工事と天候 | 沖縄県・20市区町村

沖縄県で木造住宅の新築に向く時期と工期|市区町村別の比較

沖縄県の20市区町村について、木造住宅の新築の標準工程(晴天なら120日)が平年並みの天候で何日かかるかを、着工月ごとに計算しました。県内の中央値で見ると、10月着工が約145日で最も早く、1月着工は約153日と最も延びます。市区町村ごとに最も早い着工月は違い、10月になるところが最も多く(8市区町村)、12か月の平均工期が短いのは南大東村(141.7日)、長いのは与那国町(173.8日)です。

データ: 気象庁の平年値(1991〜2020年)を加工 / 更新日 2026-10-28

県内で早く終わる着工月
10月 → 中央値145日
県内で延びる着工月
1月 → 中央値153日
晴天が続けば
120日(標準工程)

着工月ごとの工期(沖縄県の20市区町村)

毎月1日に着工した場合の工期を、県内の市区町村ごとに平年並みの天候で計算し、その中央値と幅をまとめました。

最短〜最長真ん中の半分の市区町村中央値
  • 1月着工153日(140〜190)
  • 2月着工153日(138〜172)
  • 3月着工149日(139〜162)
  • 4月着工151日(141〜157)
  • 5月着工149日(143〜156)
  • 6月着工147日(140〜152)
  • 7月着工150日(140〜153)
  • 8月着工149日(141〜157)
  • 9月着工147日(137〜180)
  • 10月着工145日(138〜201)
  • 11月着工149日(139〜215)
  • 12月着工152日(140〜205)

市区町村ごとの早い着工月・延びる着工月

市区町村名から、月別の詳しい試算と天候込みの工程表に進めます。

市区町村早く終わる延びる12か月平均
南大東村南大東(15m)・雨の日 年109日2月(138日)8月(147日)141.7日
粟国村粟国(14m)・雨の日 年122日9月(137日)2月(148日)143.3日
北大東村北大東(22m)・雨の日 年106日2月(140日)8月(148日)143.7日
久米島町久米島(5m)・雨の日 年129日6月(142日)1月(153日)146.5日
石垣市石垣島(6m)・雨の日 年124日3月(141日)8月(152日)147.2日
伊是名村伊是名(14m)・雨の日 年124日6月(141日)1月(155日)147.2日
宮古島市宮古島(39m)・雨の日 年130日3月(144日)11月(151日)147.4日
名護市名護(6m)・雨の日 年133日10月(143日)5月(151日)147.8日
多良間村仲筋(10m)・雨の日 年129日3月(143日)12月(155日)148日
本部町本部(25m)・雨の日 年133日10月(143日)2月(152日)148.4日
うるま市宮城島(100m)・雨の日 年118日10月(145日)5月(154日)148.8日
渡嘉敷村渡嘉敷(220m)・雨の日 年132日9月(143日)1月(157日)149.5日
東村東(24m)・雨の日 年142日10月(145日)5月(154日)150.5日
那覇市那覇(28m)・雨の日 年124日10月(145日)5月(155日)150.6日
竹富町西表島(10m)・雨の日 年138日4月(144日)11月(158日)150.9日
読谷村読谷(90m)・雨の日 年128日10月(145日)1月(156日)151.3日
南城市糸数(186m)・雨の日 年132日6月(148日)1月(158日)151.7日
沖縄市胡屋(105m)・雨の日 年133日10月(147日)2月(157日)153日
国頭村奥(232m)・雨の日 年153日10月(148日)2月(157日)153日
与那国町与那国島(30m)・雨の日 年146日6月(148日)11月(215日)173.8日

沖縄県で木造新築の工程表を組むときの注意

  • 梅雨(沖縄地方: 5月10日ごろ〜6月21日ごろ)

    沖縄県を含む沖縄地方の梅雨入りは平年5月10日ごろ、梅雨明けは6月21日ごろです。木造新築の天候で止まる工程がこの期間に重なるのは、県内の多くの市区町村で1〜6月に着工した場合です。

  • 台風(沖縄への接近 年7.7回)

    沖縄への台風の接近は平年で年7.7回、多いのは6〜10月です。足場や屋根の工程がこの時期にかかる場合は、養生と片付けの日を工程表に見込んでおきます。

  • 冬の工事

    沖縄県の観測所のある市区町村では、積雪や低温で外の工事を止める前提の月はありませんでした。冬は雨の日が少ない地域も多く、木造新築の工期が延びにくい時期になることがあります。

木造新築と天候の関係(どの地域でも共通)

基礎のコンクリート打設は、強い雨の日を避けます。寒い時期は「寒中コンクリート」として保温養生が必要になり、型枠を外すまでの日数も延びます。

上棟から屋根の防水シート(ルーフィング)を張り終えるまでの数日間は、構造材が雨にさらされます。上棟日は天気予報を見て決め、雨養生の準備をしておきます。

屋根と外壁が仕上がれば、内装工事は天候の影響をほとんど受けません。天候で延びるのは基礎から外装までの前半です。

よくある質問

Q. 沖縄県で木造新築をするなら、何月に始めるのがよいですか?

県内の市区町村の中央値では、10月着工が約145日で最も早く終わります(晴天なら120日)。ただし市区町村によって違い、最も早い着工月が10月になるところが最も多くなっています。市区町村ごとの詳しい試算は、上の表から確認できます。

Q. 沖縄県で雨の予備日は何日くらい見込めばいいですか?

着工月の中央値で見ると、晴天の工期に対して25〜33日ほど延びます。雨の多い市区町村や、梅雨・台風・冬にかかる着工月は、さらに余裕を見ておくと安心です。

計算方法と出典

  • 天候の値は、気象庁ホームページ「平年値(統計期間1991〜2020年)」のアメダス月別平年値・梅雨入りと梅雨明けの平年値・台風の平年値(気象庁 平年値のダウンロード)を、コウテイが市区町村ごとに整理・加工したものです。平年値は30年間の平均で、その年の天候を予報するものではありません。
  • 「1mm以上の雨の日」は日降水量が1mm以上の日で、雪の日も含みます。「強風の日」は日最大風速(10分間平均風速の1日の最大)が10m/s以上の日です。
  • 「作業が止まる日」は、工程ごとに止まる条件(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は30mm以上の大雨と強風)を決め、その日数を月の日数で割った割合を1日ごとに当てはめて計算しています。雨・風・雪が別々の日に起きると仮定しているため、実際より少し長めに出ることがあります。
  • 積雪10cm以上の日が月の半分を超える月は外の工事を止める(冬季休工)、日中の最高気温の平均が5℃未満の月は塗装・防水をしない、という前提です。雪囲いや仮設の上屋、採暖をして冬も施工する場合はこの限りではありません。
  • 工程と日数は、コウテイの「木造新築(一般住宅)」標準テンプレート(晴天なら何日かの目安)を使っています。現場の規模・人数・仕様で実際の工期は変わります。

データ更新日: 2026-10-28(平年値の統計期間: 1991〜2020年)

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