青森県でRC造・鉄骨造の解体に向く時期と工期|市区町村別の比較
青森県の22市区町村について、RC造・鉄骨造の解体の標準工程(晴天なら30日)が平年並みの天候で何日かかるかを、着工月ごとに計算しました。県内の中央値で見ると、5月着工が約32日で最も早く、12月着工は約105日と最も延びます。市区町村ごとに最も早い着工月は違い、5月になるところが最も多く(10市区町村)、12か月の平均工期が短いのは大間町(35.2日)、長いのは青森市(71.1日)です。
データ: 気象庁の平年値(1991〜2020年)を加工 / 更新日 2026-10-28
着工月ごとの工期(青森県の22市区町村)
毎月1日に着工した場合の工期を、県内の市区町村ごとに平年並みの天候で計算し、その中央値と幅をまとめました。
- 1月着工102日(43〜127)
- 2月着工71日(44〜96)
- 3月着工44日(36〜68)
- 4月着工33日(31〜43)
- 5月着工32日(31〜39)
- 6月着工32日(31〜34)
- 7月着工32日(32〜34)
- 8月着工33日(32〜34)
- 9月着工33日(32〜36)
- 10月着工32日(32〜37)
- 11月着工34日(31〜159)
- 12月着工105日(36〜159)
市区町村ごとの早い着工月・延びる着工月
市区町村名から、月別の詳しい試算と天候込みの工程表に進めます。
| 市区町村 | 早く終わる | 延びる | 12か月平均 |
|---|---|---|---|
| 大間町大間(14m)・雨の日 年129日 | 6月(32日) | 2月(44日) | 35.2日 |
| 八戸市八戸(27m)・雨の日 年101日 | 6月(34日) | 1月(56日) | 42.3日 |
| 鰺ヶ沢町鰺ケ沢(40m)・雨の日 年171日 | 4月(31日) | 12月(102日・冬季の待ち含む) | 46.6日 |
| 三沢市三沢(39m)・雨の日 年123日 | 4月(31日) | 1月(99日・冬季の待ち含む) | 46.8日 |
| 三戸町三戸(60m)・雨の日 年127日 | 4月(31日) | 1月(100日・冬季の待ち含む) | 46.8日 |
| 深浦町深浦(66m)・雨の日 年161日 | 5月(32日) | 12月(102日・冬季の待ち含む) | 47日 |
| 新郷村戸来(125m)・雨の日 年130日 | 5月(31日) | 1月(100日・冬季の待ち含む) | 47日 |
| 六ヶ所村六ケ所(80m)・雨の日 年164日 | 5月(31日) | 12月(105日・冬季の待ち含む) | 47.1日 |
| 十和田市十和田(55m)・雨の日 年111日 | 4月(32日) | 1月(100日・冬季の待ち含む) | 47.3日 |
| 七戸町七戸(57m)・雨の日 年150日 | 4月(32日) | 1月(100日・冬季の待ち含む) | 47.5日 |
| むつ市むつ(3m)・雨の日 年147日 | 5月(32日) | 12月(105日・冬季の待ち含む) | 48.6日 |
| 東通村小田野沢(6m)・雨の日 年148日 | 6月(33日) | 12月(105日・冬季の待ち含む) | 49日 |
| 野辺地町野辺地(14m)・雨の日 年150日 | 5月(32日) | 12月(115日・冬季の待ち含む) | 50.4日 |
| 平内町大和山(137m)・雨の日 年183日 | 5月(32日) | 12月(115日・冬季の待ち含む) | 50.8日 |
| 外ヶ浜町蟹田(5m)・雨の日 年171日 | 6月(33日) | 12月(111日・冬季の待ち含む) | 50.8日 |
| 弘前市弘前(30m)・雨の日 年162日 | 5月(31日) | 12月(133日・冬季の待ち含む) | 54.8日 |
| 五所川原市五所川原(9m)・雨の日 年173日 | 5月(31日) | 12月(134日・冬季の待ち含む) | 55.1日 |
| 今別町今別(30m)・雨の日 年176日 | 4月(32日) | 12月(132日・冬季の待ち含む) | 55.2日 |
| 黒石市黒石(30m)・雨の日 年151日 | 6月(32日) | 12月(136日・冬季の待ち含む) | 57.2日 |
| 大鰐町大鰐(63m)・雨の日 年151日 | 5月(31日) | 11月(155日・冬季の待ち含む) | 67.1日 |
| 平川市碇ケ関(135m)・雨の日 年171日 | 5月(32日) | 11月(155日・冬季の待ち含む) | 67.4日 |
| 青森市青森(3m)・雨の日 年162日 | 6月(33日) | 11月(159日・冬季の待ち含む) | 71.1日 |
青森県でRC解体の工程表を組むときの注意
- 梅雨(東北北部地方: 6月15日ごろ〜7月28日ごろ)
青森県を含む東北北部地方の梅雨入りは平年6月15日ごろ、梅雨明けは7月28日ごろです。RC解体の天候で止まる工程がこの期間に重なるのは、県内の多くの市区町村で6〜7月に着工した場合です。
- 台風(東北への接近 年2.7回)
東北への台風の接近は平年で年2.7回、多いのは8〜10月です。足場や屋根の工程がこの時期にかかる場合は、養生と片付けの日を工程表に見込んでおきます。
- 冬の積雪と低温
青森県では、11〜3月に着工すると、県内の一部(多い月で20市区町村)で積雪や低温のため外の工事を止める時期にかかります。特に12〜2月着工は県内の3分の1以上が冬季の待ちを含む計算です。雪囲いや仮設の上屋で冬も施工する場合は、これより短くなります。
RC解体と天候の関係(どの地域でも共通)
鉄筋コンクリートの解体は、防音パネルと養生シートで囲って進めます。強風時はシートのあおりの危険があるため、作業を止めます。
散水しながら進めるため小雨では止まりませんが、大雨では現場がぬかるみ、ガラの搬出も止まります。
地中障害(古い基礎や杭)の撤去は、掘削した穴に雨水がたまると作業が止まります。
よくある質問
Q. 青森県でRC解体をするなら、何月に始めるのがよいですか?
県内の市区町村の中央値では、5月着工が約32日で最も早く終わります(晴天なら30日)。ただし市区町村によって違い、最も早い着工月が5月になるところが最も多くなっています。市区町村ごとの詳しい試算は、上の表から確認できます。
Q. 青森県で雨の予備日は何日くらい見込めばいいですか?
着工月の中央値で見ると、晴天の工期に対して2〜75日ほど延びます。雨の多い市区町村や、梅雨・台風・冬にかかる着工月は、さらに余裕を見ておくと安心です。
計算方法と出典
- 天候の値は、気象庁ホームページ「平年値(統計期間1991〜2020年)」のアメダス月別平年値・梅雨入りと梅雨明けの平年値・台風の平年値(気象庁 平年値のダウンロード)を、コウテイが市区町村ごとに整理・加工したものです。平年値は30年間の平均で、その年の天候を予報するものではありません。
- 「1mm以上の雨の日」は日降水量が1mm以上の日で、雪の日も含みます。「強風の日」は日最大風速(10分間平均風速の1日の最大)が10m/s以上の日です。
- 「作業が止まる日」は、工程ごとに止まる条件(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は30mm以上の大雨と強風)を決め、その日数を月の日数で割った割合を1日ごとに当てはめて計算しています。雨・風・雪が別々の日に起きると仮定しているため、実際より少し長めに出ることがあります。
- 積雪10cm以上の日が月の半分を超える月は外の工事を止める(冬季休工)、日中の最高気温の平均が5℃未満の月は塗装・防水をしない、という前提です。雪囲いや仮設の上屋、採暖をして冬も施工する場合はこの限りではありません。
- 工程と日数は、コウテイの「RC・鉄骨造 解体工事」標準テンプレート(晴天なら何日かの目安)を使っています。現場の規模・人数・仕様で実際の工期は変わります。
データ更新日: 2026-10-28(平年値の統計期間: 1991〜2020年)


