斜線式工程表とは
縦軸に日数、横軸に距離などの位置をとり、作業の進み具合を斜めの線で表す工程表。トンネル・道路・鉄道・管路など、一定の方向に進む工事で使われる。
斜線式工程表の仕組み
斜線式工程表は、横軸に工事の位置(起点からの距離など)、縦軸に日数(または日付)をとり、各作業がいつどこまで進むかを斜めの線で表します。線の傾きが作業の進む速さを示し、傾きが緩いほど1日に進む距離が長いことになります。座標式工程表と呼ばれることもあります。
どんな工事で使われるか
トンネルの掘削、道路の舗装、鉄道の線路、上下水道の管路など、一定の方向に向かって作業が進んでいく工事で使われます。こうした工事では、掘削・支保・覆工のように複数の作業が同じ場所を順番に追いかけて進むため、作業同士が近づきすぎて干渉しないかを確かめる必要があります。斜線式工程表なら、各作業の線の間隔で、作業同士の距離と時間の余裕が一目で分かります。
読み方と管理のポイント
2本の線が交わっていたら、同じ日に同じ場所で2つの作業が重なることを意味し、段取りの見直しが必要です。予定の線と実績の線を重ねて描けば、どの地点でどれだけ遅れているかも読み取れます。地質の変化や障害物で進む速さが変わる区間は、線の傾きを変えて計画しておくと、実際の工程に近い見通しが立てられます。
コウテイでの扱い
「斜線式工程表」は、コウテイの工程表でそのまま作成・共有・A3印刷できます。ブラウザ完結・登録不要の無料プランあり。業種別テンプレートから数クリックで作成できます。
無料で工程表を作ってみる❓ よくある質問
Q. 斜線式工程表とバーチャートの違いは何ですか?
バーチャートは作業ごとの期間を横棒で表すのに対し、斜線式工程表は作業が「いつ・どこまで」進むかを位置と日数の2軸で表します。一方向に進む工事で、場所ごとの進み具合を管理するのに向いています。
Q. 建築工事でも斜線式工程表を使いますか?
一般的な建築工事ではあまり使いません。建築ではバーチャート工程表やネットワーク工程表が主に使われ、斜線式は土木の線状の工事で使われることが多いです。