雨仕舞とは
建物の中に雨水が入らないようにするための処理や工夫のこと。屋根・外壁・サッシまわり・ベランダなどの取り合い部分で特に重要になる。工事中に建物を雨から守ることを指す場合もある。
雨仕舞と防水の違い
雨仕舞は、雨水が建物の中に入らないように、水の流れを考えて部材の重ね方や勾配、隙間の処理を工夫することです。防水は、防水シートや防水材などで水を通さない層をつくることを指します。雨仕舞は「水を入れない・すぐに流す」考え方、防水は「水を通さない」考え方で、両方を組み合わせて建物を雨から守ります。
雨仕舞が重要な部位
雨漏りは、屋根の棟や谷、外壁とサッシの取り合い、外壁と屋根の取り合い、ベランダの床と壁の取り合い、配管の貫通部など、異なる部材が接する部分で起こりやすくなります。こうした部分では、防水シートの重ねる順番や、水切り金物の取り付け、シーリングの施工を丁寧に行うことが大切です。
工事中の雨仕舞と工程
工事の現場では、上棟から屋根の防水シート(ルーフィング)を張るまで、建物の中に雨が入りやすい状態が続きます。そのため、上棟後は屋根の下地とルーフィング、サッシの取り付け、外壁の防水シートの施工を優先し、早く建物を雨から守る状態にします。工程表では、上棟から雨仕舞が終わるまでの期間を短くまとめ、天候の予備日を確保しておきます。
コウテイでの扱い
「雨仕舞」は、コウテイの工程表でそのまま作成・共有・A3印刷できます。ブラウザ完結・登録不要の無料プランあり。業種別テンプレートから数クリックで作成できます。
無料で工程表を作ってみる❓ よくある質問
Q. 上棟の後に雨が降ったら大丈夫ですか?
屋根の防水シートを張るまでは、ブルーシートなどで養生して雨から守ります。構造材が濡れた場合は、十分に乾かしてから次の工程に進みます。上棟後は雨仕舞を優先して工程を組みます。
Q. 雨仕舞の不備は後から分かりますか?
雨漏りとして数年後に現れることもあります。施工中に、取り合い部分の防水シートの重ね方や水切りの取り付けを写真で記録しておくと、後からの確認や原因の特定に役立ちます。


