方法と出典
- 天候の値は、気象庁ホームページ「平年値(統計期間1991〜2020年)」のアメダス月別平年値・梅雨入りと梅雨明けの平年値・台風の平年値(気象庁 平年値のダウンロード)を、コウテイが市区町村ごとに整理・加工したものです。平年値は30年間の平均で、その年の天候を予報するものではありません。
- 「1mm以上の雨の日」は日降水量が1mm以上の日で、雪の日も含みます。「強風の日」は日最大風速(10分間平均風速の1日の最大)が10m/s以上の日です。
- 「作業が止まる日」は、工程ごとに止まる条件(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は30mm以上の大雨と強風)を決め、その日数を月の日数で割った割合を1日ごとに当てはめて計算しています。雨・風・雪が別々の日に起きると仮定しているため、実際より少し長めに出ることがあります。
- 積雪10cm以上の日が月の半分を超える月は外の工事を止める(冬季休工)、日中の最高気温の平均が5℃未満の月は塗装・防水をしない、という前提です。雪囲いや仮設の上屋、採暖をして冬も施工する場合はこの限りではありません。
- 工程と日数は、コウテイの「増築工事(木造)」標準テンプレート(晴天なら何日かの目安)を使っています。現場の規模・人数・仕様で実際の工期は変わります。
データ更新日: 2026-10-28(平年値の統計期間: 1991〜2020年)


