空室整備(原状回復+クリーニング)の工期は?期間の目安と工程ごとの日数
退去後の空室を次の募集に出せる状態に整える空室整備は、5日〜10日が目安です。家賃収入が止まる空室期間を短くするには、工事の日数そのものより、段取りの速さが重要になります。下の表は約8日で組んだ標準工程です。
空室整備(原状回復+クリーニング)の標準工程と日数の内訳
着工日を1日目として、各工程が何日目から何日目まで続くかを示しています。日付が重なっている工程は並行して進めます。日数は土日・祝日を含めた暦日です。
| 工程 | 日数 | 期間 |
|---|---|---|
| 現地調査・見積 | 1日 | 1日目 |
| 不用品撤去 | 1日 | 2日目 |
| クロス張替 (並行) | 3日 | 3〜5日目 |
| 床補修・張替 (並行) | 2日 | 4〜5日目 |
| 建具・設備補修 (並行) | 2日 | 5〜6日目 |
| ハウスクリーニング | 2日 | 7〜8日目 |
| 合計(着工〜完了) | 8日 | 1〜8日目 |
空室整備(原状回復+クリーニング)の工程表の例
2026/11/02(月)に着工した場合の例です。土日・祝日も作業日として数えています。実際の現場では休工日を除いて日程を組んでください。
空室期間を短くする段取り
空室整備で最も時間を失いやすいのは、現地調査から見積もり、承認、職人の手配までの「工事が始まるまで」の期間です。退去日が決まった時点で職人の予定を仮押さえし、退去当日に現地調査と見積もりを済ませれば、翌日から工事に入れます。工程表を退去日を起点に作っておくと、関係者の動きがそろいます。
作業を重ねて日数を縮める
クロスの張替えと床の補修、建具や設備の補修は、作業する場所が重ならなければ並行して進められます。職人同士の作業場所と時間を工程表で調整し、最後にハウスクリーニングを入れる流れにすると、全体を1週間程度に収められます。
募集開始日から逆算する
入居者の募集は、整備が終わる前から始めることもできますが、内見に間に合うように仕上げておく必要があります。募集開始日や内見の予定日をマイルストーンとして工程表に入れ、そこから逆算して作業の順番を決めると、空室期間を最短にできます。
この工程表をそのまま使う
上の6工程・8日の工程表は、Excelのテンプレートとして無料でダウンロードできます(登録不要・A3横1枚の印刷設定済み)。着工日を書き換えるだけで、日付とすべての工程が自動で動きます。 ブラウザで作るなら、コウテイで開いてそのまま日程を直し、URLで施主や協力会社に共有できます。
よくある質問
Q. 空室整備は最短で何日でできますか?
クロスの部分補修とクリーニング程度なら3〜5日で終わることもあります。全面的な張替えや設備の交換が入ると1週間以上かかります。
Q. 原状回復と空室整備の違いは何ですか?
原状回復は退去者の負担範囲も含めて元の状態に戻す工事のことで、空室整備は次の入居者を募集できる状態に整える作業全体を指すことが多いです。実際の工事内容は重なる部分が多くあります。
Q. 複数の空室を効率よく整備するには?
物件ごとの工程表を並べて、職人が物件を順番に回れるように組むことです。同じ職人が連続して作業できると、手配の手間と日数の両方を減らせます。