平川市で木造住宅の解体に向く時期と、天候で延びる工期
青森県平川市で木造住宅の解体をするとき、着工する月によって工期がどれだけ変わるかを、気象庁の平年値(碇ケ関観測所)で試算しました。晴天が続けば12日で終わる標準工程は、平年並みの天候なら4月着工で約13日、12月着工で約134日かかる計算です。着工月の選び方だけで、およそ121日の差が出ます。
データ: 気象庁の平年値(1991〜2020年・碇ケ関観測所)を加工 / 更新日 2026-10-28
着工月ごとの工期の目安(平川市・平年並みの天候)
毎月1日に着工した場合に、雨・強風・積雪で作業が止まる日を見込んで、終わるまでに何日かかるかを計算しました。
- 1月着工102日冬季休工
- 2月着工71日冬季休工
- 3月着工43日冬季休工
- 4月着工13日
- 5月着工13日
- 6月着工13日
- 7月着工13日梅雨
- 8月着工13日台風
- 9月着工13日台風
- 10月着工13日台風
- 11月着工13日
- 12月着工134日冬季休工
| 着工 | 工期の目安 | 晴天との差 | 完了の目安 | 重なる時期 |
|---|---|---|---|---|
| 1月1日 | 約102日 | +90日 | 4月12日ごろ | 冬季休工 |
| 2月1日 | 約71日 | +59日 | 4月12日ごろ | 冬季休工 |
| 3月1日 | 約43日 | +31日 | 4月12日ごろ | 冬季休工 |
| 4月1日 | 約13日 | +1日 | 4月13日ごろ | — |
| 5月1日 | 約13日 | +1日 | 5月13日ごろ | — |
| 6月1日 | 約13日 | +1日 | 6月13日ごろ | — |
| 7月1日 | 約13日 | +1日 | 7月13日ごろ | 梅雨 |
| 8月1日 | 約13日 | +1日 | 8月13日ごろ | 台風 |
| 9月1日 | 約13日 | +1日 | 9月13日ごろ | 台風 |
| 10月1日 | 約13日 | +1日 | 10月13日ごろ | 台風 |
| 11月1日 | 約13日 | +1日 | 11月13日ごろ | — |
| 12月1日 | 約134日 | +122日 | 翌年4月12日ごろ | 冬季休工 |
12月着工が延びて、4月着工が早い理由
12月に着工すると、工事の途中で積雪期(12〜3月は積雪10cm以上の日が月の半分を超えます)にかかります。この期間は外の工事を止めて春を待つ前提のため、終わるまでに約134日かかります。冬の間も雪囲いや仮設の屋根で施工する場合は、これより短くなります。
4月に着工すると、天候で止まる工程は4月に収まります。この時期の1mm以上の雨の日は月平均13.1日で、延びは約1日で済みます。平川市で雨の日が少ないのは5〜7月、多いのは12〜2月です。
平川市の1mm以上の雨の日は年171日で、観測所のある全国881市区町村のうち多い順に113番目(雨の日が多いほう)です。青森県の22市区町村の中では多い順に4番目で、県内平均(年151日)より20日多くなっています。
平川市で木造解体の作業が止まる日数(月別)
工程の種類ごとに、平年並みの天候で1か月に何日くらい作業できないかの目安です。「休」は積雪や低温のため、その月は外の工事を止める前提の月です。
| 工程の種類 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年間 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
解体(重機)/足場の組立・解体 止まる条件: 30mm以上の大雨・強風・積雪 | 休 | 休 | 休 | 2.3 | 0.7 | 0.8 | 1.7 | 2.4 | 1.6 | 1.3 | 2 | 休 | 13日+休4か月 |
掘削・外構 止まる条件: 10mm以上の雨・積雪 | 休 | 休 | 休 | 5.4 | 4.1 | 3.6 | 5.2 | 5.8 | 4.7 | 4.7 | 6.6 | 休 | 40日+休4か月 |
平川市の月別の天候(平年値)
気象庁アメダス「碇ケ関」観測所の1991〜2020年の平均です。日数は「その条件になった日が1か月に平均何日あるか」を表します。
| 要素 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年間 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1mm以上の雨の日 | 18.7 | 17 | 16.1 | 13.1 | 11.5 | 9.8 | 11.6 | 12 | 11.9 | 13.4 | 16.7 | 19.4 | 171日 |
10mm以上の雨の日 | 3.5 | 3.3 | 3.3 | 4.1 | 4.1 | 3.6 | 5.2 | 5.8 | 4.7 | 4.7 | 5.7 | 4.7 | 53日 |
30mm以上の大雨の日 | 0.1 | 0.2 | 0.4 | 0.4 | 0.5 | 0.7 | 1.6 | 2.3 | 1.4 | 1 | 0.8 | 0.4 | 9.8日 |
強風の日 日最大風速10m/s以上 | 0.1 | 0.3 | 0.2 | 0.5 | 0.2 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | 0.3 | 0.1 | 0.2 | 2日 |
積雪10cm以上の日 | 30.3 | 28.3 | 23.9 | 1.5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1.1 | 15.8 | 101日 |
最高気温(平均) ℃ | 0.4 | 1.5 | 5.6 | 13.3 | 19.6 | 23.4 | 26.6 | 28 | 24 | 17.4 | 10 | 3 | |
最低気温(平均) ℃ | -6.9 | -6.8 | -3.4 | 1.8 | 7.8 | 12.8 | 17.5 | 18.4 | 13.5 | 6.5 | 0.9 | -4.1 | |
猛暑日 最高気温35℃以上 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.4 | 0.6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1日 |
冬日 最低気温0℃未満 | 30.4 | 27.4 | 26.8 | 9.4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.2 | 12.8 | 27.9 | 135日 |
降水量 mm | 112 | 101 | 111 | 111 | 106 | 97 | 164 | 209 | 163 | 137 | 158 | 142 | 1611mm |
平川市で4月に着工した場合の木造解体の工程表(天候込み)
木造解体工事の標準工程(7工程)を、平川市の平年並みの天候で並べ直したものです。点線の枠が晴天続きの場合、色の付いたバーが雨などで止まる日を見込んだ期間です。
工程ごとの「止まる条件」と日数
| 工程 | 止まる条件 | 晴天なら | 4月着工 | 12月着工 |
|---|---|---|---|---|
| 近隣挨拶・届出 | 天候の影響は小さい | 1日 | 1日 | 1日 |
| 仮設・養生 | 強風・30mm以上の大雨・積雪 | 1日 | 1日 | 待ち含む 122日 |
| 内装解体(手壊し) | 天候の影響は小さい | 3日 | 3日 | 3日 |
| 屋根・上物解体 | 30mm以上の大雨・強風・積雪 | 3日 | 3日 | 3日 |
| 基礎撤去 | 10mm以上の雨・積雪 | 2日 | 2日 | 2日 |
| 廃材搬出・整地 | 10mm以上の雨・積雪 | 2日 | 2日 | 2日 |
| 完了確認 | 天候の影響は小さい | 1日 | 1日 | 1日 |
平川市で工程表を組むときの季節の注意
- 梅雨(東北北部地方: 6月15日ごろ〜7月28日ごろ)
東北北部地方の梅雨入りは平年6月15日ごろ、梅雨明けは7月28日ごろです。木造解体で、天候で止まる工程がこの期間に重なるのは7月に着工した場合です。平川市の6月の1mm以上の雨の日は平年9.8日、7月は11.6日です。
- 台風(東北への接近 年2.7回)
東北への台風の接近は平年で年2.7回、最も多いのは9月(0.9回)です。接近が平年0.5回以上の月は8〜10月。台風が近づくと、足場のシートをたたむ・資材を固定するといった準備と後片付けで、前後の日も作業が止まります。木造解体でこの時期に外の工程がかかるのは、8〜10月に着工した場合です。
- 冬の寒さと雪
12〜3月は積雪10cm以上の日が月の半分を超えるため、外の工事は止める前提で計算しています。
- 夏の暑さ
猛暑日(最高気温35℃以上)は平年で年1日、7〜8月に集中します。屋根や外壁の作業は日中を避けて朝夕に寄せる日が出るため、その分の余裕を見ておきます。
- 強風(日最大風速10m/s以上: 年2日)
平川市では、日最大風速が10m/s以上の日が年2日あり、多いのは2月・4月・10月です(風を観測している全国712市区町村のうち、多い順に457番目)。高所の作業やクレーン作業は、10分間の平均風速が10m/s以上になると中止します。
木造解体と天候の関係(どの地域でも共通)
解体工事は粉じんを抑えるために散水しながら進めるので、小雨程度なら作業できます。止まるのは大雨と強風のときです。
強風の日は、養生シートのあおりや廃材の飛散の危険があり、重機での取り壊しも控えます。
基礎の撤去や整地は、雨が続いて地面がぬかるむと重機やダンプが入りにくくなります。
この工程表をもとに、自分の現場の工程表を作る
木造解体工事の標準工程(12日)は、Excelのテンプレートとして無料でダウンロードできます(登録不要)。平川市で4月以外に着工する場合は、上の表の「晴天との差」くらいの予備日を工程表に入れておくと、雨で延びても引渡し日がずれにくくなります。
よくある質問
Q. 平川市で木造解体をするなら、何月に始めるのがよいですか?
平年並みの天候なら、4〜6月に着工すると工期が短く済みます(4月着工で約13日)。反対に12月着工は約134日と最も長くなります。晴天が続いた場合の標準工期は12日です。
Q. 雨で延びる分は、工程表に何日くらい見込めばいいですか?
平川市では、着工月によって1〜1日、平均で約1日延びる計算です(冬季休工にかかる着工月を除く)。晴天の工期に8%前後の予備日を足しておくと、実際の天候に近い工程表になります。
Q. 梅雨の時期に木造解体はできますか?
できますが、雨で止まる日が増えます。平川市の6月の1mm以上の雨の日は平年9.8日で、6月1日に着工すると工期は約13日(晴天なら12日)の見込みです。東北北部地方の梅雨明けは平年7月28日ごろなので、急がない工事なら梅雨明け後に回すのも一つの方法です。
Q. 冬(12〜2月)でも木造解体はできますか?
平川市では12〜3月は積雪のため、外の工事は止める前提で計算しています。1月に着工すると、春まで待って約102日かかる見込みです。雪囲いや仮設の上屋で冬も施工する方法もありますが、費用と手間が増えます。
計算方法と出典
- 天候の値は、気象庁ホームページ「平年値(統計期間1991〜2020年)」のアメダス月別平年値・梅雨入りと梅雨明けの平年値・台風の平年値(気象庁 平年値のダウンロード)を、コウテイが市区町村ごとに整理・加工したものです。平年値は30年間の平均で、その年の天候を予報するものではありません。
- 「1mm以上の雨の日」は日降水量が1mm以上の日で、雪の日も含みます。「強風の日」は日最大風速(10分間平均風速の1日の最大)が10m/s以上の日です。
- 平川市の値は、市区町村内にある気象庁のアメダス観測所「碇ケ関」(標高135m)の平年値です。市内にはほかに温川の観測所があり、標高や地形によって値は変わります。
- 「作業が止まる日」は、工程ごとに止まる条件(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は30mm以上の大雨と強風)を決め、その日数を月の日数で割った割合を1日ごとに当てはめて計算しています。雨・風・雪が別々の日に起きると仮定しているため、実際より少し長めに出ることがあります。
- 積雪10cm以上の日が月の半分を超える月は外の工事を止める(冬季休工)、日中の最高気温の平均が5℃未満の月は塗装・防水をしない、という前提です。雪囲いや仮設の上屋、採暖をして冬も施工する場合はこの限りではありません。
- 工程と日数は、コウテイの「木造解体工事」標準テンプレート(晴天なら何日かの目安)を使っています。現場の規模・人数・仕様で実際の工期は変わります。
データ更新日: 2026-10-28(平年値の統計期間: 1991〜2020年)
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お客様への説明資料、ブログ、見積書の補足などに自由にお使いください。引用するときは、出典として下のリンクを添えてください(元データは気象庁の平年値です)。


