工事と天候 | 宮城県栗原市

栗原市で木造住宅の解体に向く時期と、天候で延びる工期

宮城県栗原市で木造住宅の解体をするとき、着工する月によって工期がどれだけ変わるかを、気象庁の平年値(築館観測所)で試算しました。晴天が続けば12日で終わる標準工程は、平年並みの天候なら3月着工で約13日、1月着工で約14日かかる計算です。どの月に始めても差は1日ほどで、栗原市は着工月による差が小さい地域です。

データ: 気象庁の平年値(1991〜2020年・築館観測所)を加工 / 更新日 2026-10-28

晴天が続けば
12日(標準工程)
いちばん早く終わる着工月
3月 → 約13日
いちばん延びる着工月
1月 → 約14日

着工月ごとの工期の目安(栗原市・平年並みの天候)

毎月1日に着工した場合に、雨・強風・積雪で作業が止まる日を見込んで、終わるまでに何日かかるかを計算しました。

晴天なら(12日)雨・強風などで延びる分
  • 1月着工14日
  • 2月着工14日
  • 3月着工13日
  • 4月着工13日
  • 5月着工13日
  • 6月着工13日
  • 7月着工13日
  • 8月着工13日
  • 9月着工13日
  • 10月着工13日
  • 11月着工13日
  • 12月着工13日
着工工期の目安晴天との差完了の目安重なる時期
1月1日約14日+2日1月14日ごろ—
2月1日約14日+2日2月14日ごろ—
3月1日約13日+1日3月13日ごろ—
4月1日約13日+1日4月13日ごろ—
5月1日約13日+1日5月13日ごろ—
6月1日約13日+1日6月13日ごろ梅雨
7月1日約13日+1日7月13日ごろ梅雨
8月1日約13日+1日8月13日ごろ台風
9月1日約13日+1日9月13日ごろ台風
10月1日約13日+1日10月13日ごろ台風
11月1日約13日+1日11月13日ごろ—
12月1日約13日+1日12月13日ごろ—

栗原市の木造解体は、着工月で工期がほとんど変わらない

木造解体の工程が止まるのは主に30mm以上の大雨・強風・積雪のときで、栗原市ではこうした日が月に0.9〜7.3日ほどです。そのため、どの月に着工しても約13〜14日で終わる計算です(晴天なら12日)。

栗原市で雨の日が少ないのは11月・1〜2月、多いのは7〜9月です。工期への影響は小さくても、雨の日は足元が悪くなり、段取りや片付けの手間は増えます。

栗原市の1mm以上の雨の日は年118日で、観測所のある全国881市区町村のうち多い順に505番目(ほぼ全国の中くらい)です。宮城県の17市区町村の中では多い順に4番目で、県内平均(年111日)より7日多くなっています。

栗原市で木造解体の作業が止まる日数(月別)

工程の種類ごとに、平年並みの天候で1か月に何日くらい作業できないかの目安です。「休」は積雪や低温のため、その月は外の工事を止める前提の月です。

工程の種類1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
解体(重機)/足場の組立・解体
止まる条件: 30mm以上の大雨・強風・積雪
7.36.12.81.91.31.21.71.61.81.30.93.832日
掘削・外構
止まる条件: 10mm以上の雨・積雪
7.763.83.13.64.45.84.44.33.42.24.253日

栗原市の月別の天候(平年値)

気象庁アメダス「築館」観測所の1991〜2020年の平均です。日数は「その条件になった日が1か月に平均何日あるか」を表します。

要素1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
1mm以上の雨の日
87.29.29.39.810.513.911.711.79.48.69118日
10mm以上の雨の日
1.10.92.63.13.64.45.84.44.33.42.11.237日
30mm以上の大雨の日
0.20.10.40.511.21.71.51.61.20.50.210.1日
強風の日
日最大風速10m/s以上
0.50.91.21.40.3000.10.20.10.30.66日
積雪10cm以上の日
6.85.31.300000000.13.117日
最高気温(平均)
℃
4.15.29.315.620.92427.128.624.919.3136.7
最低気温(平均)
℃
-4.7-4.4-1.82.99.414.618.819.815.58.31.9-2.4
猛暑日
最高気温35℃以上
0000000.3100001.3日
冬日
最低気温0℃未満
29.526.523.36.9000000.39.625.4122日
降水量
mm
4235738711213418515216613163501231mm

栗原市で3月に着工した場合の木造解体の工程表(天候込み)

木造解体工事の標準工程(7工程)を、栗原市の平年並みの天候で並べ直したものです。点線の枠が晴天続きの場合、色の付いたバーが雨などで止まる日を見込んだ期間です。

工程
3月8日目
近隣挨拶・届出
☂仮設・養生
内装解体(手壊し)
☂屋根・上物解体
☂基礎撤去
☂廃材搬出・整地
完了確認
平年並みの天候での期間晴天が続いた場合☂ 天候で止まる工程

工程ごとの「止まる条件」と日数

工程止まる条件晴天なら3月着工1月着工
近隣挨拶・届出天候の影響は小さい1日1日1日
仮設・養生強風・30mm以上の大雨・積雪1日1日1日
内装解体(手壊し)天候の影響は小さい3日3日3日
屋根・上物解体30mm以上の大雨・強風・積雪3日3日4日
基礎撤去10mm以上の雨・積雪2日2日3日
廃材搬出・整地10mm以上の雨・積雪2日2日3日
完了確認天候の影響は小さい1日1日1日

栗原市で工程表を組むときの季節の注意

  • 梅雨(東北南部地方: 6月12日ごろ〜7月24日ごろ)

    東北南部地方の梅雨入りは平年6月12日ごろ、梅雨明けは7月24日ごろです。木造解体で、天候で止まる工程がこの期間に重なるのは6〜7月に着工した場合です。栗原市の6月の1mm以上の雨の日は平年10.5日、7月は13.9日です。

  • 台風(東北への接近 年2.7回)

    東北への台風の接近は平年で年2.7回、最も多いのは9月(0.9回)です。接近が平年0.5回以上の月は8〜10月。台風が近づくと、足場のシートをたたむ・資材を固定するといった準備と後片付けで、前後の日も作業が止まります。木造解体でこの時期に外の工程がかかるのは、8〜10月に着工した場合です。

  • 冬の寒さと雪

    積雪10cm以上の日は年16.6日あり、12〜3月は雪で外の工事が止まる日があります。

  • 夏の暑さ

    猛暑日(最高気温35℃以上)は平年で年1.3日、7〜8月に集中します。屋根や外壁の作業は日中を避けて朝夕に寄せる日が出るため、その分の余裕を見ておきます。

  • 強風(日最大風速10m/s以上: 年6日)

    栗原市では、日最大風速が10m/s以上の日が年6日あり、多いのは2〜4月です(風を観測している全国712市区町村のうち、多い順に354番目)。高所の作業やクレーン作業は、10分間の平均風速が10m/s以上になると中止します。

木造解体と天候の関係(どの地域でも共通)

解体工事は粉じんを抑えるために散水しながら進めるので、小雨程度なら作業できます。止まるのは大雨と強風のときです。

強風の日は、養生シートのあおりや廃材の飛散の危険があり、重機での取り壊しも控えます。

基礎の撤去や整地は、雨が続いて地面がぬかるむと重機やダンプが入りにくくなります。

この工程表をもとに、自分の現場の工程表を作る

木造解体工事の標準工程(12日)は、Excelのテンプレートとして無料でダウンロードできます(登録不要)。栗原市で3月以外に着工する場合は、上の表の「晴天との差」くらいの予備日を工程表に入れておくと、雨で延びても引渡し日がずれにくくなります。

よくある質問

Q. 栗原市で木造解体をするなら、何月に始めるのがよいですか?

平年並みの天候なら、3〜5月に着工すると工期が短く済みます(3月着工で約13日)。反対に1月着工は約14日と最も長くなります。晴天が続いた場合の標準工期は12日です。

Q. 雨で延びる分は、工程表に何日くらい見込めばいいですか?

栗原市では、着工月によって1〜2日、平均で約1日延びる計算です。晴天の工期に8%前後の予備日を足しておくと、実際の天候に近い工程表になります。

Q. 梅雨の時期に木造解体はできますか?

できますが、雨で止まる日が増えます。栗原市の6月の1mm以上の雨の日は平年10.5日で、6月1日に着工すると工期は約13日(晴天なら12日)の見込みです。東北南部地方の梅雨明けは平年7月24日ごろなので、急がない工事なら梅雨明け後に回すのも一つの方法です。

Q. 冬(12〜2月)でも木造解体はできますか?

できます。栗原市の12〜2月の1mm以上の雨の日は月平均8.1日で、1月1日に着工した場合の工期は約14日です。

計算方法と出典

  • 天候の値は、気象庁ホームページ「平年値(統計期間1991〜2020年)」のアメダス月別平年値・梅雨入りと梅雨明けの平年値・台風の平年値(気象庁 平年値のダウンロード)を、コウテイが市区町村ごとに整理・加工したものです。平年値は30年間の平均で、その年の天候を予報するものではありません。
  • 「1mm以上の雨の日」は日降水量が1mm以上の日で、雪の日も含みます。「強風の日」は日最大風速(10分間平均風速の1日の最大)が10m/s以上の日です。
  • 栗原市の値は、市区町村内にある気象庁のアメダス観測所「築館」(標高25m)の平年値です。市内にはほかに駒ノ湯・鴬沢の観測所があり、標高や地形によって値は変わります。
  • 積雪は、約17.2km離れた「古川」の平年値です。
  • 「作業が止まる日」は、工程ごとに止まる条件(例: 塗装は1mm以上の雨、建方は雨と強風、解体は30mm以上の大雨と強風)を決め、その日数を月の日数で割った割合を1日ごとに当てはめて計算しています。雨・風・雪が別々の日に起きると仮定しているため、実際より少し長めに出ることがあります。
  • 積雪10cm以上の日が月の半分を超える月は外の工事を止める(冬季休工)、日中の最高気温の平均が5℃未満の月は塗装・防水をしない、という前提です。雪囲いや仮設の上屋、採暖をして冬も施工する場合はこの限りではありません。
  • 工程と日数は、コウテイの「木造解体工事」標準テンプレート(晴天なら何日かの目安)を使っています。現場の規模・人数・仕様で実際の工期は変わります。

データ更新日: 2026-10-28(平年値の統計期間: 1991〜2020年)

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