工事と天候 | 青森県平川市

平川市で屋根の葺き替え・カバー工法に向く時期と、天候で延びる工期

青森県平川市で屋根の葺き替え・カバー工法をするとき、着工する月によって工期がどれだけ変わるかを、気象庁の平年値(碇ケ関観測所)で試算しました。晴天が続けば12日で終わる標準工程は、平年並みの天候なら6月着工で約17日、12月着工で約144日かかる計算です。着工月の選び方だけで、およそ127日の差が出ます。

データ: 気象庁の平年値(1991〜2020年・碇ケ関観測所)を加工 / 更新日 2026-10-28

晴天が続けば
12日(標準工程)
いちばん早く終わる着工月
6月 → 約17日
いちばん延びる着工月
12月 → 約144日

着工月ごとの工期の目安(平川市・平年並みの天候)

毎月1日に着工した場合に、雨・強風・積雪で作業が止まる日を見込んで、終わるまでに何日かかるかを計算しました。

晴天なら(12日)雨・強風などで延びる分冬季(積雪・低温)の待ちを含む延び
  • 1月着工112日
  • 2月着工81日
  • 3月着工53日
  • 4月着工22日
  • 5月着工19日
  • 6月着工17日
  • 7月着工19日
  • 8月着工19日
  • 9月着工19日
  • 10月着工20日
  • 11月着工26日
  • 12月着工144日
着工工期の目安晴天との差完了の目安重なる時期
1月1日約112日+100日4月22日ごろ冬季休工
2月1日約81日+69日4月22日ごろ冬季休工
3月1日約53日+41日4月22日ごろ冬季休工
4月1日約22日+10日4月22日ごろ—
5月1日約19日+7日5月19日ごろ—
6月1日約17日+5日6月17日ごろ梅雨
7月1日約19日+7日7月19日ごろ梅雨
8月1日約19日+7日8月19日ごろ台風
9月1日約19日+7日9月19日ごろ台風
10月1日約20日+8日10月20日ごろ台風
11月1日約26日+14日11月26日ごろ—
12月1日約144日+132日翌年4月22日ごろ冬季休工

12月着工が延びて、6月着工が早い理由

12月に着工すると、工事の途中で積雪期(12〜3月は積雪10cm以上の日が月の半分を超えます)にかかります。この期間は外の工事を止めて春を待つ前提のため、終わるまでに約144日かかります。冬の間も雪囲いや仮設の屋根で施工する場合は、これより短くなります。

6月に着工すると、天候で止まる工程は6月に収まります。この時期の1mm以上の雨の日は月平均9.8日で、延びは約5日で済みます。平川市で雨の日が少ないのは5〜7月、多いのは12〜2月です。

平川市の1mm以上の雨の日は年171日で、観測所のある全国881市区町村のうち多い順に113番目(雨の日が多いほう)です。青森県の22市区町村の中では多い順に4番目で、県内平均(年151日)より20日多くなっています。

平川市で屋根工事の作業が止まる日数(月別)

工程の種類ごとに、平年並みの天候で1か月に何日くらい作業できないかの目安です。「休」は積雪や低温のため、その月は外の工事を止める前提の月です。

工程の種類1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
屋根
止まる条件: 1mm以上の雨・強風・積雪
休休休14.211.69.911.712.11213.617.2休102日+休4か月
足場の組立・解体
止まる条件: 強風・30mm以上の大雨・積雪
休休休2.30.70.81.72.41.61.32休13日+休4か月

平川市の月別の天候(平年値)

気象庁アメダス「碇ケ関」観測所の1991〜2020年の平均です。日数は「その条件になった日が1か月に平均何日あるか」を表します。

要素1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
1mm以上の雨の日
18.71716.113.111.59.811.61211.913.416.719.4171日
10mm以上の雨の日
3.53.33.34.14.13.65.25.84.74.75.74.753日
30mm以上の大雨の日
0.10.20.40.40.50.71.62.31.410.80.49.8日
強風の日
日最大風速10m/s以上
0.10.30.20.50.20.10.10.10.20.30.10.22日
積雪10cm以上の日
30.328.323.91.50000001.115.8101日
最高気温(平均)
℃
0.41.55.613.319.623.426.6282417.4103
最低気温(平均)
℃
-6.9-6.8-3.41.87.812.817.518.413.56.50.9-4.1
猛暑日
最高気温35℃以上
0000000.40.600001日
冬日
最低気温0℃未満
30.427.426.89.4000000.212.827.9135日
降水量
mm
112101111111106971642091631371581421611mm

平川市で6月に着工した場合の屋根工事の工程表(天候込み)

屋根葺き替え・カバー工法の標準工程(7工程)を、平川市の平年並みの天候で並べ直したものです。点線の枠が晴天続きの場合、色の付いたバーが雨などで止まる日を見込んだ期間です。

工程
6月8日目15日目
☂足場設置
☂既存屋根撤去
☂野地板補修
☂ルーフィング
☂屋根材葺き
☂板金・雨仕舞
☂点検・足場解体
平年並みの天候での期間晴天が続いた場合☂ 天候で止まる工程

工程ごとの「止まる条件」と日数

工程止まる条件晴天なら6月着工12月着工
足場設置強風・30mm以上の大雨・積雪1日1日待ち含む 123日
既存屋根撤去1mm以上の雨・強風・積雪3日4日6日
野地板補修1mm以上の雨・強風・積雪2日3日4日
ルーフィング1mm以上の雨・強風・積雪2日3日4日
屋根材葺き1mm以上の雨・強風・積雪3日4日6日
板金・雨仕舞1mm以上の雨・強風・積雪1日1日2日
点検・足場解体強風・30mm以上の大雨・積雪1日1日1日

平川市で工程表を組むときの季節の注意

  • 梅雨(東北北部地方: 6月15日ごろ〜7月28日ごろ)

    東北北部地方の梅雨入りは平年6月15日ごろ、梅雨明けは7月28日ごろです。屋根工事で、天候で止まる工程がこの期間に重なるのは6〜7月に着工した場合です。平川市の6月の1mm以上の雨の日は平年9.8日、7月は11.6日です。

  • 台風(東北への接近 年2.7回)

    東北への台風の接近は平年で年2.7回、最も多いのは9月(0.9回)です。接近が平年0.5回以上の月は8〜10月。台風が近づくと、足場のシートをたたむ・資材を固定するといった準備と後片付けで、前後の日も作業が止まります。屋根工事でこの時期に外の工程がかかるのは、8〜10月に着工した場合です。

  • 冬の寒さと雪

    12〜3月は積雪10cm以上の日が月の半分を超えるため、外の工事は止める前提で計算しています。

  • 夏の暑さ

    猛暑日(最高気温35℃以上)は平年で年1日、7〜8月に集中します。屋根や外壁の作業は日中を避けて朝夕に寄せる日が出るため、その分の余裕を見ておきます。

  • 強風(日最大風速10m/s以上: 年2日)

    平川市では、日最大風速が10m/s以上の日が年2日あり、多いのは2月・4月・10月です(風を観測している全国712市区町村のうち、多い順に457番目)。高所の作業やクレーン作業は、10分間の平均風速が10m/s以上になると中止します。

屋根工事と天候の関係(どの地域でも共通)

既存の屋根をはがしてから防水シート(ルーフィング)を張るまでは、建物が雨に無防備になります。この間は天気予報を見ながら、1日で覆える範囲だけを撤去するのが基本です。

屋根の上は地上より強く風を受けます。高さ2m以上の場所での作業は、強風(10分間の平均風速が10m/s以上)のときは中止する決まりです(労働安全衛生規則)。

真夏の金属屋根は表面が70℃前後まで熱くなり、熱中症とやけどの危険があります。猛暑日の多い地域では、作業を朝夕に寄せて日数に余裕を持たせます。

この工程表をもとに、自分の現場の工程表を作る

屋根葺き替え・カバー工法の標準工程(12日)は、Excelのテンプレートとして無料でダウンロードできます(登録不要)。平川市で6月以外に着工する場合は、上の表の「晴天との差」くらいの予備日を工程表に入れておくと、雨で延びても引渡し日がずれにくくなります。

よくある質問

Q. 平川市で屋根工事をするなら、何月に始めるのがよいですか?

平年並みの天候なら、5〜7月に着工すると工期が短く済みます(6月着工で約17日)。反対に12月着工は約144日と最も長くなります。晴天が続いた場合の標準工期は12日です。

Q. 雨で延びる分は、工程表に何日くらい見込めばいいですか?

平川市では、着工月によって5〜14日、平均で約8日延びる計算です(冬季休工にかかる着工月を除く)。晴天の工期に67%前後の予備日を足しておくと、実際の天候に近い工程表になります。

Q. 梅雨の時期に屋根工事はできますか?

できますが、雨で止まる日が増えます。平川市の6月の1mm以上の雨の日は平年9.8日で、6月1日に着工すると工期は約17日(晴天なら12日)の見込みです。東北北部地方の梅雨明けは平年7月28日ごろなので、急がない工事なら梅雨明け後に回すのも一つの方法です。

Q. 冬(12〜2月)でも屋根工事はできますか?

平川市では12〜3月は積雪のため、外の工事は止める前提で計算しています。1月に着工すると、春まで待って約112日かかる見込みです。雪囲いや仮設の上屋で冬も施工する方法もありますが、費用と手間が増えます。

計算方法と出典

  • 天候の値は、気象庁ホームページ「平年値(統計期間1991〜2020年)」のアメダス月別平年値・梅雨入りと梅雨明けの平年値・台風の平年値(気象庁 平年値のダウンロード)を、コウテイが市区町村ごとに整理・加工したものです。平年値は30年間の平均で、その年の天候を予報するものではありません。
  • 「1mm以上の雨の日」は日降水量が1mm以上の日で、雪の日も含みます。「強風の日」は日最大風速(10分間平均風速の1日の最大)が10m/s以上の日です。
  • 平川市の値は、市区町村内にある気象庁のアメダス観測所「碇ケ関」(標高135m)の平年値です。市内にはほかに温川の観測所があり、標高や地形によって値は変わります。
  • 「作業が止まる日」は、工程ごとに止まる条件(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は30mm以上の大雨と強風)を決め、その日数を月の日数で割った割合を1日ごとに当てはめて計算しています。雨・風・雪が別々の日に起きると仮定しているため、実際より少し長めに出ることがあります。
  • 積雪10cm以上の日が月の半分を超える月は外の工事を止める(冬季休工)、日中の最高気温の平均が5℃未満の月は塗装・防水をしない、という前提です。雪囲いや仮設の上屋、採暖をして冬も施工する場合はこの限りではありません。
  • 工程と日数は、コウテイの「屋根葺き替え・カバー工法」標準テンプレート(晴天なら何日かの目安)を使っています。現場の規模・人数・仕様で実際の工期は変わります。

データ更新日: 2026-10-28(平年値の統計期間: 1991〜2020年)

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