工事と天候 | 新潟県三条市

三条市でRC造・鉄骨造の解体に向く時期と、天候で延びる工期

新潟県三条市でRC造・鉄骨造の解体をするとき、着工する月によって工期がどれだけ変わるかを、気象庁の平年値(三条観測所)で試算しました。晴天が続けば30日で終わる標準工程は、平年並みの天候なら4月着工で約31日、1月着工で約45日かかる計算です。着工月の選び方だけで、およそ14日の差が出ます。

データ: 気象庁の平年値(1991〜2020年・三条観測所)を加工 / 更新日 2026-10-28

晴天が続けば
30日(標準工程)
いちばん早く終わる着工月
4月 → 約31日
いちばん延びる着工月
1月 → 約45日

着工月ごとの工期の目安(三条市・平年並みの天候)

毎月1日に着工した場合に、雨・強風・積雪で作業が止まる日を見込んで、終わるまでに何日かかるかを計算しました。

晴天なら(30日)雨・強風などで延びる分
  • 1月着工45日
  • 2月着工40日
  • 3月着工33日
  • 4月着工31日
  • 5月着工31日
  • 6月着工32日
  • 7月着工33日
  • 8月着工33日
  • 9月着工32日
  • 10月着工32日
  • 11月着工34日
  • 12月着工39日
着工工期の目安晴天との差完了の目安重なる時期
1月1日約45日+15日2月14日ごろ—
2月1日約40日+10日3月12日ごろ—
3月1日約33日+3日4月2日ごろ—
4月1日約31日+1日5月1日ごろ—
5月1日約31日+1日5月31日ごろ—
6月1日約32日+2日7月2日ごろ梅雨・台風
7月1日約33日+3日8月2日ごろ梅雨・台風
8月1日約33日+3日9月2日ごろ台風
9月1日約32日+2日10月2日ごろ台風
10月1日約32日+2日11月1日ごろ—
11月1日約34日+4日12月4日ごろ—
12月1日約39日+9日翌年1月8日ごろ—

1月着工が延びて、4月着工が早い理由

1月に着工すると、天候で止まる工程を1〜2月に行うことになります。この時期の三条市は1mm以上の雨の日が月平均21.4日あり、強風の日も合わせると、解体(重機)の作業は月に10.8日ほど止まる計算です。その結果、晴天の場合より約15日延びます。

4月に着工すると、天候で止まる工程は4月に収まります。この時期の1mm以上の雨の日は月平均12.9日で、延びは約1日で済みます。三条市で雨の日が少ないのは5〜6月・8月、多いのは12〜2月です。

三条市の1mm以上の雨の日は年190日で、観測所のある全国881市区町村のうち多い順に43番目(雨の日が多いほう)です。新潟県の21市区町村の中では多い順に16番目で、県内平均(年195日)より5日少なくなっています。

三条市でRC解体の作業が止まる日数(月別)

工程の種類ごとに、平年並みの天候で1か月に何日くらい作業できないかの目安です。「休」は積雪や低温のため、その月は外の工事を止める前提の月です。

工程の種類1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
解体(重機)/足場の組立・解体
止まる条件: 30mm以上の大雨・強風・積雪
10.610.92.50.30.412.31.90.91.21.84.939日
掘削・外構
止まる条件: 10mm以上の雨・積雪
15.613.76.43.43.33.96.55.255.68.712.590日

三条市の月別の天候(平年値)

気象庁アメダス「三条」観測所の1991〜2020年の平均です。日数は「その条件になった日が1か月に平均何日あるか」を表します。

要素1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
1mm以上の雨の日
23.719.117.512.911.111.21311.213.214.618.823.6190日
10mm以上の雨の日
8.44.94.43.43.33.96.55.255.68.710.770日
30mm以上の大雨の日
0.90.20.10.20.412.31.80.711.72.212.5日
強風の日
日最大風速10m/s以上
0.10.10.10.10000.10.20.20.10.21日
積雪10cm以上の日
9.910.72.3000000002.726日
最高気温(平均)
℃
4.95.61016.622.225.529.130.82720.814.28
最低気温(平均)
℃
-0.5-0.81.56.312.417.321.522.518.4126.11.7
猛暑日
最高気温35℃以上
000000.11.22.210004.5日
冬日
最低気温0℃未満
17.318.78.60.20000000.46.552日
降水量
mm
22013712498941332431721451602372882049mm

三条市で4月に着工した場合のRC解体の工程表(天候込み)

RC・鉄骨造 解体工事の標準工程(7工程)を、三条市の平年並みの天候で並べ直したものです。点線の枠が晴天続きの場合、色の付いたバーが雨などで止まる日を見込んだ期間です。

工程
4月8日目15日目22日目29日目5月
近隣挨拶・届出
☂仮設・防音
内装・設備撤去
☂躯体解体
☂地中障害撤去
☂ガラ搬出・整地
完了確認
平年並みの天候での期間晴天が続いた場合☂ 天候で止まる工程

工程ごとの「止まる条件」と日数

工程止まる条件晴天なら4月着工1月着工
近隣挨拶・届出天候の影響は小さい2日2日2日
仮設・防音強風・30mm以上の大雨・積雪3日3日5日
内装・設備撤去天候の影響は小さい5日5日5日
躯体解体30mm以上の大雨・強風・積雪13日13日20日
地中障害撤去10mm以上の雨・積雪6日7日12日
ガラ搬出・整地10mm以上の雨・積雪6日7日12日
完了確認天候の影響は小さい1日1日1日

三条市で工程表を組むときの季節の注意

  • 梅雨(北陸地方: 6月11日ごろ〜7月23日ごろ)

    北陸地方の梅雨入りは平年6月11日ごろ、梅雨明けは7月23日ごろです。RC解体で、天候で止まる工程がこの期間に重なるのは6〜7月に着工した場合です。三条市の6月の1mm以上の雨の日は平年11.2日、7月は13日です。

  • 台風(北陸への接近 年2.8回)

    北陸への台風の接近は平年で年2.8回、最も多いのは9月(1回)です。接近が平年0.5回以上の月は7〜9月。台風が近づくと、足場のシートをたたむ・資材を固定するといった準備と後片付けで、前後の日も作業が止まります。RC解体でこの時期に外の工程がかかるのは、6〜9月に着工した場合です。

  • 冬の寒さと雪

    積雪10cm以上の日は年25.6日あり、12〜3月は雪で外の工事が止まる日があります。

  • 夏の暑さ

    猛暑日(最高気温35℃以上)は平年で年4.5日、7〜9月に集中します。屋根や外壁の作業は日中を避けて朝夕に寄せる日が出るため、その分の余裕を見ておきます。

  • 強風(日最大風速10m/s以上: 年1日)

    三条市では、日最大風速が10m/s以上の日が年1日あり、多いのは9〜10月・12月です(風を観測している全国712市区町村のうち、多い順に526番目)。高所の作業やクレーン作業は、10分間の平均風速が10m/s以上になると中止します。

RC解体と天候の関係(どの地域でも共通)

鉄筋コンクリートの解体は、防音パネルと養生シートで囲って進めます。強風時はシートのあおりの危険があるため、作業を止めます。

散水しながら進めるため小雨では止まりませんが、大雨では現場がぬかるみ、ガラの搬出も止まります。

地中障害(古い基礎や杭)の撤去は、掘削した穴に雨水がたまると作業が止まります。

この工程表をもとに、自分の現場の工程表を作る

RC・鉄骨造 解体工事の標準工程(30日)は、Excelのテンプレートとして無料でダウンロードできます(登録不要)。三条市で4月以外に着工する場合は、上の表の「晴天との差」くらいの予備日を工程表に入れておくと、雨で延びても引渡し日がずれにくくなります。

よくある質問

Q. 三条市でRC解体をするなら、何月に始めるのがよいですか?

平年並みの天候なら、4〜6月に着工すると工期が短く済みます(4月着工で約31日)。反対に1月着工は約45日と最も長くなります。晴天が続いた場合の標準工期は30日です。

Q. 雨で延びる分は、工程表に何日くらい見込めばいいですか?

三条市では、着工月によって1〜15日、平均で約5日延びる計算です。晴天の工期に17%前後の予備日を足しておくと、実際の天候に近い工程表になります。

Q. 梅雨の時期にRC解体はできますか?

できますが、雨で止まる日が増えます。三条市の6月の1mm以上の雨の日は平年11.2日で、6月1日に着工すると工期は約32日(晴天なら30日)の見込みです。北陸地方の梅雨明けは平年7月23日ごろなので、急がない工事なら梅雨明け後に回すのも一つの方法です。

Q. 冬(12〜2月)でもRC解体はできますか?

できます。三条市の12〜2月の1mm以上の雨の日は月平均22.1日で、1月1日に着工した場合の工期は約45日です。

計算方法と出典

  • 天候の値は、気象庁ホームページ「平年値(統計期間1991〜2020年)」のアメダス月別平年値・梅雨入りと梅雨明けの平年値・台風の平年値(気象庁 平年値のダウンロード)を、コウテイが市区町村ごとに整理・加工したものです。平年値は30年間の平均で、その年の天候を予報するものではありません。
  • 「1mm以上の雨の日」は日降水量が1mm以上の日で、雪の日も含みます。「強風の日」は日最大風速(10分間平均風速の1日の最大)が10m/s以上の日です。
  • 三条市の値は、市区町村内にある気象庁のアメダス観測所「三条」(標高9m)の平年値です。
  • 積雪は、約20.5km離れた「新津」の平年値です。
  • 「作業が止まる日」は、工程ごとに止まる条件(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は30mm以上の大雨と強風)を決め、その日数を月の日数で割った割合を1日ごとに当てはめて計算しています。雨・風・雪が別々の日に起きると仮定しているため、実際より少し長めに出ることがあります。
  • 積雪10cm以上の日が月の半分を超える月は外の工事を止める(冬季休工)、日中の最高気温の平均が5℃未満の月は塗装・防水をしない、という前提です。雪囲いや仮設の上屋、採暖をして冬も施工する場合はこの限りではありません。
  • 工程と日数は、コウテイの「RC・鉄骨造 解体工事」標準テンプレート(晴天なら何日かの目安)を使っています。現場の規模・人数・仕様で実際の工期は変わります。

データ更新日: 2026-10-28(平年値の統計期間: 1991〜2020年)

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