工事と天候 | 山口県・13市区町村

山口県で鉄骨造(S造)の新築に向く時期と工期|市区町村別の比較

山口県の13市区町村について、鉄骨造(S造)の新築の標準工程(晴天なら150日)が平年並みの天候で何日かかるかを、着工月ごとに計算しました。県内の中央値で見ると、9月着工が約166日で最も早く、3月着工は約176日と最も延びます。市区町村ごとに最も早い着工月は違い、9月になるところが最も多く(6市区町村)、12か月の平均工期が短いのは防府市(169.8日)、長いのは美祢市(175.3日)です。

データ: 気象庁の平年値(1991〜2020年)を加工 / 更新日 2026-10-28

県内で早く終わる着工月
9月 → 中央値166日
県内で延びる着工月
3月 → 中央値176日
晴天が続けば
150日(標準工程)

着工月ごとの工期(山口県の13市区町村)

毎月1日に着工した場合の工期を、県内の市区町村ごとに平年並みの天候で計算し、その中央値と幅をまとめました。

最短〜最長真ん中の半分の市区町村中央値
  • 1月着工172日(170〜176)
  • 2月着工174日(173〜178)
  • 3月着工176日(175〜179)
  • 4月着工176日(174〜180)
  • 5月着工175日(174〜178)
  • 6月着工174日(172〜177)
  • 7月着工170日(167〜173)
  • 8月着工168日(165〜172)
  • 9月着工166日(164〜172)
  • 10月着工167日(163〜173)
  • 11月着工169日(165〜174)
  • 12月着工170日(167〜175)

市区町村ごとの早い着工月・延びる着工月

市区町村名から、月別の詳しい試算と天候込みの工程表に進めます。

市区町村早く終わる延びる12か月平均
防府市防府(4m)・雨の日 年108日9月(165日)3月(175日)169.8日
柳井市柳井(3m)・雨の日 年102日9月(164日)3月(176日)169.8日
周防大島町安下庄(5m)・雨の日 年104日9月(165日)3月(175日)169.8日
岩国市岩国(41m)・雨の日 年102日10月(163日)4月(177日)170日
下松市下松(27m)・雨の日 年105日10月(163日)4月(177日)170.2日
宇部市宇部(5m)・雨の日 年106日8月(166日)3月(176日)171日
山口市山口(18m)・雨の日 年115日9月(166日)3月(177日)171.8日
下関市下関(3m)・雨の日 年109日9月(167日)3月(176日)171.9日
山陽小野田市東厚保(56m)・雨の日 年116日8月(168日)4月(177日)172日
萩市萩(2m)・雨の日 年120日8月(170日)3月(175日)172.6日
長門市油谷(20m)・雨の日 年124日9月(171日)3月(176日)173.3日
周南市和田(154m)・雨の日 年122日8月(168日)4月(180日)173.6日
美祢市秋吉台(240m)・雨の日 年131日8月(172日)3月(179日)175.3日

山口県で鉄骨造の工程表を組むときの注意

  • 梅雨(九州北部地方: 6月4日ごろ〜7月19日ごろ)

    山口県を含む九州北部地方の梅雨入りは平年6月4日ごろ、梅雨明けは7月19日ごろです。鉄骨造の天候で止まる工程がこの期間に重なるのは、県内の多くの市区町村で1〜7月に着工した場合です。

  • 台風(九州北部への接近 年3.8回)

    九州北部への台風の接近は平年で年3.8回、多いのは7〜9月です。足場や屋根の工程がこの時期にかかる場合は、養生と片付けの日を工程表に見込んでおきます。

  • 冬の工事

    山口県の観測所のある市区町村では、積雪や低温で外の工事を止める前提の月はありませんでした。冬は雨の日が少ない地域も多く、鉄骨造の工期が延びにくい時期になることがあります。

鉄骨造と天候の関係(どの地域でも共通)

鉄骨の建方はクレーン作業です。強風(10分間の平均風速が10m/s以上)のときはクレーン作業を中止する決まり(クレーン等安全規則)があり、風の強い地域・季節ほど建方の日数が延びます。

高力ボルトの本締めや溶接は雨天に弱く、鋼材が濡れているときは作業できません。

デッキプレートへの床コンクリート打設は、強い雨の日を避けます。冬は寒中コンクリート、真夏は暑中コンクリートとしての対策が必要です。

よくある質問

Q. 山口県で鉄骨造をするなら、何月に始めるのがよいですか?

県内の市区町村の中央値では、9月着工が約166日で最も早く終わります(晴天なら150日)。ただし市区町村によって違い、最も早い着工月が9月になるところが最も多くなっています。市区町村ごとの詳しい試算は、上の表から確認できます。

Q. 山口県で雨の予備日は何日くらい見込めばいいですか?

着工月の中央値で見ると、晴天の工期に対して16〜26日ほど延びます。雨の多い市区町村や、梅雨・台風・冬にかかる着工月は、さらに余裕を見ておくと安心です。

計算方法と出典

  • 天候の値は、気象庁ホームページ「平年値(統計期間1991〜2020年)」のアメダス月別平年値・梅雨入りと梅雨明けの平年値・台風の平年値(気象庁 平年値のダウンロード)を、コウテイが市区町村ごとに整理・加工したものです。平年値は30年間の平均で、その年の天候を予報するものではありません。
  • 「1mm以上の雨の日」は日降水量が1mm以上の日で、雪の日も含みます。「強風の日」は日最大風速(10分間平均風速の1日の最大)が10m/s以上の日です。
  • 「作業が止まる日」は、工程ごとに止まる条件(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は30mm以上の大雨と強風)を決め、その日数を月の日数で割った割合を1日ごとに当てはめて計算しています。雨・風・雪が別々の日に起きると仮定しているため、実際より少し長めに出ることがあります。
  • 積雪10cm以上の日が月の半分を超える月は外の工事を止める(冬季休工)、日中の最高気温の平均が5℃未満の月は塗装・防水をしない、という前提です。雪囲いや仮設の上屋、採暖をして冬も施工する場合はこの限りではありません。
  • 工程と日数は、コウテイの「鉄骨造(S造)新築」標準テンプレート(晴天なら何日かの目安)を使っています。現場の規模・人数・仕様で実際の工期は変わります。

データ更新日: 2026-10-28(平年値の統計期間: 1991〜2020年)

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