工事と天候 | 北海道千歳市

千歳市でRC造・鉄骨造の解体に向く時期と、天候で延びる工期

北海道千歳市でRC造・鉄骨造の解体をするとき、着工する月によって工期がどれだけ変わるかを、気象庁の平年値(千歳観測所)で試算しました。晴天が続けば30日で終わる標準工程は、平年並みの天候なら7月着工で約34日、12月着工で約135日かかる計算です。着工月の選び方だけで、およそ101日の差が出ます。

データ: 気象庁の平年値(1991〜2020年・千歳観測所)を加工 / 更新日 2026-10-28

晴天が続けば
30日(標準工程)
いちばん早く終わる着工月
7月 → 約34日
いちばん延びる着工月
12月 → 約135日

着工月ごとの工期の目安(千歳市・平年並みの天候)

毎月1日に着工した場合に、雨・強風・積雪で作業が止まる日を見込んで、終わるまでに何日かかるかを計算しました。

晴天なら(30日)雨・強風などで延びる分冬季(積雪・低温)の待ちを含む延び
  • 1月着工133日
  • 2月着工102日
  • 3月着工74日
  • 4月着工45日
  • 5月着工41日
  • 6月着工35日
  • 7月着工34日
  • 8月着工34日
  • 9月着工36日
  • 10月着工37日
  • 11月着工39日
  • 12月着工135日
着工工期の目安晴天との差完了の目安重なる時期
1月1日約133日+103日5月13日ごろ冬季休工
2月1日約102日+72日5月13日ごろ冬季休工
3月1日約74日+44日5月13日ごろ冬季休工
4月1日約45日+15日5月15日ごろ—
5月1日約41日+11日6月10日ごろ—
6月1日約35日+5日7月5日ごろ—
7月1日約34日+4日8月3日ごろ台風
8月1日約34日+4日9月3日ごろ台風
9月1日約36日+6日10月6日ごろ台風
10月1日約37日+7日11月6日ごろ—
11月1日約39日+9日12月9日ごろ—
12月1日約135日+105日翌年4月13日ごろ冬季休工

12月着工が延びて、7月着工が早い理由

12月に着工すると、工事の途中で積雪(1〜3月)と低温(12月)にかかります。この期間は外の工事を止めて春を待つ前提のため、終わるまでに約135日かかります。冬の間も雪囲いや仮設の屋根で施工する場合は、これより短くなります。

7月に着工すると、天候で止まる工程は7〜8月に収まります。この時期の1mm以上の雨の日は月平均10.4日で、延びは約4日で済みます。千歳市で雨の日が少ないのは12〜2月、多いのは7〜8月・11月です。

千歳市の1mm以上の雨の日は年110日で、観測所のある全国881市区町村のうち多い順に632番目(雨の日が少ないほう)です。北海道の148市区町村の中では多い順に124番目で、県内平均(年142日)より32日少なくなっています。

千歳市でRC解体の作業が止まる日数(月別)

工程の種類ごとに、平年並みの天候で1か月に何日くらい作業できないかの目安です。「休」は積雪や低温のため、その月は外の工事を止める前提の月です。

工程の種類1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
解体(重機)/足場の組立・解体
止まる条件: 30mm以上の大雨・強風・積雪
休休休14.212.25.44.34.278.68.413.478日+休3か月
掘削・外構
止まる条件: 10mm以上の雨・積雪
休休休2.43.433.64.43.73.13.310.237日+休3か月

千歳市の月別の天候(平年値)

気象庁アメダス「千歳」観測所の1991〜2020年の平均です。日数は「その条件になった日が1か月に平均何日あるか」を表します。

要素1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
1mm以上の雨の日
7.389.19.19.78.59.8119.89.710.47.8110日
10mm以上の雨の日
0.40.50.92.23.433.64.43.73.12.91.429日
30mm以上の大雨の日
00.10.20.20.40.81.21.41.40.70.30.26.9日
強風の日
日最大風速10m/s以上
6.87.510.814124.73.22.95.98.17.95.890日
積雪10cm以上の日
2627.616.70.20000000.49.280日
最高気温(平均)
℃
-1.1-0.34.11116.6202325.122.516.18.91.7
最低気温(平均)
℃
-12.9-12.5-5.80611.415.717.512.54.3-1.7-8.9
冬日
最低気温0℃未満
30.82828.414.8100005.320.729.7159日
降水量
mm
263046678996113155141938049985mm

千歳市で7月に着工した場合のRC解体の工程表(天候込み)

RC・鉄骨造 解体工事の標準工程(7工程)を、千歳市の平年並みの天候で並べ直したものです。点線の枠が晴天続きの場合、色の付いたバーが雨などで止まる日を見込んだ期間です。

工程
7月8日目15日目22日目29日目8月
近隣挨拶・届出
☂仮設・防音
内装・設備撤去
☂躯体解体
☂地中障害撤去
☂ガラ搬出・整地
完了確認
平年並みの天候での期間晴天が続いた場合☂ 天候で止まる工程

工程ごとの「止まる条件」と日数

工程止まる条件晴天なら7月着工12月着工
近隣挨拶・届出天候の影響は小さい2日2日2日
仮設・防音強風・30mm以上の大雨・積雪3日3日5日
内装・設備撤去天候の影響は小さい5日5日5日
躯体解体30mm以上の大雨・強風・積雪13日15日待ち含む 114日
地中障害撤去10mm以上の雨・積雪6日7日待ち含む 100日
ガラ搬出・整地10mm以上の雨・積雪6日7日7日
完了確認天候の影響は小さい1日1日1日

千歳市で工程表を組むときの季節の注意

  • 梅雨

    北海道には気象庁の梅雨入り・梅雨明けの統計がなく、本州のような長雨の時期はありません。千歳市の1mm以上の雨の日は6月8.5日・7月9.8日で、夏は外の工事を進めやすい時期です。

  • 台風(北海道への接近 年1.9回)

    北海道への台風の接近は平年で年1.9回、最も多いのは8月(0.7回)です。接近が平年0.5回以上の月は8〜9月。台風が近づくと、足場のシートをたたむ・資材を固定するといった準備と後片付けで、前後の日も作業が止まります。RC解体でこの時期に外の工程がかかるのは、7〜9月に着工した場合です。

  • 冬の寒さと雪

    1〜3月は積雪10cm以上の日が月の半分を超えるため、外の工事は止める前提で計算しています。

  • 夏の暑さ

    真夏日(最高気温30℃以上)は年2日、猛暑日はほとんどありません。

  • 強風(日最大風速10m/s以上: 年90日)

    千歳市では、日最大風速が10m/s以上の日が年90日あり、多いのは3〜5月です(風を観測している全国712市区町村のうち、多い順に34番目)。高所の作業やクレーン作業は、10分間の平均風速が10m/s以上になると中止します。

RC解体と天候の関係(どの地域でも共通)

鉄筋コンクリートの解体は、防音パネルと養生シートで囲って進めます。強風時はシートのあおりの危険があるため、作業を止めます。

散水しながら進めるため小雨では止まりませんが、大雨では現場がぬかるみ、ガラの搬出も止まります。

地中障害(古い基礎や杭)の撤去は、掘削した穴に雨水がたまると作業が止まります。

この工程表をもとに、自分の現場の工程表を作る

RC・鉄骨造 解体工事の標準工程(30日)は、Excelのテンプレートとして無料でダウンロードできます(登録不要)。千歳市で7月以外に着工する場合は、上の表の「晴天との差」くらいの予備日を工程表に入れておくと、雨で延びても引渡し日がずれにくくなります。

よくある質問

Q. 千歳市でRC解体をするなら、何月に始めるのがよいですか?

平年並みの天候なら、6〜8月に着工すると工期が短く済みます(7月着工で約34日)。反対に12月着工は約135日と最も長くなります。晴天が続いた場合の標準工期は30日です。

Q. 雨で延びる分は、工程表に何日くらい見込めばいいですか?

千歳市では、着工月によって4〜15日、平均で約8日延びる計算です(冬季休工にかかる着工月を除く)。晴天の工期に27%前後の予備日を足しておくと、実際の天候に近い工程表になります。

Q. 冬(12〜2月)でもRC解体はできますか?

千歳市では1〜3月は積雪のため、外の工事は止める前提で計算しています。1月に着工すると、春まで待って約133日かかる見込みです。雪囲いや仮設の上屋で冬も施工する方法もありますが、費用と手間が増えます。

計算方法と出典

  • 天候の値は、気象庁ホームページ「平年値(統計期間1991〜2020年)」のアメダス月別平年値・梅雨入りと梅雨明けの平年値・台風の平年値(気象庁 平年値のダウンロード)を、コウテイが市区町村ごとに整理・加工したものです。平年値は30年間の平均で、その年の天候を予報するものではありません。
  • 「1mm以上の雨の日」は日降水量が1mm以上の日で、雪の日も含みます。「強風の日」は日最大風速(10分間平均風速の1日の最大)が10m/s以上の日です。
  • 千歳市の値は、市区町村内にある気象庁のアメダス観測所「千歳」(標高22m)の平年値です。市内にはほかに支笏湖畔の観測所があり、標高や地形によって値は変わります。
  • 「作業が止まる日」は、工程ごとに止まる条件(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は30mm以上の大雨と強風)を決め、その日数を月の日数で割った割合を1日ごとに当てはめて計算しています。雨・風・雪が別々の日に起きると仮定しているため、実際より少し長めに出ることがあります。
  • 積雪10cm以上の日が月の半分を超える月は外の工事を止める(冬季休工)、日中の最高気温の平均が5℃未満の月は塗装・防水をしない、という前提です。雪囲いや仮設の上屋、採暖をして冬も施工する場合はこの限りではありません。
  • 工程と日数は、コウテイの「RC・鉄骨造 解体工事」標準テンプレート(晴天なら何日かの目安)を使っています。現場の規模・人数・仕様で実際の工期は変わります。

データ更新日: 2026-10-28(平年値の統計期間: 1991〜2020年)

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