月間工程表テンプレート(Excel・無料)と書き方・記入例
月間工程表は、全体工程表をもとに1か月分の作業を日単位で示し、協力会社や資材の手配に使う工程表です。ここでは、A3横1枚の月間工程表(バーチャート)のExcelテンプレートを無料で配布し、書き方を記入例つきで解説します。月の初日を入れると日付と曜日が入り、作業ごとに開始日と日数を入れるとバーが自動で描かれます。
登録・メールアドレス不要/商用利用・改変可/「空の表」と「記入例」の2シート入り/土日・祝日を自動で色分け(2026〜2028年)
記入例(木造2階建ての着工月・2026年11月の例)
Excelの「記入例」シートと同じ内容です。全体工程表の「基礎工事」を、掘削・配筋・配筋検査・打設・養生のように作業の単位に分けて並べ、下の段に搬入や検査の予定を書きます。
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
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土
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月
火
水
木
金
土
日
月
バー=作業の期間(Excelでは開始日と日数を入れると自動で描かれます)。日曜・祝日は赤、土曜は黄で表示されます。
月間工程表に書く項目
月間工程表には、その月に行う作業を、全体工程表より一段細かい単位で並べます。全体工程表で「基礎工事」とまとめていた工程なら、掘削・砕石、配筋、配筋検査、コンクリート打設、養生・型枠解体のように分けます。作業ごとに協力会社、開始日、日数を書くと、終了日とバーは自動で入ります。下の段には、資材や重機の搬入、検査や立会い、近隣への連絡が必要な日など、日付が決まっている予定を書きます。
作り方の手順
- 1
全体工程表から対象の月を抜き出す — 翌月に入る工程を全体工程表から拾い、月をまたぐ工程も含めて並べます。
- 2
工程を作業の単位に分ける — 職種や段取りが変わるところで分けます。検査や打設のように1日で終わる節目は、独立した行にすると目立ちます。
- 3
協力会社と納期を確かめて日付を入れる — 各社の予定と資材の納期を聞き、開始日と日数を決めます。雨で止まりやすい外部作業には、後ろに余裕を残しておきます。
- 4
搬入・検査・立会いを下の段に書く — 生コンやプレカット材の搬入、検査機関の検査、施主の立会いなど、日付が動かしにくい予定を日ごとに書きます。
- 5
月末の打合せで翌月分を配る — 前月の下旬までに作って協力会社に配り、予定をすり合わせます。週ごとの細かい作業は週間工程表に落とし込みます。
いつ作り、どう直すか
月間工程表は、前の月の下旬に翌月分を作るのが一般的です。月の途中で天候や資材の遅れによって予定がずれたときは、その月の表を直して配り直し、ずれが翌月以降に及ぶときは全体工程表も合わせて直します。紙で配っていると、古い表が現場に残って混乱のもとになるため、配り直すときは日付や版を表に書いておくと安心です。
記入例の読み方
記入例は、木造2階建て住宅の着工月です。地鎮祭のあと、仮設(トイレ・電気・水道)と遣り方・墨出しで準備を整え、基礎は掘削・砕石、配筋、配筋検査、コンクリート打設、養生・型枠解体と進みます。配筋検査はコンクリートを打つ前に受ける必要があるため、検査の日を独立した行にし、翌日を打設日にしています。打設日は天気で動くことがあるので、連絡事項に判断の時刻を書いています。基礎の養生が終わったら土台敷き、足場、建方・上棟へとつながります。
全体・月間・週間工程表の違い
Excelファイルの仕様
| ファイル | Excelブック(.xlsx)。シートは「月間工程表」(空の表)・「記入例」・「使い方」の3枚 |
|---|---|
| 用紙 | A3横・1ページに収まる印刷設定 |
| 期間 | 1か月。B3「対象月(1日)」に月の初日を入れると日付と曜日が式で入り、29〜31日がない月は灰色になる |
| 行 | 作業20行(工種・作業、協力会社、開始日、日数、終了日)と、日ごとの搬入・検査・立会の段、今月の重点・連絡事項欄 |
| バー | 条件付き書式。開始日と日数を入れると、その期間のマスに色が付く(終了日は自動計算) |
| 色分け | 日曜・祝日=赤、土曜=黄、今日=青 |
| 利用条件 | 無料・登録不要。商用利用・改変可(再配布するときは出典 koutei.resw.jp の明記をお願いします) |
全体の工程表は、ブラウザ版で作って共有できます
月間工程表のもとになる全体工程表(着工から引渡しまでのバーチャート)は、工程表アプリ「コウテイ」で作れます。工事別のテンプレートから始めて、バーをドラッグして日程を直し、URL1本で施主や協力会社と共有できます。A3横の印刷も自動で整います。
よくある質問
Q. 月間工程表と全体工程表は何が違いますか?
全体工程表は着工から引渡しまでの大きな流れを工種ごとに示すもので、月間工程表はそのうち1か月分を作業ごと・日付ごとに細かくしたものです。全体工程表で流れを決め、月間工程表で協力会社や資材の手配を詰め、週間工程表で日々の作業指示を出す、という順に細かくしていきます。
Q. 工事が数か月続く場合はどうしますか?
毎月1枚ずつ作ります。シートをコピーしてB3を翌月の1日に変えると、日付と曜日が入れ替わります。月をまたぐ作業は、前の月の表から開始日と日数をそのまま写すと、新しい月の分だけバーが表示されます。
Q. テンプレートは無料ですか?
無料です。会員登録やメールアドレスの入力なしで、そのままダウンロードできます。商用利用・改変も自由です。再配布する場合だけ、出典(koutei.resw.jp)の明記をお願いしています。
Q. Googleスプレッドシートでも使えますか?
Googleドライブにアップロードすれば、Googleスプレッドシートで開いて編集できます。日付の式やバーの色付けは、スプレッドシートでも使える関数(AND・WEEKDAY・COUNTIFなど)で作っています。印刷の設定(A3横・1ページ)は引き継がれないため、印刷するときに用紙サイズと「1ページに収める」を指定してください。
Q. 作業が20行より多いときは?
行をコピーして「コピーしたセルの挿入」で貼り付けると、バーの色付けの設定ごと行を増やせます。行が多くなりすぎる場合は、同じ協力会社の作業をまとめるか、全体工程表に近い粒度に戻すと見やすくなります。


