元請・下請とは
発注者から直接工事を請け負う会社を元請、元請から工事の一部を請け負う会社を下請という。下請からさらに請け負う会社を二次下請と呼び、重なった構造を重層下請構造という。
元請と下請の役割
元請は、発注者から工事を直接請け負い、工事全体の責任を負う会社です。工事全体の計画と工程の管理、品質や安全の管理、発注者との協議などを行います。下請は、元請から基礎工事や電気工事など工事の一部を請け負い、その部分の施工を担当します。建設現場では、下請の会社を協力会社と呼ぶことも一般的です。
一次下請・二次下請と重層下請構造
元請から直接請け負う会社を一次下請、一次下請からさらに請け負う会社を二次下請と呼びます。建設業では、専門の工事ごとに会社が分かれているため、下請がいくつも重なる重層下請構造になりやすい特徴があります。重層化が進むと、責任の所在があいまいになったり、指示が伝わりにくくなったりするため、施工体制台帳などで体制を明らかにすることが求められています。
工程表を共有するときのポイント
元請が作る工程表は、下請の会社が自社の職人や資材を手配する基準になります。工程が変わったときに、一次下請だけでなく二次下請まで情報が届かないと、現場で手待ちや手戻りが起こります。全員が同じ最新の工程表を見られるように共有し、変更点をはっきり伝えることが、重層下請構造の現場では特に大切です。
コウテイでの扱い
「元請・下請」は、コウテイの工程表でそのまま作成・共有・A3印刷できます。ブラウザ完結・登録不要の無料プランあり。業種別テンプレートから数クリックで作成できます。
無料で工程表を作ってみる❓ よくある質問
Q. 元請と協力会社は同じ意味ですか?
協力会社は、元請から見た下請の会社を指して使われることが多い言葉です。元請は発注者から直接請け負う会社なので、意味は異なります。
Q. 下請に工事を丸ごと任せてもよいですか?
請け負った工事を一括してほかの会社に請け負わせる一括下請負(丸投げ)は、建設業法で原則として禁止されています。元請は、工事全体の施工に実質的に関わる必要があります。