工程表 用語集

バナナ曲線とは

出来高累計曲線の上下に許容範囲の限界を示す2本の曲線を描いたもの。囲まれた範囲がバナナの形に似ていることからこう呼ばれ、実績がこの範囲内にあるかで工程の良し悪しを判断する。

バナナ曲線の構成

バナナ曲線は、横軸に工期の経過(時間)、縦軸に出来高の累計(%)をとり、上方許容限界曲線と下方許容限界曲線の2本を描いたものです。工事の始まりと終わりでは2本の曲線が近づき、中盤では間が広がるため、全体がバナナのような形になります。工程管理曲線とも呼ばれ、出来高累計曲線(Sカーブ)と組み合わせて使います。

実績の位置で工程を判断する

実際の出来高累計を同じ図に描き込み、その線が2本の許容限界曲線の間にあれば、工程は適正な範囲で進んでいると判断します。下方許容限界曲線より下にある場合は工程が遅れており、人員の追加や作業方法の見直しが必要です。上方許容限界曲線より上にある場合は、進みすぎています。一見よいことのようですが、無理な工程で品質や安全がおろそかになっていないか、原価がかかりすぎていないかを確認する必要があります。

施工管理技士試験での出題

バナナ曲線は、施工管理技士の試験で、図の読み方を問う形でよく出題されます。「実績が下方許容限界曲線を下回ったら工程を見直す」「上方許容限界曲線を上回るのも望ましくない」という2点を押さえておくと、多くの問題に対応できます。工期の初期と終期は許容範囲が狭いことも、よく問われるポイントです。

コウテイでの扱い

「バナナ曲線」は、コウテイの工程表でそのまま作成・共有・A3印刷できます。ブラウザ完結・登録不要の無料プランあり。業種別テンプレートから数クリックで作成できます。

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❓ よくある質問

Q. バナナ曲線の上に出たら良いことではないのですか?

工程が予定より早く進んでいることを示しますが、無理な工程による品質や安全の低下、原価の増加が起きていないかを確認する必要があります。許容範囲の中に収まっている状態が望ましいとされます。

Q. バナナ曲線は実務でも使われていますか?

大規模な工事や公共工事の進捗管理で使われることがあります。中小規模の工事では、バーチャート工程表で予定と実績を比べる方法が主流で、考え方として理解しておくと役立ちます。

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