工事と天候 | 茨城県・20市区町村

茨城県でRC造(鉄筋コンクリート造)の新築に向く時期と工期|市区町村別の比較

茨城県の20市区町村について、RC造(鉄筋コンクリート造)の新築の標準工程(晴天なら210日)が平年並みの天候で何日かかるかを、着工月ごとに計算しました。県内の中央値で見ると、9月着工が約232日で最も早く、2月着工は約246日と最も延びます。市区町村ごとに最も早い着工月は違い、9月になるところが最も多く(8市区町村)、12か月の平均工期が短いのは古河市(235.9日)、長いのは高萩市(243.9日)です。

データ: 気象庁の平年値(1991〜2020年)を加工 / 更新日 2026-10-28

県内で早く終わる着工月
9月 → 中央値232日
県内で延びる着工月
2月 → 中央値246日
晴天が続けば
210日(標準工程)

着工月ごとの工期(茨城県の20市区町村)

毎月1日に着工した場合の工期を、県内の市区町村ごとに平年並みの天候で計算し、その中央値と幅をまとめました。

最短〜最長真ん中の半分の市区町村中央値
  • 1月着工243日(240〜248)
  • 2月着工246日(243〜256)
  • 3月着工242日(240〜254)
  • 4月着工242日(240〜252)
  • 5月着工243日(241〜249)
  • 6月着工238日(236〜243)
  • 7月着工233日(231〜237)
  • 8月着工232日(229〜238)
  • 9月着工232日(228〜239)
  • 10月着工233日(229〜241)
  • 11月着工236日(233〜242)
  • 12月着工239日(236〜244)

市区町村ごとの早い着工月・延びる着工月

市区町村名から、月別の詳しい試算と天候込みの工程表に進めます。

市区町村早く終わる延びる12か月平均
古河市古河(20m)・雨の日 年101日9月(228日)2月(245日)235.9日
筑西市下館(24m)・雨の日 年102日9月(229日)2月(245日)236.3日
坂東市坂東(16m)・雨の日 年103日9月(230日)2月(244日)236.6日
つくば市つくば(25m)・雨の日 年100日8月(231日)2月(244日)236.7日
下妻市下妻(20m)・雨の日 年103日9月(230日)2月(245日)236.8日
土浦市土浦(26m)・雨の日 年104日7月(232日)2月(243日)237.1日
水戸市水戸(29m)・雨の日 年104日7月(232日)2月(245日)237.6日
常陸太田市中野(17m)・雨の日 年108日8月(230日)2月(246日)237.6日
龍ケ崎市龍ケ崎(4m)・雨の日 年107日7月(233日)2月(243日)238.3日
小美玉市美野里(25m)・雨の日 年108日8月(232日)2月(246日)238.3日
北茨城市北茨城(5m)・雨の日 年109日9月(231日)2月(249日)238.7日
笠間市笠間(72m)・雨の日 年109日9月(231日)2月(248日)238.8日
稲敷市江戸崎(25m)・雨の日 年108日7月(234日)2月(244日)238.9日
日立市日立(34m)・雨の日 年110日8月(232日)2月(249日)239.3日
常陸大宮市常陸大宮(95m)・雨の日 年111日8月(231日)2月(250日)239.4日
鉾田市鉾田(32m)・雨の日 年110日7月(234日)2月(246日)239.6日
石岡市柿岡(27m)・雨の日 年110日8月(233日)2月(248日)239.8日
大子町大子(120m)・雨の日 年114日9月(231日)2月(252日)240.5日
鹿嶋市鹿嶋(37m)・雨の日 年114日7月(236日)2月(245日)241.3日
高萩市大能(395m)・雨の日 年122日9月(234日)2月(256日)243.9日

茨城県でRC造の工程表を組むときの注意

  • 梅雨(関東甲信地方: 6月7日ごろ〜7月19日ごろ)

    茨城県を含む関東甲信地方の梅雨入りは平年6月7日ごろ、梅雨明けは7月19日ごろです。RC造の天候で止まる工程がこの期間に重なるのは、県内の多くの市区町村で11〜7月に着工した場合です。

  • 台風(関東甲信への接近 年3.3回)

    関東甲信への台風の接近は平年で年3.3回、多いのは8〜10月です。足場や屋根の工程がこの時期にかかる場合は、養生と片付けの日を工程表に見込んでおきます。

  • 冬の工事

    茨城県の観測所のある市区町村では、積雪や低温で外の工事を止める前提の月はありませんでした。冬は雨の日が少ない地域も多く、RC造の工期が延びにくい時期になることがあります。

RC造と天候の関係(どの地域でも共通)

コンクリートの打設は強い雨の日を避けて計画します。打設中に雨が降ると、表面の仕上がりや強度に影響します。

日平均気温が4℃以下になる時期は「寒中コンクリート」、25℃を超える時期は「暑中コンクリート」として、配合・養生の対策が必要です(日本建築学会 JASS 5)。どちらも型枠の存置期間や管理の手間が増えます。

躯体工事は1フロアごとの繰り返しなので、雨で1回の打設が延びると、その後のすべての階が後ろにずれます。

よくある質問

Q. 茨城県でRC造をするなら、何月に始めるのがよいですか?

県内の市区町村の中央値では、9月着工が約232日で最も早く終わります(晴天なら210日)。ただし市区町村によって違い、最も早い着工月が9月になるところが最も多くなっています。市区町村ごとの詳しい試算は、上の表から確認できます。

Q. 茨城県で雨の予備日は何日くらい見込めばいいですか?

着工月の中央値で見ると、晴天の工期に対して22〜36日ほど延びます。雨の多い市区町村や、梅雨・台風・冬にかかる着工月は、さらに余裕を見ておくと安心です。

計算方法と出典

  • 天候の値は、気象庁ホームページ「平年値(統計期間1991〜2020年)」のアメダス月別平年値・梅雨入りと梅雨明けの平年値・台風の平年値(気象庁 平年値のダウンロード)を、コウテイが市区町村ごとに整理・加工したものです。平年値は30年間の平均で、その年の天候を予報するものではありません。
  • 「1mm以上の雨の日」は日降水量が1mm以上の日で、雪の日も含みます。「強風の日」は日最大風速(10分間平均風速の1日の最大)が10m/s以上の日です。
  • 「作業が止まる日」は、工程ごとに止まる条件(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は30mm以上の大雨と強風)を決め、その日数を月の日数で割った割合を1日ごとに当てはめて計算しています。雨・風・雪が別々の日に起きると仮定しているため、実際より少し長めに出ることがあります。
  • 積雪10cm以上の日が月の半分を超える月は外の工事を止める(冬季休工)、日中の最高気温の平均が5℃未満の月は塗装・防水をしない、という前提です。雪囲いや仮設の上屋、採暖をして冬も施工する場合はこの限りではありません。
  • 工程と日数は、コウテイの「RC造 マンション・ビル新築」標準テンプレート(晴天なら何日かの目安)を使っています。現場の規模・人数・仕様で実際の工期は変わります。

データ更新日: 2026-10-28(平年値の統計期間: 1991〜2020年)

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