フロート(余裕日数)とは
ある作業が遅れても、全体の工期や後の作業に影響しない余裕の日数。全体の工期に影響しない余裕をトータルフロート、後に続く作業の開始に影響しない余裕をフリーフロートという。
フロートとは
フロートは、作業を遅らせたり延ばしたりしても、工事全体の工期に影響が出ない余裕の日数のことです。ネットワーク工程表で使われる考え方で、余裕日数とも呼ばれます。フロートのある作業は多少遅れても問題ありませんが、フロートが0の作業は少しでも遅れると工期全体が遅れます。フロートが0の作業をつないだ経路が、クリティカルパスです。
トータルフロートとフリーフロート
トータルフロート(全余裕)は、その作業が遅れても全体の工期に影響しない最大の余裕日数です。フリーフロート(自由余裕)は、その作業が遅れても、すぐ後に続く作業の開始に影響しない余裕日数です。トータルフロートを使い切ると後の作業の余裕も減ってしまいますが、フリーフロートの範囲で遅れるなら、後の作業には影響しません。
求め方の考え方
トータルフロートは、その作業の最遅完了時刻から、最早開始時刻と所要日数を足したものを引いて求めます。フリーフロートは、後に続く作業の最早開始時刻から、その作業の最早開始時刻と所要日数を足したものを引いて求めます。施工管理技士の試験でよく出題される計算ですが、実務では工程表ソフトで自動的に計算することも多くなっています。
コウテイでの扱い
「フロート(余裕日数)」は、コウテイの工程表でそのまま作成・共有・A3印刷できます。ブラウザ完結・登録不要の無料プランあり。業種別テンプレートから数クリックで作成できます。
無料で工程表を作ってみる❓ よくある質問
Q. フロートとバッファは同じものですか?
似ていますが、フロートは作業同士のつながりの結果として生まれる余裕日数で、バッファは不確実な事態に備えて意図的に設ける予備の日数を指すことが多いです。
Q. フロートはどう活用すればよいですか?
フロートのある作業は、人員の平準化(山崩し)や天候への対応で日程を動かす余地として使えます。逆にフロートのない作業は、遅れないよう重点的に管理します。