カラー印刷とモノクロ印刷
このページでは、工程バーの色がどこで決まり、A3で刷ったときに紙の上でどう出るかを整理します。カラーで現場掲示用に刷る手順、白黒プリンタでも読める工程表の作り方、色が出ない・バーが白く抜けるときの直し方、無料プランで入る一行の透かしまでを、実際の画面操作に沿って説明します。
1. まず色の出どころを押さえる
工程バーの色は、工程を選んだときに右側へ開く詳細パネルで決まります。ガントの行かバーをクリックするとパネルが出て、上のほうに「カテゴリ(自動色分け)」として基礎・躯体・内装・設備・塗装といった工種のボタンが並びます。押した工種の色がそのままバーの色になり、もう一度押せば解除されます。同じパネルの下にある「バーの色(カスタム)」ではカラーピッカーで一本ずつ好きな色に変えられ、隣の「カテゴリ色に戻す」で元に戻せます。カテゴリもカスタム色も指定していない工程は、既定の深い緑色で描かれます。カテゴリを設定した工程には、左の工程名欄の先頭にも細い色帯が付きます。
2. カラーで印刷する手順
印刷は、ヘッダー右の「🖨️ 印刷/PDF」ボタン、Ctrl+P(Macは⌘+P)、何もない場所での右クリックから「A3印刷」、メニュー「ファイル」の「A3印刷プレビュー」のどれからでも開けます。まずコウテイ自身のプレビューが出るので、ページ数と色の並びを確かめてから「🖨️ 印刷ダイアログを開く」を押してください。ブラウザ側では用紙をA3、向きを横、余白を標準にし、いちばん大事な「背景のグラフィック」に必ずチェックを入れます。Chromeではこの項目が「詳細設定」を開かないと現れないので、見当たらないときは設定欄の下端を展開してください。
3. 色が出ない・バーが白く抜けるとき
刷ってみたら枠線だけで中身が空、という症状はほぼ「背景のグラフィック」のオフが原因です。バーの色は背景色として描いていて、バーの上に乗る工程名は白い文字で固定されているため、背景を印刷しない設定だと色も文字も消えて薄い枠だけが残ります。土曜の黄色と日曜・祝日の赤いセルの地色も同時に消えます。逆にこの設定に左右されないのは、本日を示す青い破線、依存関係の矢印、工程名欄の文字と◆★の記号、上部のヘッダーと自社ロゴです。チェックを入れ直し、プレビューを開き直してから刷れば直ります。
4. モノクロ印刷で読める工程表にする
白黒プリンタや「グレースケール」設定では、カテゴリの色は明るさの違う灰色に変換されます。ただし設備と引渡には同じ紫、内装と仕上にはよく似た緑系が割り当てられているため、灰色になると見分けが付かない組み合わせが出てきます。色で工種を区別させたいときは、詳細パネルのカスタム色で濃い色と薄い色を交互に当てて明度の差を作ってください。紙にはカテゴリ名そのものは印刷されないので、工程名を「内装/クロス貼り」のように工種込みで書いておくほうが確実です。◆と★は記号なのでモノクロでも残ります。
5. 色以外の手がかりも合わせて使う
進捗率はバーの内側に左から重なる濃い塗りで表され、同時にバー上の文字にも「(60%)」と数字が付きます。この数字はカラーでもモノクロでも残るので、進み具合は色に頼らず読み取れます。依存関係の矢印は、通常が灰色の点線で、先行工程より後続が先に始まっている矛盾があるときだけ赤い実線で少し太く描かれます。白黒では赤が灰色になりますが、点線か実線か、線が太いかどうかで区別できます。マイルストーンは工程名の横に◆、重要工程は★と太字が付き、これらも色の設定とは無関係に印刷されます。
6. インクと紙をむだにしないコツ
用紙全面が色で埋まるわけではなく、色が乗るのは工程バーと土日祝の列だけなので、通常品質のカラー印刷でもインクの減りは限定的です。逆に「下書き」や「エコノミー」を選ぶと色が薄くなり、白抜きのバー文字が地の色に埋もれて読めなくなるため避けてください。試し刷りをするなら、プレビューに出るページ数を見て一枚目だけを指定するのが安全です。配る相手が多いときは、ブラウザの送信先を「PDFに保存」に切り替えれば紙を使わず同じレイアウトを残せますし、有料プランの共有リンクを渡せば相手側で必要な分だけ刷ってもらえます。
7. 無料プランの透かしと消し方
無料プランで印刷すると、各ページ下端の「印刷日 … / koutei.resw.jp」に続けて「無料版: 有料プランで透かし非表示」という灰色の一文が入ります。図の上に斜めの大きな文字が重なる方式ではないので、工程表そのものは問題なく読めます。この一行はProまたはTeamを契約してログインすると消え、スム住む加盟店やセイQ建設版の枠で使っている場合も同じく出ません。契約したのに残るときは、プランの判定がサーバー側の契約情報を基準にしているため、一度ページを再読み込みしてからプレビューを開き直してください。
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❓ よくある質問
Q. 「背景のグラフィック」にチェックを入れたのに、まだ色が出ません。
プレビューを開いたままだと前の表示が残ることがあるので、いったん閉じてからCtrl+Pで開き直してください。それでも出ない場合は、プリンタ側の設定に「モノクロ」「白黒」「インク節約」が入っていないかを確認します。ブラウザの印刷ダイアログの色設定と、プリンタドライバの設定は別物なので、両方を見る必要があります。
Q. 工種ごとの色の意味を、凡例として紙に印刷できますか。
凡例を自動で刷る機能はありません。紙に出るのはバーの色と工程名欄の色帯だけで、カテゴリ名そのものは印刷されないためです。工程名に工種を含めて書くのがいちばん確実で、掲示物として色の意味も伝えたい場合は、別紙を作って工程表の横に貼る運用になります。
Q. モノクロ印刷でも土日と祝日は見分けられますか。
見分けはできますが、白黒だと土曜と日曜の地色はどちらもごく薄い灰色になり、その差はわずかです。確実なのは日付欄の曜日表示で、祝日はそこが「祝」の表示に変わります。休日を強く見せたい現場掲示用は、カラーのままA3で刷るのが確実です。