宮崎県で木造住宅の新築に向く時期と工期|市区町村別の比較
宮崎県の18市区町村について、木造住宅の新築の標準工程(晴天なら120日)が平年並みの天候で何日かかるかを、着工月ごとに計算しました。県内の中央値で見ると、11月着工が約135日で最も早く、5月着工は約161日と最も延びます。市区町村ごとに最も早い着工月は違い、11月になるところが最も多く(10市区町村)、12か月の平均工期が短いのは延岡市(143.8日)、長いのは日南市(150.3日)です。
データ: 気象庁の平年値(1991〜2020年)を加工 / 更新日 2026-10-28
着工月ごとの工期(宮崎県の18市区町村)
毎月1日に着工した場合の工期を、県内の市区町村ごとに平年並みの天候で計算し、その中央値と幅をまとめました。
- 1月着工141日(138〜147)
- 2月着工152日(147〜159)
- 3月着工150日(147〜153)
- 4月着工154日(151〜160)
- 5月着工161日(156〜166)
- 6月着工159日(152〜165)
- 7月着工154日(148〜161)
- 8月着工147日(145〜150)
- 9月着工140日(138〜143)
- 10月着工136日(134〜140)
- 11月着工135日(133〜141)
- 12月着工136日(132〜143)
市区町村ごとの早い着工月・延びる着工月
市区町村名から、月別の詳しい試算と天候込みの工程表に進めます。
| 市区町村 | 早く終わる | 延びる | 12か月平均 |
|---|---|---|---|
| 延岡市延岡(19m)・雨の日 年111日 | 11月(133日) | 5月(156日) | 143.8日 |
| 日向市日向(20m)・雨の日 年117日 | 11月(133日) | 5月(157日) | 144.4日 |
| 西都市西都(8m)・雨の日 年119日 | 11月(134日) | 5月(158日) | 145.3日 |
| 都城市都城(154m)・雨の日 年122日 | 11月(134日) | 5月(159日) | 146.1日 |
| 高千穂町高千穂(350m)・雨の日 年127日 | 10月(135日) | 5月(160日) | 146.1日 |
| 日之影町日之影(262m)・雨の日 年126日 | 12月(132日) | 5月(162日) | 146.3日 |
| 宮崎市宮崎(9m)・雨の日 年117日 | 11月(134日) | 5月(159日) | 146.4日 |
| 国富町国富(66m)・雨の日 年122日 | 11月(134日) | 5月(160日) | 146.5日 |
| 諸塚村諸塚(150m)・雨の日 年125日 | 11月(134日) | 5月(161日) | 146.5日 |
| 串間市串間(20m)・雨の日 年125日 | 11月(136日) | 5月(158日) | 146.6日 |
| 美郷町神門(250m)・雨の日 年127日 | 11月(135日) | 5月(164日) | 148日 |
| えびの市加久藤(228m)・雨の日 年131日 | 10月(137日) | 5月(162日) | 148.2日 |
| 都農町都農(61m)・雨の日 年126日 | 12月(133日) | 5月(164日) | 148.2日 |
| 小林市小林(276m)・雨の日 年129日 | 10月(138日) | 5月(163日) | 148.4日 |
| 五ヶ瀬町鞍岡(590m)・雨の日 年138日 | 10月(139日) | 5月(160日) | 148.8日 |
| 西米良村西米良(260m)・雨の日 年134日 | 10月(137日) | 5月(166日) | 150.1日 |
| 椎葉村椎葉(517m)・雨の日 年134日 | 12月(138日) | 5月(165日) | 150.2日 |
| 日南市油津(3m)・雨の日 年122日 | 11月(138日) | 5月(162日) | 150.3日 |
宮崎県で木造新築の工程表を組むときの注意
- 梅雨(九州南部地方: 5月30日ごろ〜7月15日ごろ)
宮崎県を含む九州南部地方の梅雨入りは平年5月30日ごろ、梅雨明けは7月15日ごろです。木造新築の天候で止まる工程がこの期間に重なるのは、県内の多くの市区町村で2〜7月に着工した場合です。
- 台風(九州南部への接近 年3.9回)
九州南部への台風の接近は平年で年3.9回、多いのは7〜10月です。足場や屋根の工程がこの時期にかかる場合は、養生と片付けの日を工程表に見込んでおきます。
- 冬の工事
宮崎県の観測所のある市区町村では、積雪や低温で外の工事を止める前提の月はありませんでした。冬は雨の日が少ない地域も多く、木造新築の工期が延びにくい時期になることがあります。
木造新築と天候の関係(どの地域でも共通)
基礎のコンクリート打設は、強い雨の日を避けます。寒い時期は「寒中コンクリート」として保温養生が必要になり、型枠を外すまでの日数も延びます。
上棟から屋根の防水シート(ルーフィング)を張り終えるまでの数日間は、構造材が雨にさらされます。上棟日は天気予報を見て決め、雨養生の準備をしておきます。
屋根と外壁が仕上がれば、内装工事は天候の影響をほとんど受けません。天候で延びるのは基礎から外装までの前半です。
よくある質問
Q. 宮崎県で木造新築をするなら、何月に始めるのがよいですか?
県内の市区町村の中央値では、11月着工が約135日で最も早く終わります(晴天なら120日)。ただし市区町村によって違い、最も早い着工月が11月になるところが最も多くなっています。市区町村ごとの詳しい試算は、上の表から確認できます。
Q. 宮崎県で雨の予備日は何日くらい見込めばいいですか?
着工月の中央値で見ると、晴天の工期に対して15〜41日ほど延びます。雨の多い市区町村や、梅雨・台風・冬にかかる着工月は、さらに余裕を見ておくと安心です。
計算方法と出典
- 天候の値は、気象庁ホームページ「平年値(統計期間1991〜2020年)」のアメダス月別平年値・梅雨入りと梅雨明けの平年値・台風の平年値(気象庁 平年値のダウンロード)を、コウテイが市区町村ごとに整理・加工したものです。平年値は30年間の平均で、その年の天候を予報するものではありません。
- 「1mm以上の雨の日」は日降水量が1mm以上の日で、雪の日も含みます。「強風の日」は日最大風速(10分間平均風速の1日の最大)が10m/s以上の日です。
- 「作業が止まる日」は、工程ごとに止まる条件(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は30mm以上の大雨と強風)を決め、その日数を月の日数で割った割合を1日ごとに当てはめて計算しています。雨・風・雪が別々の日に起きると仮定しているため、実際より少し長めに出ることがあります。
- 積雪10cm以上の日が月の半分を超える月は外の工事を止める(冬季休工)、日中の最高気温の平均が5℃未満の月は塗装・防水をしない、という前提です。雪囲いや仮設の上屋、採暖をして冬も施工する場合はこの限りではありません。
- 工程と日数は、コウテイの「木造新築(一般住宅)」標準テンプレート(晴天なら何日かの目安)を使っています。現場の規模・人数・仕様で実際の工期は変わります。
データ更新日: 2026-10-28(平年値の統計期間: 1991〜2020年)


