木造住宅の解体工事の工期は?期間の目安と工程ごとの日数
木造住宅(30坪前後)の解体工事は、足場・養生から整地まで1〜2週間が目安です。ただし、着工前には建設リサイクル法の届出やアスベストの事前調査などが必要で、準備期間として2〜4週間ほどを見込んでおきます。下の表は約12日で組んだ標準工程です。
木造住宅の解体工事の標準工程と日数の内訳
着工日を1日目として、各工程が何日目から何日目まで続くかを示しています。日付が重なっている工程は並行して進めます。日数は土日・祝日を含めた暦日です。
| 工程 | 日数 | 期間 |
|---|---|---|
| 近隣挨拶・届出 | 1日 | 1日目 |
| 仮設・養生 | 1日 | 2日目 |
| 内装解体(手壊し) | 3日 | 3〜5日目 |
| 屋根・上物解体 | 3日 | 6〜8日目 |
| 基礎撤去 (並行) | 2日 | 9〜10日目 |
| 廃材搬出・整地 (並行) | 2日 | 10〜11日目 |
| 完了確認 | 1日 | 12日目 |
| 合計(着工〜完了) | 12日 | 1〜12日目 |
木造住宅の解体工事の工程表の例
2026/11/02(月)に着工した場合の例です。土日・祝日も作業日として数えています。実際の現場では休工日を除いて日程を組んでください。
着工前に必要な届出と調査
床面積の合計が80平方メートル以上の建物を解体する場合は、建設リサイクル法にもとづき、工事に着手する7日前までに届出が必要です。あわせて、アスベストの事前調査を行い、一定規模以上の工事では結果を報告する義務があります。前面道路に重機やトラックを止める場合は道路使用許可も必要です。これらの準備を工程表の最初に入れておくと、着工日を守りやすくなります。
解体の流れと日数
一般的な流れは、足場と防音・防塵の養生シートの設置、内装材や設備の手作業での撤去(分別解体)、重機による屋根と上物の解体、基礎の撤去、廃材の搬出と整地です。木造住宅の解体では、廃材を種類ごとに分別することが法律で求められており、手作業の内装解体に数日かかります。
工期が延びやすい場面
敷地が狭く重機が入らない場合は、手作業での解体が増えて工期が延びます。地中から古い基礎や浄化槽、井戸などの埋設物が見つかると、撤去のために数日追加になることがあります。アスベストを含む建材が見つかった場合も、飛散防止の措置をとりながら撤去するため日数が増えます。
この工程表をそのまま使う
上の7工程・12日の工程表は、Excelのテンプレートとして無料でダウンロードできます(登録不要・A3横1枚の印刷設定済み)。着工日を書き換えるだけで、日付とすべての工程が自動で動きます。 ブラウザで作るなら、コウテイで開いてそのまま日程を直し、URLで施主や協力会社に共有できます。
よくある質問
Q. 30坪の木造住宅の解体は何日かかりますか?
重機が入る一般的な条件なら、解体工事そのものは1〜2週間が目安です。着工前の届出やアスベスト調査などの準備に2〜4週間ほどかかるため、全体のスケジュールはそれを含めて考えます。
Q. 解体工事の前に近隣への挨拶は必要ですか?
必要です。騒音や振動、ほこり、トラックの出入りで近隣に影響が出るため、着工の1週間前までに工事の期間と作業時間を伝えて回るのが一般的です。
Q. 解体後すぐに新築工事を始められますか?
整地と滅失登記の手続き、地盤調査などを経てから新築の着工になります。解体と新築の工程をつなげて工程表を作っておくと、空白期間を短くできます。