歩掛りとは
ある作業を一定の量だけ行うのに必要な手間(作業員の人数×日数)や機械の量を数値で表したもの。工事の日数や費用を見積もる基礎になる。
歩掛りの意味
歩掛りは、ある作業を単位量だけ行うのに必要な手間を数値で表したものです。例えば「クロス張り100平方メートルあたり、内装工が1.5人日」のように表します。人日(にんにち)は、作業員1人が1日働く量を表す単位で、現場では人工(にんく)とも呼ばれます。歩掛りは、工事の日数や必要な人数、費用を見積もるための基礎データになります。
歩掛りから工期を見積もる
歩掛りを使うと、作業にかかる日数を計算できます。必要な手間(人日)は「施工量×歩掛り」で求められ、これを1日に投入する人数で割ると日数になります。例えば、クロス張り400平方メートルで、100平方メートルあたり1.5人日なら、必要な手間は6人日です。2人で作業すれば3日、3人なら2日が目安です。工程表の各工程の日数を、こうした根拠にもとづいて決めることで、無理のない工程になります。
歩掛りの調べ方と注意点
公共工事では、国や自治体が積算のための標準的な歩掛りを公表しています。民間の工事では、自社の過去の実績から歩掛りを作っておくと、見積もりと工程の精度が上がります。ただし、歩掛りは標準的な条件での値なので、狭い場所での作業や、高所での作業、複雑な形状の部分などでは手間が増えます。現場の条件に合わせて補正することが大切です。
コウテイでの扱い
「歩掛り」は、コウテイの工程表でそのまま作成・共有・A3印刷できます。ブラウザ完結・登録不要の無料プランあり。業種別テンプレートから数クリックで作成できます。
無料で工程表を作ってみる❓ よくある質問
Q. 歩掛りと人工(にんく)の違いは何ですか?
人工は作業員1人が1日働く量を表す単位で、歩掛りは単位量の作業に必要な人工などを数値で表したものです。歩掛りは「100平方メートルあたり1.5人工」のように、人工を使って表されます。
Q. 自社の歩掛りはどうやって作ればよいですか?
工事ごとに、作業の量と実際にかかった人数・日数を記録しておき、単位量あたりの手間を計算します。作業日報を残しておくと、実績の歩掛りを作りやすくなります。