工事と天候 | 大分県・13市区町村

大分県で木造住宅の新築に向く時期と工期|市区町村別の比較

大分県の13市区町村について、木造住宅の新築の標準工程(晴天なら120日)が平年並みの天候で何日かかるかを、着工月ごとに計算しました。県内の中央値で見ると、10月着工が約134日で最も早く、5月着工は約151日と最も延びます。市区町村ごとに最も早い着工月は違い、11月になるところが最も多く(6市区町村)、12か月の平均工期が短いのは大分市(138.5日)、長いのは玖珠町(144.7日)です。

データ: 気象庁の平年値(1991〜2020年)を加工 / 更新日 2026-10-28

県内で早く終わる着工月
10月 → 中央値134日
県内で延びる着工月
5月 → 中央値151日
晴天が続けば
120日(標準工程)

着工月ごとの工期(大分県の13市区町村)

毎月1日に着工した場合の工期を、県内の市区町村ごとに平年並みの天候で計算し、その中央値と幅をまとめました。

最短〜最長真ん中の半分の市区町村中央値
  • 1月着工138日(135〜146)
  • 2月着工144日(140〜150)
  • 3月着工145日(142〜149)
  • 4月着工145日(140〜148)
  • 5月着工151日(146〜156)
  • 6月着工149日(145〜153)
  • 7月着工145日(140〜149)
  • 8月着工141日(139〜144)
  • 9月着工136日(135〜139)
  • 10月着工134日(132〜137)
  • 11月着工135日(130〜141)
  • 12月着工134日(130〜144)

市区町村ごとの早い着工月・延びる着工月

市区町村名から、月別の詳しい試算と天候込みの工程表に進めます。

市区町村早く終わる延びる12か月平均
大分市大分(5m)・雨の日 年98日11月(130日)5月(149日)138.5日
中津市中津(12m)・雨の日 年103日12月(134日)5月(146日)139.5日
杵築市杵築(5m)・雨の日 年107日10月(133日)5月(149日)139.8日
臼杵市臼杵(30m)・雨の日 年106日11月(131日)5月(152日)140.2日
国東市武蔵(5m)・雨の日 年99日10月(134日)5月(148日)140.3日
豊後大野市犬飼(121m)・雨の日 年109日11月(131日)5月(153日)140.7日
佐伯市佐伯(2m)・雨の日 年111日11月(132日)5月(154日)142日
日田市日田(83m)・雨の日 年115日10月(135日)5月(150日)142.2日
宇佐市院内(90m)・雨の日 年118日10月(136日)5月(151日)142.2日
竹田市竹田(261m)・雨の日 年115日11月(132日)5月(155日)142.3日
豊後高田市豊後高田(5m)・雨の日 年107日9月(137日)2月(150日)144日
由布市湯布院(435m)・雨の日 年125日11月(136日)5月(156日)144.6日
玖珠町玖珠(331m)・雨の日 年127日10月(137日)5月(154日)144.7日

大分県で木造新築の工程表を組むときの注意

  • 梅雨(九州北部地方: 6月4日ごろ〜7月19日ごろ)

    大分県を含む九州北部地方の梅雨入りは平年6月4日ごろ、梅雨明けは7月19日ごろです。木造新築の天候で止まる工程がこの期間に重なるのは、県内の多くの市区町村で2〜7月に着工した場合です。

  • 台風(九州北部への接近 年3.8回)

    九州北部への台風の接近は平年で年3.8回、多いのは7〜9月です。足場や屋根の工程がこの時期にかかる場合は、養生と片付けの日を工程表に見込んでおきます。

  • 冬の工事

    大分県の観測所のある市区町村では、積雪や低温で外の工事を止める前提の月はありませんでした。冬は雨の日が少ない地域も多く、木造新築の工期が延びにくい時期になることがあります。

木造新築と天候の関係(どの地域でも共通)

基礎のコンクリート打設は、強い雨の日を避けます。寒い時期は「寒中コンクリート」として保温養生が必要になり、型枠を外すまでの日数も延びます。

上棟から屋根の防水シート(ルーフィング)を張り終えるまでの数日間は、構造材が雨にさらされます。上棟日は天気予報を見て決め、雨養生の準備をしておきます。

屋根と外壁が仕上がれば、内装工事は天候の影響をほとんど受けません。天候で延びるのは基礎から外装までの前半です。

よくある質問

Q. 大分県で木造新築をするなら、何月に始めるのがよいですか?

県内の市区町村の中央値では、10月着工が約134日で最も早く終わります(晴天なら120日)。ただし市区町村によって違い、最も早い着工月が11月になるところが最も多くなっています。市区町村ごとの詳しい試算は、上の表から確認できます。

Q. 大分県で雨の予備日は何日くらい見込めばいいですか?

着工月の中央値で見ると、晴天の工期に対して14〜31日ほど延びます。雨の多い市区町村や、梅雨・台風・冬にかかる着工月は、さらに余裕を見ておくと安心です。

計算方法と出典

  • 天候の値は、気象庁ホームページ「平年値(統計期間1991〜2020年)」のアメダス月別平年値・梅雨入りと梅雨明けの平年値・台風の平年値(気象庁 平年値のダウンロード)を、コウテイが市区町村ごとに整理・加工したものです。平年値は30年間の平均で、その年の天候を予報するものではありません。
  • 「1mm以上の雨の日」は日降水量が1mm以上の日で、雪の日も含みます。「強風の日」は日最大風速(10分間平均風速の1日の最大)が10m/s以上の日です。
  • 「作業が止まる日」は、工程ごとに止まる条件(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は30mm以上の大雨と強風)を決め、その日数を月の日数で割った割合を1日ごとに当てはめて計算しています。雨・風・雪が別々の日に起きると仮定しているため、実際より少し長めに出ることがあります。
  • 積雪10cm以上の日が月の半分を超える月は外の工事を止める(冬季休工)、日中の最高気温の平均が5℃未満の月は塗装・防水をしない、という前提です。雪囲いや仮設の上屋、採暖をして冬も施工する場合はこの限りではありません。
  • 工程と日数は、コウテイの「木造新築(一般住宅)」標準テンプレート(晴天なら何日かの目安)を使っています。現場の規模・人数・仕様で実際の工期は変わります。

データ更新日: 2026-10-28(平年値の統計期間: 1991〜2020年)

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