埼玉県で屋根の葺き替え・カバー工法に向く時期と工期|市区町村別の比較
埼玉県の11市区町村について、屋根の葺き替え・カバー工法の標準工程(晴天なら12日)が平年並みの天候で何日かかるかを、着工月ごとに計算しました。県内の中央値で見ると、1月着工が約14日で最も早く、6月着工は約19日と最も延びます。市区町村ごとに最も早い着工月は違い、1月になるところが最も多く(7市区町村)、12か月の平均工期が短いのは鴻巣市(16.7日)、長いのは所沢市(17.7日)です。
データ: 気象庁の平年値(1991〜2020年)を加工 / 更新日 2026-10-28
着工月ごとの工期(埼玉県の11市区町村)
毎月1日に着工した場合の工期を、県内の市区町村ごとに平年並みの天候で計算し、その中央値と幅をまとめました。
- 1月着工14日(14〜15)
- 2月着工15日(15〜17)
- 3月着工17日(16〜18)
- 4月着工17日(16〜18)
- 5月着工17日(17〜18)
- 6月着工19日(19〜20)
- 7月着工19日(18〜21)
- 8月着工17日(16〜19)
- 9月着工19日(18〜20)
- 10月着工17日(17〜18)
- 11月着工15日(15〜16)
- 12月着工14日(14〜15)
市区町村ごとの早い着工月・延びる着工月
市区町村名から、月別の詳しい試算と天候込みの工程表に進めます。
| 市区町村 | 早く終わる | 延びる | 12か月平均 |
|---|---|---|---|
| 鴻巣市鴻巣(15m)・雨の日 年99日 | 1月(14日) | 6月(19日) | 16.7日 |
| 久喜市久喜(12m)・雨の日 年100日 | 1月(14日) | 6月(19日) | 16.7日 |
| 熊谷市熊谷(30m)・雨の日 年96日 | 1月(14日) | 6月(19日) | 16.8日 |
| 秩父市秩父(232m)・雨の日 年96日 | 12月(14日) | 7月(20日) | 16.8日 |
| 越谷市越谷(3m)・雨の日 年104日 | 1月(14日) | 6月(19日) | 16.8日 |
| 鳩山町鳩山(44m)・雨の日 年102日 | 1月(14日) | 6月(20日) | 16.8日 |
| 寄居町寄居(128m)・雨の日 年98日 | 12月(14日) | 6月(20日) | 16.8日 |
| 飯能市飯能(84m)・雨の日 年106日 | 12月(14日) | 6月(20日) | 17日 |
| さいたま市さいたま(8m)・雨の日 年100日 | 1月(14日) | 6月(19日) | 17.2日 |
| ときがわ町ときがわ(295m)・雨の日 年108日 | 12月(14日) | 7月(21日) | 17.4日 |
| 所沢市所沢(119m)・雨の日 年106日 | 1月(15日) | 6月(20日) | 17.7日 |
埼玉県で屋根工事の工程表を組むときの注意
- 梅雨(関東甲信地方: 6月7日ごろ〜7月19日ごろ)
埼玉県を含む関東甲信地方の梅雨入りは平年6月7日ごろ、梅雨明けは7月19日ごろです。屋根工事の天候で止まる工程がこの期間に重なるのは、県内の多くの市区町村で6〜7月に着工した場合です。
- 台風(関東甲信への接近 年3.3回)
関東甲信への台風の接近は平年で年3.3回、多いのは8〜10月です。足場や屋根の工程がこの時期にかかる場合は、養生と片付けの日を工程表に見込んでおきます。
- 冬の工事
埼玉県の観測所のある市区町村では、積雪や低温で外の工事を止める前提の月はありませんでした。冬は雨の日が少ない地域も多く、屋根工事の工期が延びにくい時期になることがあります。
屋根工事と天候の関係(どの地域でも共通)
既存の屋根をはがしてから防水シート(ルーフィング)を張るまでは、建物が雨に無防備になります。この間は天気予報を見ながら、1日で覆える範囲だけを撤去するのが基本です。
屋根の上は地上より強く風を受けます。高さ2m以上の場所での作業は、強風(10分間の平均風速が10m/s以上)のときは中止する決まりです(労働安全衛生規則)。
真夏の金属屋根は表面が70℃前後まで熱くなり、熱中症とやけどの危険があります。猛暑日の多い地域では、作業を朝夕に寄せて日数に余裕を持たせます。
よくある質問
Q. 埼玉県で屋根工事をするなら、何月に始めるのがよいですか?
県内の市区町村の中央値では、1月着工が約14日で最も早く終わります(晴天なら12日)。ただし市区町村によって違い、最も早い着工月が1月になるところが最も多くなっています。市区町村ごとの詳しい試算は、上の表から確認できます。
Q. 埼玉県で雨の予備日は何日くらい見込めばいいですか?
着工月の中央値で見ると、晴天の工期に対して2〜7日ほど延びます。雨の多い市区町村や、梅雨・台風・冬にかかる着工月は、さらに余裕を見ておくと安心です。
計算方法と出典
- 天候の値は、気象庁ホームページ「平年値(統計期間1991〜2020年)」のアメダス月別平年値・梅雨入りと梅雨明けの平年値・台風の平年値(気象庁 平年値のダウンロード)を、コウテイが市区町村ごとに整理・加工したものです。平年値は30年間の平均で、その年の天候を予報するものではありません。
- 「1mm以上の雨の日」は日降水量が1mm以上の日で、雪の日も含みます。「強風の日」は日最大風速(10分間平均風速の1日の最大)が10m/s以上の日です。
- 「作業が止まる日」は、工程ごとに止まる条件(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は30mm以上の大雨と強風)を決め、その日数を月の日数で割った割合を1日ごとに当てはめて計算しています。雨・風・雪が別々の日に起きると仮定しているため、実際より少し長めに出ることがあります。
- 積雪10cm以上の日が月の半分を超える月は外の工事を止める(冬季休工)、日中の最高気温の平均が5℃未満の月は塗装・防水をしない、という前提です。雪囲いや仮設の上屋、採暖をして冬も施工する場合はこの限りではありません。
- 工程と日数は、コウテイの「屋根葺き替え・カバー工法」標準テンプレート(晴天なら何日かの目安)を使っています。現場の規模・人数・仕様で実際の工期は変わります。
データ更新日: 2026-10-28(平年値の統計期間: 1991〜2020年)


