オフィスの内装工事の工期は?期間の目安と工程ごとの日数
オフィスの内装工事は、会議室の新設やレイアウト変更などの工事で3週間〜1か月、ワンフロア全体の移転工事では1〜2か月が目安です。入居日や移転日が先に決まっていることが多く、そこから逆算して工程を組みます。下の表は約1か月で組んだ標準工程です。
オフィスの内装工事の標準工程と日数の内訳
着工日を1日目として、各工程が何日目から何日目まで続くかを示しています。日付が重なっている工程は並行して進めます。日数は土日・祝日を含めた暦日です。
| 工程 | 日数 | 期間 |
|---|---|---|
| 墨出し・準備 | 2日 | 1〜2日目 |
| 間仕切り工事 (並行) | 10日 | 3〜12日目 |
| 電気・LAN配線 (並行) | 14日 | 5〜18日目 |
| 空調移設 (並行) | 10日 | 7〜16日目 |
| 床・壁・天井 (並行) | 10日 | 15〜24日目 |
| 建具・ガラス (並行) | 6日 | 21〜26日目 |
| サイン・什器 (並行) | 4日 | 25〜28日目 |
| 美装・検査 | 2日 | 29〜30日目 |
| 合計(着工〜完了) | 30日 | 1〜30日目 |
オフィスの内装工事の工程表の例
2026/11/02(月)に着工した場合の例です。土日・祝日も作業日として数えています。実際の現場では休工日を除いて日程を組んでください。
入居日から逆算して組む
オフィスの工事では、入居日や移転日から逆算して、什器の搬入、内装の仕上げ、間仕切りと配線の工事、着工日の順に期限を決めます。LANや電話の回線工事は通信事業者の日程に左右されるため、早めに申し込んでおくことが重要です。工程表には、什器の搬入日や回線の開通日をマイルストーンとして入れておきます。
ビルの作業時間と工事区分
オフィスビルでは、他のテナントが入居しているため、騒音の出る作業は夜間や休日に限られることがあります。空調や防災設備はビル指定の業者が行うB工事になることが多く、その日程調整も必要です。作業できる時間が限られると暦日の工期が延びるため、着工前にビルの管理会社と工事の条件を確認しておきます。
間仕切りの変更と消防の届出
間仕切りを新しく設けると、火災報知器やスプリンクラー、誘導灯の位置を変更する必要が出ることがあります。消防設備の変更には消防署への届出が必要で、工事の前後に手続きの期間がかかります。間仕切りの計画が固まった段階で消防設備の業者に確認し、届出の日程を工程表に組み込んでおきます。
この工程表をそのまま使う
上の8工程・30日の工程表は、Excelのテンプレートとして無料でダウンロードできます(登録不要・A3横1枚の印刷設定済み)。着工日を書き換えるだけで、日付とすべての工程が自動で動きます。 ブラウザで作るなら、コウテイで開いてそのまま日程を直し、URLで施主や協力会社に共有できます。
よくある質問
Q. オフィス移転の内装工事は何か月前から準備すればよいですか?
工事期間に加えて、設計、見積もり、ビルとの協議、消防の届出などが必要なため、移転の3〜6か月前から準備を始めるのが一般的です。
Q. 営業しながらオフィスの内装工事はできますか?
工事範囲を区切って段階的に進めれば可能ですが、騒音の出る作業は夜間や休日に行うことになり、工期は長くなります。工程表で作業の時間帯と範囲を社内に周知しておくと混乱を防げます。
Q. オフィス工事の工程表は誰に共有すればよいですか?
施主の総務担当者、ビルの管理会社、B工事の業者、内装・電気・通信の各業者です。関係者が多いため、URLで常に最新の工程表を共有できると調整が楽になります。