山形県で増築工事(木造)に向く時期と工期|市区町村別の比較
山形県の20市区町村について、増築工事(木造)の標準工程(晴天なら42日)が平年並みの天候で何日かかるかを、着工月ごとに計算しました。県内の中央値で見ると、5月着工が約52日で最も早く、11月着工は約168日と最も延びます。市区町村ごとに最も早い着工月は違い、5月になるところが最も多く(18市区町村)、12か月の平均工期が短いのは山形市(65.8日)、長いのは大蔵村(121.1日)です。
データ: 気象庁の平年値(1991〜2020年)を加工 / 更新日 2026-10-28
着工月ごとの工期(山形県の20市区町村)
毎月1日に着工した場合の工期を、県内の市区町村ごとに平年並みの天候で計算し、その中央値と幅をまとめました。
- 1月着工141日(100〜174)
- 2月着工110日(79〜143)
- 3月着工82日(55〜115)
- 4月着工55日(49〜84)
- 5月着工52日(49〜57)
- 6月着工54日(52〜58)
- 7月着工55日(53〜59)
- 8月着工55日(51〜58)
- 9月着工56日(51〜60)
- 10月着工63日(51〜225)
- 11月着工168日(59〜220)
- 12月着工160日(121〜206)
市区町村ごとの早い着工月・延びる着工月
市区町村名から、月別の詳しい試算と天候込みの工程表に進めます。
| 市区町村 | 早く終わる | 延びる | 12か月平均 |
|---|---|---|---|
| 山形市山形(153m)・雨の日 年137日 | 4月(49日) | 12月(124日・冬季の待ち含む) | 65.8日 |
| 東根市東根(105m)・雨の日 年143日 | 5月(49日) | 12月(136日・冬季の待ち含む) | 70日 |
| 酒田市酒田(3m)・雨の日 年188日 | 5月(53日) | 11月(123日) | 73.6日 |
| 村山市村山(80m)・雨の日 年154日 | 5月(50日) | 12月(138日・冬季の待ち含む) | 76.2日 |
| 大江町左沢(133m)・雨の日 年167日 | 5月(51日) | 12月(140日・冬季の待ち含む) | 77.6日 |
| 鶴岡市鶴岡(16m)・雨の日 年202日 | 5月(53日) | 11月(157日・冬季の待ち含む) | 82.2日 |
| 庄内町狩川(17m)・雨の日 年197日 | 5月(54日) | 11月(159日・冬季の待ち含む) | 84日 |
| 上山市上山中山(270m)・雨の日 年150日 | 5月(50日) | 11月(163日・冬季の待ち含む) | 84.1日 |
| 高畠町高畠(220m)・雨の日 年157日 | 5月(50日) | 11月(163日・冬季の待ち含む) | 84.3日 |
| 米沢市米沢(245m)・雨の日 年168日 | 5月(50日) | 11月(166日・冬季の待ち含む) | 85.1日 |
| 長井市長井(210m)・雨の日 年185日 | 5月(52日) | 11月(170日・冬季の待ち含む) | 87.7日 |
| 飯豊町高峰(260m)・雨の日 年197日 | 5月(52日) | 11月(173日・冬季の待ち含む) | 88.8日 |
| 尾花沢市尾花沢(106m)・雨の日 年182日 | 5月(51日) | 11月(180日・冬季の待ち含む) | 89.4日 |
| 新庄市新庄(105m)・雨の日 年192日 | 5月(52日) | 11月(176日・冬季の待ち含む) | 89.6日 |
| 最上町向町(212m)・雨の日 年187日 | 5月(53日) | 11月(172日・冬季の待ち含む) | 89.6日 |
| 金山町金山(170m)・雨の日 年200日 | 5月(54日) | 11月(177日・冬季の待ち含む) | 92.1日 |
| 真室川町差首鍋(88m)・雨の日 年210日 | 5月(55日) | 11月(183日・冬季の待ち含む) | 94.6日 |
| 小国町小国(140m)・雨の日 年213日 | 5月(55日) | 11月(183日・冬季の待ち含む) | 94.8日 |
| 西川町大井沢(440m)・雨の日 年206日 | 5月(55日) | 11月(216日・冬季の待ち含む) | 106.6日 |
| 大蔵村肘折(330m)・雨の日 年213日 | 6月(55日) | 10月(225日・冬季の待ち含む) | 121.1日 |
山形県で増築の工程表を組むときの注意
- 梅雨(東北南部地方: 6月12日ごろ〜7月24日ごろ)
山形県を含む東北南部地方の梅雨入りは平年6月12日ごろ、梅雨明けは7月24日ごろです。増築の天候で止まる工程がこの期間に重なるのは、県内の多くの市区町村で6〜7月に着工した場合です。
- 台風(東北への接近 年2.7回)
東北への台風の接近は平年で年2.7回、多いのは8〜10月です。足場や屋根の工程がこの時期にかかる場合は、養生と片付けの日を工程表に見込んでおきます。
- 冬の積雪と低温
山形県では、10〜4月に着工すると、県内の一部(多い月で19市区町村)で積雪や低温のため外の工事を止める時期にかかります。特に11〜3月着工は県内の3分の1以上が冬季の待ちを含む計算です。雪囲いや仮設の上屋で冬も施工する場合は、これより短くなります。
増築と天候の関係(どの地域でも共通)
増築は既存の建物とつなぐ部分の屋根・外壁を一度開けるため、雨仕舞いが終わるまでは室内への雨漏りに注意が必要です。
基礎の打設と建方・屋根の時期が工期を左右します。屋根が掛かれば、内装は天候に関係なく進められます。
住みながらの工事になることが多く、天候で工程が延びると生活への影響も長引きます。雨の多い時期は予備日を多めに見込みます。
よくある質問
Q. 山形県で増築をするなら、何月に始めるのがよいですか?
県内の市区町村の中央値では、5月着工が約52日で最も早く終わります(晴天なら42日)。ただし市区町村によって違い、最も早い着工月が5月になるところが最も多くなっています。市区町村ごとの詳しい試算は、上の表から確認できます。
Q. 山形県で雨の予備日は何日くらい見込めばいいですか?
着工月の中央値で見ると、晴天の工期に対して10〜126日ほど延びます。雨の多い市区町村や、梅雨・台風・冬にかかる着工月は、さらに余裕を見ておくと安心です。
計算方法と出典
- 天候の値は、気象庁ホームページ「平年値(統計期間1991〜2020年)」のアメダス月別平年値・梅雨入りと梅雨明けの平年値・台風の平年値(気象庁 平年値のダウンロード)を、コウテイが市区町村ごとに整理・加工したものです。平年値は30年間の平均で、その年の天候を予報するものではありません。
- 「1mm以上の雨の日」は日降水量が1mm以上の日で、雪の日も含みます。「強風の日」は日最大風速(10分間平均風速の1日の最大)が10m/s以上の日です。
- 「作業が止まる日」は、工程ごとに止まる条件(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は30mm以上の大雨と強風)を決め、その日数を月の日数で割った割合を1日ごとに当てはめて計算しています。雨・風・雪が別々の日に起きると仮定しているため、実際より少し長めに出ることがあります。
- 積雪10cm以上の日が月の半分を超える月は外の工事を止める(冬季休工)、日中の最高気温の平均が5℃未満の月は塗装・防水をしない、という前提です。雪囲いや仮設の上屋、採暖をして冬も施工する場合はこの限りではありません。
- 工程と日数は、コウテイの「増築工事(木造)」標準テンプレート(晴天なら何日かの目安)を使っています。現場の規模・人数・仕様で実際の工期は変わります。
データ更新日: 2026-10-28(平年値の統計期間: 1991〜2020年)


