📘 マニュアル / 運用ノウハウ

月次運用フロー

毎月の定例に向けて、先月の実績を工程表に反映し、遅れを日程に引き直し、A3で印刷して共有リンクで関係者に配り、月末に記録を残すまでを一本の流れにまとめました。どのボタンを押すと画面で何が起きるか、つまずきやすい箇所と直し方まで、実際の操作順に説明します。

1. 月初:先月の実績を進捗率に落とす

まずプロジェクト一覧から対象の工程表を開き、上部の「📍 本日へ」(Homeキー)を押します。タイムラインが本日を示す青い破線の位置までスクロールし、いま動いている工程が画面中央に来ます。実績を入れたい工程のバーか行をクリックすると右側にサイドパネルが開くので、進捗スライダーを5%刻みで動かしてください。工程を選んだ状態なら「+」「−」キーで10%ずつ、右クリックメニューの「完了にする (100%)」なら一度で100%になります。入力するとバーの内側が左から黒く塗られ、ラベルにも「(70%)」のように表示されます。全体像はヘッダーの「📊 ○工程 / 平均進捗 ○%」で確認できます。

2. 遅れをバーの操作で日程に反映する

工程が押したら、バーの中央をつかんで左右にドラッグします。期間を保ったまま1日単位でスナップして動き、画面の左右端に近づけるとタイムラインが自動でスクロールするので、長い工期でも一気に運べます。開始日だけ、終了日だけを直したいときは、バーの左端か右端をつかんで伸縮させてください(1日未満には縮みません)。マウスでの微調整が難しいときは、工程を選んで←→キーで1日シフト、Shift+←→で1日の伸縮ができます。土曜は黄、日曜と祝日は赤でセルに色が付くため、休工日に食い込んでいないかは色で判断できます。動かしすぎたらCtrl+Zで1手ずつ戻せます。

3. 工程の増減・並べ替えと依存関係の確認

追加工事が出たら、タイムラインの該当日をダブルクリックします。その日から7日間の「新しい工程」が追加され、左の工程名欄をそのまま書き換えられます。前の工程に続けて積んでいくならCtrl+Enterが速く、選択中の工程の終了日から新しい工程が始まります。順序を直すときは行左端の「⋮⋮」をドラッグするか、Alt+↑/↓。検査や引渡しなど動かせない日は右クリックで「◆ マイルストーンに変換」、目立たせたい工程は「★ 重要工程にする」を選びます。サイドパネルで先行工程にチェックを入れると矢印が引かれ、後続が先行の終了より前に始まっていると矢印が赤い実線に変わって矛盾を知らせます。

4. 定例会議用にA3で印刷する

Ctrl+P、または上部の「🖨️ 印刷/PDF」で印刷プレビューが開きます。ここに映るものが実際の印刷結果そのもので、工程数と工期に応じてページは自動で割られます。工期が長ければ横方向に、工程が多ければ縦方向に分かれ、どのページにも日付ヘッダー・工事名・工期・自社名とロゴ、そして「期間 …(1/2)/工程 1〜32 / 全45[P.1/3]」のような位置情報が繰り返し入ります。「🖨️ 印刷ダイアログを開く」を押したら、用紙をA3・向きを横、余白は標準にし、「背景のグラフィック」を必ずONにしてください。ここがOFFだと色がすべて飛び、白いバーだけが並んだ紙が出てきます。

5. 共有リンクで発注者・協力会社に配る

「ファイル」メニューの「🔗 共有リンク発行」を開き、有効期限(7/30/90/180/365日)と、必要ならパスワードを設定して「🔗 URLを発行」を押します。表示されたURLは「📋 コピー」でクリップボードに入ります。受け取った側はアカウント登録もログインも不要で、閲覧と印刷/PDF保存だけができます。工程を直すたびに同じURLへ最新版が反映されるため、翌月に発行し直す必要はありません。ただし発行済みのURLを個別に取り消す機能はなく、期限が来るまで有効です。社外に出すものは期限を短めにし、パスワードは電話など別の経路で伝えてください。

6. 月末:記録を残して翌月へ引き継ぐ

締めたら「ファイル」→「CSV出力」を実行します。工程名・カテゴリ・開始日・終了日・日数・進捗%・担当・メモの順に並び、BOM付きUTF-8で書き出されるためExcelで開いても文字化けしません。実績集計や社内報告にそのまま回せます。工程表を丸ごと残すなら「JSON書き出し」で、こちらは無料プランでも使えます。書き出したファイルは「JSON読込」で復元できるので、翌月の大きな組み替え前に一度取っておくと安心です。次の現場は「この工程表を複製」か「📐 テンプレ」から起こし、支払い方法の変更や解約は一覧画面のユーザーメニュー「💳 お支払い・契約の管理」から行います。

7. うまくいかないときの確認順

変更が消えるときは、ヘッダー右端の表示をまず見てください。「✓ 自動保存 12:34:56」なら保存済み、「⚠️ 無料プランは保存されません」と出ていれば保存自体が動いていません。保存にはログインと有料相当プランの両方が必要です。メニュー項目がグレーで「有料」と付く場合も理由は同じで、CSV/Excel取込・CSV出力・共有リンク発行・工程表の複製が対象になります。印刷で色が出ないときは「背景のグラフィック」、レイアウトが崩れるときは用紙A3・横・余白標準を再確認します。共有先で「共有リンクにアクセスできません/有効期限が切れています」と出た場合は期限切れなので、発行し直して新しいURLを配ってください。

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コウテイで作成した工程表をA3横で印刷した例。左に工程名、上に日付と曜日が並び、土日は黄色・日曜と祝日は赤で色分けされている
A3横で印刷した工程表(土日祝は自動で色分け/長期工事は自動でページ分割)

❓ よくある質問

Q. 共有リンクを配ったあとに工程を直しました。URLは送り直しですか?

送り直しは不要です。共有URLはその工程表の現在の内容を読みに行くため、編集が保存されていれば同じURLに最新版が表示されます(ヘッダーに「✓ 自動保存」が出ている状態が前提です)。逆に、配布を止めたい場合に古いURLだけを無効化する手段はなく、有効期限が切れるのを待つことになります。社外に出すリンクは期限を短めに設定しておくと安全です。

Q. Ctrl+Z はどこまで戻せますか?

工程の追加・削除・並べ替え・日程変更・進捗変更など、工程まわりの操作を最大50手まで戻せます。履歴はその画面を開いている間だけ保持されるため、ページを再読み込みすると戻せなくなります。工事名や工期の日付は履歴の対象外です。工程を大きく組み替える前は「JSON書き出し」でバックアップを取っておくと確実です。なお工程を削除した直後なら、画面に出るメッセージの「元に戻す」からも復元できます。

Q. 印刷が何ページにもなってしまいます。1枚に収められませんか?

ページ数はA3横1枚に収まる工程の行数と日数から自動で決まるため、枚数を直接指定することはできません。1枚に寄せたい場合は、工期の開始日・終了日を実際の範囲まで詰める、細かい工程を1本にまとめる、といった調整が有効です。なお画面上部の「目盛」の+−は画面表示の拡大縮小だけで、印刷結果の日付幅やページ数には影響しません。

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