工事の期間(工期)の目安

RC造・鉄骨造の解体工事の工期は?期間の目安と工程ごとの日数

RC造や鉄骨造の建物の解体は、木造より時間がかかり、中小規模の建物で3週間〜2か月が目安です。建物の階数や面積、立地条件、地下の構造物の有無で大きく変わります。下の表は約1か月で組んだ標準工程です。

一般的な工期
3週間〜2か月
下の標準工程
30日(約1か月)
工程の数
7工程

RC造・鉄骨造の解体工事の標準工程と日数の内訳

着工日を1日目として、各工程が何日目から何日目まで続くかを示しています。日付が重なっている工程は並行して進めます。日数は土日・祝日を含めた暦日です。

工程日数期間
近隣挨拶・届出 2日1〜2日目
仮設・防音 3日3〜5日目
内装・設備撤去 5日6〜10日目
躯体解体 (並行)13日11〜23日目
地中障害撤去 (並行)6日21〜26日目
ガラ搬出・整地 (並行)6日24〜29日目
完了確認 1日30日目
合計(着工〜完了)30日1〜30日目

RC造・鉄骨造の解体工事の工程表の例

工程名
2026年11月
2
月
3
祝
4
水
5
木
6
金
7
土
8
日
9
月
10
火
11
水
12
木
13
金
14
土
15
日
16
月
17
火
18
水
19
木
20
金
21
土
22
日
23
祝
24
火
25
水
26
木
27
金
28
土
29
日
30
月
1
火
近隣挨拶・届出
近隣挨拶・届出
仮設・防音
仮設・防音
内装・設備撤去
内装・設備撤去
躯体解体
躯体解体
地中障害撤去
地中障害撤去
ガラ搬出・整地
ガラ搬出・整地
完了確認
完了確認

2026/11/02(月)に着工した場合の例です。土日・祝日も作業日として数えています。実際の現場では休工日を除いて日程を組んでください。

木造より時間がかかる理由

RC造の躯体は、圧砕機などの重機でコンクリートを砕き、鉄筋を分別しながら解体します。騒音や振動、粉じんが大きいため、防音パネルや散水などの対策をしながら進める必要があり、1日に解体できる量が限られます。鉄骨造は切断して撤去しますが、外壁材や床のコンクリートの撤去にも日数がかかります。

地中障害と基礎の撤去

建物の下には基礎や地中梁、杭があり、これらの撤去範囲によって工期が大きく変わります。古い建物では、図面にない地下室や埋設物が見つかることもあります。杭を抜くかどうかは跡地の利用計画で決まるため、着工前に施主や次の工事の関係者と確認しておくことが重要です。

近隣対応と作業時間の制約

都市部の解体では、作業時間が日中に限られ、日曜・祝日は作業しないのが一般的です。騒音規制や振動規制の対象となる作業もあり、事前の届出が必要になることがあります。近隣への説明と苦情への対応を丁寧に行うことが、工事を止めないための一番の対策です。

この工程表をそのまま使う

上の7工程・30日の工程表は、Excelのテンプレートとして無料でダウンロードできます(登録不要・A3横1枚の印刷設定済み)。着工日を書き換えるだけで、日付とすべての工程が自動で動きます。 ブラウザで作るなら、コウテイで開いてそのまま日程を直し、URLで施主や協力会社に共有できます。

よくある質問

Q. 3階建てのRC造の解体は何日かかりますか?

延床面積や立地によりますが、1〜2か月程度が目安です。地下室がある場合や、杭まで撤去する場合はさらに長くなります。

Q. 鉄骨造とRC造では、どちらの解体が早いですか?

一般に鉄骨造のほうが早く終わります。RC造はコンクリートを砕いて鉄筋と分別する手間がかかり、騒音・振動対策も大がかりになるためです。

Q. 解体の工程表には何を載せればよいですか?

届出と近隣挨拶、養生、内装・設備の撤去、躯体の解体、地中障害の撤去、整地、各種の完了確認を載せます。騒音の大きい作業の期間を明示しておくと、近隣への説明にも使えます。

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