鳥取県で木造住宅の新築に向く時期と工期|市区町村別の比較
鳥取県の10市区町村について、木造住宅の新築の標準工程(晴天なら120日)が平年並みの天候で何日かかるかを、着工月ごとに計算しました。県内の中央値で見ると、4月着工が約146日で最も早く、11月着工は約187日と最も延びます。市区町村ごとに最も早い着工月は違い、4月になるところが最も多く(10市区町村)、12か月の平均工期が短いのは米子市(153.3日)、長いのは日南町(175.7日)です。
データ: 気象庁の平年値(1991〜2020年)を加工 / 更新日 2026-10-28
着工月ごとの工期(鳥取県の10市区町村)
毎月1日に着工した場合の工期を、県内の市区町村ごとに平年並みの天候で計算し、その中央値と幅をまとめました。
- 1月着工172日(164〜197)
- 2月着工158日(152〜167)
- 3月着工151日(145〜152)
- 4月着工146日(142〜148)
- 5月着工149日(144〜154)
- 6月着工148日(144〜152)
- 7月着工147日(144〜151)
- 8月着工151日(146〜158)
- 9月着工158日(148〜197)
- 10月着工167日(156〜204)
- 11月着工187日(172〜220)
- 12月着工186日(172〜212)
市区町村ごとの早い着工月・延びる着工月
市区町村名から、月別の詳しい試算と天候込みの工程表に進めます。
| 市区町村 | 早く終わる | 延びる | 12か月平均 |
|---|---|---|---|
| 米子市米子(7m)・雨の日 年147日 | 4月(142日) | 11月(172日) | 153.3日 |
| 境港市境(2m)・雨の日 年150日 | 4月(142日) | 11月(180日) | 154.4日 |
| 江府町江尾(155m)・雨の日 年154日 | 4月(146日) | 12月(174日) | 154.9日 |
| 大山町塩津(15m)・雨の日 年154日 | 4月(143日) | 11月(186日) | 157.7日 |
| 倉吉市倉吉(8m)・雨の日 年155日 | 4月(146日) | 11月(180日) | 157.8日 |
| 鳥取市鳥取(7m)・雨の日 年158日 | 4月(145日) | 11月(192日) | 161.1日 |
| 智頭町智頭(182m)・雨の日 年161日 | 4月(148日) | 12月(193日) | 163.8日 |
| 若桜町若桜(231m)・雨の日 年165日 | 4月(147日) | 11月(198日) | 164.8日 |
| 岩美町岩井(19m)・雨の日 年171日 | 4月(146日) | 11月(202日) | 165.6日 |
| 日南町茶屋(490m)・雨の日 年167日 | 4月(148日) | 11月(220日・冬季の待ち含む) | 175.7日 |
鳥取県で木造新築の工程表を組むときの注意
- 梅雨(中国地方: 6月6日ごろ〜7月19日ごろ)
鳥取県を含む中国地方の梅雨入りは平年6月6日ごろ、梅雨明けは7月19日ごろです。木造新築の天候で止まる工程がこの期間に重なるのは、県内の多くの市区町村で1〜7月に着工した場合です。
- 台風(中国への接近 年3回)
中国への台風の接近は平年で年3回、多いのは7〜9月です。足場や屋根の工程がこの時期にかかる場合は、養生と片付けの日を工程表に見込んでおきます。
- 冬の積雪と低温
鳥取県では、9〜1月に着工すると、県内の一部(多い月で1市区町村)で積雪や低温のため外の工事を止める時期にかかります。雪囲いや仮設の上屋で冬も施工する場合は、これより短くなります。
木造新築と天候の関係(どの地域でも共通)
基礎のコンクリート打設は、強い雨の日を避けます。寒い時期は「寒中コンクリート」として保温養生が必要になり、型枠を外すまでの日数も延びます。
上棟から屋根の防水シート(ルーフィング)を張り終えるまでの数日間は、構造材が雨にさらされます。上棟日は天気予報を見て決め、雨養生の準備をしておきます。
屋根と外壁が仕上がれば、内装工事は天候の影響をほとんど受けません。天候で延びるのは基礎から外装までの前半です。
よくある質問
Q. 鳥取県で木造新築をするなら、何月に始めるのがよいですか?
県内の市区町村の中央値では、4月着工が約146日で最も早く終わります(晴天なら120日)。ただし市区町村によって違い、最も早い着工月が4月になるところが最も多くなっています。市区町村ごとの詳しい試算は、上の表から確認できます。
Q. 鳥取県で雨の予備日は何日くらい見込めばいいですか?
着工月の中央値で見ると、晴天の工期に対して26〜67日ほど延びます。雨の多い市区町村や、梅雨・台風・冬にかかる着工月は、さらに余裕を見ておくと安心です。
計算方法と出典
- 天候の値は、気象庁ホームページ「平年値(統計期間1991〜2020年)」のアメダス月別平年値・梅雨入りと梅雨明けの平年値・台風の平年値(気象庁 平年値のダウンロード)を、コウテイが市区町村ごとに整理・加工したものです。平年値は30年間の平均で、その年の天候を予報するものではありません。
- 「1mm以上の雨の日」は日降水量が1mm以上の日で、雪の日も含みます。「強風の日」は日最大風速(10分間平均風速の1日の最大)が10m/s以上の日です。
- 「作業が止まる日」は、工程ごとに止まる条件(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は30mm以上の大雨と強風)を決め、その日数を月の日数で割った割合を1日ごとに当てはめて計算しています。雨・風・雪が別々の日に起きると仮定しているため、実際より少し長めに出ることがあります。
- 積雪10cm以上の日が月の半分を超える月は外の工事を止める(冬季休工)、日中の最高気温の平均が5℃未満の月は塗装・防水をしない、という前提です。雪囲いや仮設の上屋、採暖をして冬も施工する場合はこの限りではありません。
- 工程と日数は、コウテイの「木造新築(一般住宅)」標準テンプレート(晴天なら何日かの目安)を使っています。現場の規模・人数・仕様で実際の工期は変わります。
データ更新日: 2026-10-28(平年値の統計期間: 1991〜2020年)


